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東京工業大学経営工学系 院試合格体験記

はじめに

はじめまして。2023年8月に大学院入試を受け、現在は東工大工学院経営工学系に通っている者です。他大からB日程にて合格し、ちょうど1年がたったため合格した過程について記したいと思います。

私は、数学が苦手&研究分野の変更という不利な状況から、東工大院に合格することができました。
今では希望の研究室に配属され、充実した日々を送っています。

\院試のメリット/
・就活が圧倒的に有利になる
・優秀な人と知り合える
・やりたい研究が好きなだけできる

数学科目が殆どC評価でも合格できた秘訣は「情報収集」と「効率的な勉強法」をしっかり計画したからです。効率的な勉強法のためには、とにかく情報を集めることが大事です。院試は情報戦です。

もう一度書きますが、院試は情報戦なので、情報が得られない外部生は不利になりがちです。特に経営工学系の情報は圧倒的に少なく、当時の私は院試に向けた情報が少ない中、周りの人はどうしているのか、これで受かるのだろうかと毎日不安がいっぱいでした。
情報の部分でかなり苦労したので、そういう人のために役立つ記事にしたいと思います。

このnoteでは
TOEICの点数・スケジュール・研究計画書の書き方・使用した参考書・勉強方法だけでなく、自分の出身大学・周りの合格者についても記しました。

なお、2024年から試験科目が数理のみになり、面接も対面になるなどの変更がありました。当時とは状況が異なるため、その点ご了承ください。

*購入者限定で、私のdiscordアカウントを公開します。院試についての質問や相談、何でもお受けします。
*随時加筆・修正を行います。


受験について

試験の流れ

まず、試験にはA日程(面接のみ)とB日程(筆記・面接)の2種類があります。
英語は事前にTOEICを受験し、英語の得点として換算されます。
また、経営工学系は出願の際に研究計画書を提出する必要があります(計画書の内容については後で記します)
A日程は内部生が中心ですが、外部生でもA日程の人は何人かいたようです。しかしgpaが4以上でもB日程だったり、研究分野を変えてもA日程になった人がいたので、外部生の判断基準はよく分からないです。
私のgpaは4以下で、B日程でした。

試験科目

私はB日程・数理科目で受験しました。(当時は数理と経済学の選択が可能でした)
数理科目は線形代数・統計・集合論・微積が範囲です。
最近の過去問は試験ページに乗ってると思うので、そちらを御覧ください↓


B日程受験人数

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