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川越少年刑務所での生活について

これは令和3年〜6年の3月までの話です。
川越少年刑務所ではどういう生活をしているか書きますまず川越少年刑務所では16〜26歳の人達が受刑しています中には資格を取るためにそれ以上の年齢の人が職業訓練を受けていることもあります川越少年刑務所では工場が1〜12工場あり経理作業では炊事、洗濯、図書計算、営繕、内装、居室整美、居室棟衛生係などがあります
1〜12工場は生産工場という場所で工場によって作るものが違います
それ以外の工場は刑務所の中のことをやる作業です炊事工場の場合土日、祝日も人によって作業があります
洗濯工場は受刑者の衣服を洗濯しますが何を洗濯するかは工場によって日程が決まっていますのでそれに合わせて洗濯工場に出します
営繕は刑務所で壊れたものなどを直す作業になりますここは経理作業の墓場と言われていました夏は暑く冬は寒いので
図書計算は2つの工場に分かれており図書は毎月購入した本と差し入れの本の検閲を行なっていてそれが終わり次第各工場の頼み主などに配られます早い日だと差し入れの通知がきて2日ほどで届きますが遅い時だと2〜3週間は届かないことがあります
もう一つの図書計算工場は川越少年刑務所に在籍している受刑者の働いた時間などを総まとめし給料計算をします各工場にいる計算係はこれを記入して作業が終わるまでに図書計算工場に送らなくてはいけません
居室整美は受刑者が寝泊まりしている部屋の棟を綺麗にしたり決められた日にゴミや洗剤を補充するなどと言ったことをしています
居室棟衛生係は部屋で生活をする人たちに作業を教え、与えると言ったことをしています基本エリートなので少し態度が悪いと思います
衛生係は居室棟だけでなく各工場に1〜2人います
各工場の衛生係、計算係は生産作業をやっていた人達でその役職に選ばれるの人は大体の人が叩き上げの人達です
刑務所での生活は朝6時40分に起床し6時50分に点検という人員確認が行われますこの点検というのは1日2回あり朝と夕方に行われます
7時には朝食が配られます川越少年刑務所のご飯は量は多いいです味は物によって美味しいものもありますが基本不味いですメニューも決まっており調味料などは出ません。薄味が基本ですが中にはとんでもなく味が濃いものもあります、昼が1番豪華な料理が出ることが多いいですが土日に限っては不味すぎます。
月に1度カップ麺が出る日があるのですがこれもドンキで50円くらいで売ってるものですですがそれを楽しみにしてる人はかなりいます
7時35分には工場に出役する時間なのでそれまでにトイレや洗顔などを済ませておき工場に持ち込むものがある場合は居室袋という物に入れて工場に持ち込みます、忘れ物をすると取りに行けないので必ず確認してから出ます確認する際も先輩に報告をします
出役すると朝検身というものを行います職員が一人一人パンツだけになり決められた動作をして物を持ち込んでいないか身体にあざなどがないかを確認しますこれは夕方作業が終わり部屋に戻る時も行われます。冬の時期などはマイナス5℃まで気温が下がるので寒くてみんな震えます行進してる時など前後の人と手が当たるとものすごく痛いので気をつけながら行進してます
工場では動きが決まっていて運動する時間は30分食事と休憩は40分トイレは4回プラス運動後に1回で水分補給はこのトイレとご飯の時だけできます、どうしても我慢ができない場合は各工場担当の職員に申し出て許可をもらいます無断で行くと懲罰の対象になります
昼は11時55分〜12時40分まででこの時は食堂に集まってご飯を食べますこの時はテレビも視聴することができます
作業中には面会、医務、分類、教育、処遇、会計というものに呼ばれる場合があるのでその時は計算係の人にどこに行くかそして帰ってきたら戻ったことを報告します
作業時間は基本7時間半と決まっていてそこから何分いなくなったかで作業時間を引いてこれを工場にいる人分やります
工場からいなくなる人も多いいので計算係の人はかなり大変です荷物を送ったりしなくてはならないのでですがその分他の人達よりはやりがいもあるし1日が過ぎるのが早いと思います
いじめなどについては次に

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