5-16 イギリス編 長期滞在のディープな魅力 ベテランスペイン撮影コーディネーターのぶらり旅
6月27日 16日目 ケンブリッジ
今朝は昨日から5°Cも気温が下がり肌寒いくらい。友人は曇りで涼しいのでご機嫌。朝から庭仕事に励んでいてアクティブ。朝ご飯を食べたら、以前私がケンブリッジノースへのバスの車中から見つけて、一度行ってみたチャリティーショップとガーデニング店に行きたいと言うので出発。チャリティショップは4年ぐらい前にできたそう。子供の医療向けの店。友人は木製パズルと器を一つ。私はお皿とギフトカードを一枚買う。お皿はイギリスらしい焼き物で、何とも言えない色合いが一目で気に入る。本と花と陶器に弱い私。これらの店に入って手ぶらで出てくるのは非常に難しい。
お隣のガーデニングショップは車を持たない人達が郊外に行かなくても色々揃う便利な店。植木からたわし、面白いところでは自家製のお酒を造る道具が色々。ビール、ワイン、りんご酒などなど。年配の父子はとても感じが良い。こういう個人商店も結構好きだ。帰る途中、歩道に新たに植えられた木の袋の部分に排水車から水を注入している所を見かける。面白い発想。
お昼は友人のリクエストのフィデウア。カタルニア地方でよく食べられる、短くて細いパスタパエージャ(と私は呼んでいる)の魚介味。今日は冷凍の小さいイカ(イギリス人はふつう食べないので、売っていなくて中華食材店でようやく見つける)、冷凍の海老そして昨日買った蟹を半分入れる。パスタを香ばしく仕上げるコツはまず揚げておくこと。大きめのフライパンにみじん切りのニンニク、玉ねぎを良く炒め、トマトの水煮缶を3/1位加える。ペースト状になったら魚介を加えてさっと火を通し、パプリカ、サフラン、塩コショウをして、パスタを加え、別に温めておいた魚介の出汁を加えて火が万遍に渡るよう時々動かす。ぱちぱちと下の方がうっすら焦げたら火を止めて蓋をして5分ほど蒸らして出来上がり。
食べる時に味変でつけるアリオリはニンニク入りマヨネーズ。これは卵を使わずに牛乳、サラダオイル、塩、ニンニクで作る。さっぱりしているので、野菜やトルティージャなどにも合う。
友人が種を蒔いたしその葉が毎日沢山採れるので、先日日本の友人に聞いた、しそのジェノベーゼを作ってみる。バジルもしそ科だし、カッペリーニや素麺でたべてもおいしそうだ。
夕方空一面に鱗雲が。細かくてとてもきれいだった。
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