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黒松

巨人の大腿のような幹

地面深く屹立し、枝葉を空に躍らせている   

庭園の一隅に風格あり 

その佇まいに圧倒されて思わず触れたくなった

亀甲状の肌と、ごつごつとした威厳 

けれど素朴な親しみ

生命と生命が相対するとき


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