幸せを感じながら生きていく
私は子供を産んで心底良かったと思う。
でもそう思えない時も正直あった。
子供が教えてくれた事の一つに、どんな事も過ぎ去るという事がある。その時どんなに辛いと感じていても、いつか過ぎ去る。逆にどんなに浮かれていてもいつか過ぎ去る。(←こっちは直ぐ過ぎ去る!笑)
今思い返せば仏教の教えにもそんな事があったな。ふに落ちるのは意外とひょんな事から。
そうそう話は戻って、そう。私は子供を産んで良かったのだ。
子供が出来ると、出来ない事だらけになる。今まで何となく出来ていた事が全然出来なくなる。それ程に子育ては忙しい。自分一人では到底生きていけない事が浮き彫りになる。誰かの助けを借りて、不完全な自分が人を育てる。完璧には何一つ出来なくて、なんやかんやと日々は過ぎて、それでも子供は育っていく。
子供は保育園に通い始め、私は自分の時間も持てるようになった。
そんな毎日の中で色んな事に気付いていく。
子供を幸せにしたいときっと親ならば誰もが思うよね。
でも幸せにしようと力めば力むほど、子供は窮屈になっていくような気がする。
「子育ては気楽に」と、ある女性からアドバイスを貰っていた。その女性は、今は子育てを終えて子供と単なる親子関係を超えて、良き親友のようになっている、私の大切なお友達だ。
その言葉はとてもいい言葉だった。幸せにしてあげたければしてあげたいほど、肩の力を抜いて気楽に子育てが丁度良い。
力が入っていると感じた時はその言葉を思い出して力を抜くようにしていた。
そして子供が成長し徐々に手が掛からなくなって来ると、自分自身の幸せも欲しくなる。
子供は親の背中を見て育つのが本当であれば、私が幸せで無ければ子供は幸せになれないのでは?
自分自身の理想を考え始める。理想に近づけようと力だ入る。
ああもっともっと肩の力を抜かなければ!←既に力が入っている笑
そして人の話を聞いたり、本を読んだりして私なりに気づいた事。
「誰も幸せにはなれない。」
「だだし、幸せと感じる事は誰にでも出来る。」
私が幸せを感じる事が出来ていれば、
子供はきっと自分自身で幸せを感じながら生きていける。
子供の為に私が力を抜くことを覚えた。
母は強しとはこういう事かな。
おしまい
また子育ての事かきたい。色々書き残しておきたいなぁ。
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