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オンライン・ライブ授業、スタート!問題点&サポートする親のあり方について 休校中のギフテッド(?)の過ごし方⑥

ライブ授業初日、母、締め出される

コロナ休校中のオンライン学習、ついにうちの子の学校でもライブ授業がスタートしました。Web会議ソフトのZoomを利用し、クラス全員が参加する初のライブによるオンライン授業。

問題なくZoomが使えるように前日から準備、当日も授業開始15分前から部屋にスタンバイする子供。

「部屋のドア閉めるから!授業中は絶対に入ってこないでね!」と硬く言われ、締め出しを食らった私。しょうがないので、「家政婦は見た!」並みにドアの外から聞き耳を立てておりました(笑)。

オンライン・ライブ授業の問題点は?

ドア越しからは先生や生徒が喋っているのが聞こえるのですが、内容までは判別できない(チッ)。外から聞く限りでは滞りなく授業が進んだかと思っていたら、部屋から出てきた子供が一言、

「音が悪い・・・」

クラスの生徒20数名、その全員が集まるため、最初、ハウリングでエコーや不快音が鳴りまくっていた模様・・・。マイクをオフにし、ハウリングは解消したようですが、音質自体はあまりよくなかったようです。

オンライン・ライブ授業は正規授業の代替になる?

音質のことはとりあえず置いておいて、授業自体はどうだったのか、尋ねてみました。するとウチの子、曰く「無いよりかはマシだけど、学校での授業とは違う、そういうレベル。」とのこと。

ハウリング問題で発言者以外はマイクをオフにしているので、ディスカッションが難しい、授業中、生徒同士でやりとりがしづらいことが問題のよう。

小学校からディスカッション系の授業が多いヨーロッパの小学校。「先生から生徒」という一方方向的な授業の場合だったら、やりやすいのかもしれません。それともハウリングしないで、全員発言できるようなオンライン授業用ソフトってあったりします?

オンライン学習の盲点?親のサポートは想像以上に幅広い

先生側もやりとりがしづらいという問題を察したのか、次のライブ授業ではイースター休暇前に出ていた課題を各生徒がプレゼンテーションすることなりました。これなら、まず一人の生徒がプレゼン、質疑応答の際のやりとりは先生が割り振りできるのでハウリングも少ない、ナイスです、先生!

出ていた課題のテーマは「エジプト文明」。うちの子もパワーポイントを使い、すでに課題を提出済み。昨日の授業が終わった後、子供が

「・・・マズイ、僕のやつ点が低いかも。」と。

うちの子はエジプト文明で一番興味があった「ピラミッド」についてまとめたのですが、他の子は「エジプト文明全般」をまとめていたとのこと。ページ数にもその差が歴然と現れていたそうで・・・。

「・・・そりゃ、マズイね。」と言うしかない私。

学校で課題を作成する場合、他の子の様子が分かるし、作成途中で先生の指導が入るので、要求されているレベルに達したものを作り上げられる可能性が高い。でも、自宅でやる場合は基本一人で判断していかなくてはいけない。そして判断ミスをした場合、自分でそのことに気づかない限り、修正が難しい・・・。

オンラインで出されていた資料や動画は全部目を通していたのですが、一番興味のあることだけに絞って課題作成をしてしまったうちの子・・・。作成前にポイントの選び方や出来上がったものを親が軽くチェックはしていたのですが、子供だけでなく、親も課題の意図が完全に読みきれていなかった模様・・・。

「オンライン学習は親のサポートが無いと成功しづらい」と聞いてはいましたが、そのサポートとは技術的なサポートだけでなく、もっと幅広いものなんだなと身を以て実感しております・・・。

まだウチの子の発表がいつになるのか決まっていませんが、提出済みの課題なので変更は不可・・・。もしかしたらプレゼンの方法でなんとかリカバリーできるかもしれない、かな???いや、まぁ無理かな・・・。

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