どうやって独学で一橋に? 勉強法(2次):英語編
皆さん初めまして、一橋大学社会学部に在学中で「HUEEC」(@hit_u_exam)という団体で活動している、だいすけと言います!
「バシカツ!」というチャンネル名でYoutubeでも活動しているので、よろしければぜひご覧ください!勉強法や参考書の解説のみならず、大喜利やあるあるなどエンタメ方向の企画も行っております!!
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今回のマガジンでは、タイトルの通り、僕がどのようにして塾や家庭教師を利用せず、現役で一橋大学社会学部に合格したのかというテーマで記事を書いていきたいと思います。
さて、本日は私がどのように2次試験に向けて英語の勉強をしてきたのかというテーマで記事を書いていきたいと思います。
まず皆さんに思い出してほしいことは、戦略編で話したどのように勉強のスケジュールを立てていくのかという部分です。その記事がコチラ!https://note.com/huecc_daisuke/n/n7d5015f4226a
というわけで、一橋大学社会学部の2次試験「外国語(英語)」の配点は、なんと 280点/820点となっており、非常に大きな配点となっております。つまり、もし英語で失敗すると大きなディスアドバンテージになってしまうというわけです。私も非常に英語に重点を置いて勉強してきました。今回は、2次の勉強について記しますので、前提としてセンター英語(共通テスト英語リーディング)で8割以上得点できる基礎力が必要になります。
使った参考書:ターゲット1900,鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁,ターゲット1000,Always1001,Breakthrough英文法36章,POWERSTAGE,英文解釈の技術100(無印),入試必携英作文,一橋大学の英語15か年,青本
2次試験の英語の勉強を始める前に、前提として共通テスト8割以上は得点しておきましょう。基礎レベルの単語・文法が入っていなければお話になりません。目安として、ターゲット1900のすべての単語(最後の400語を含む)を綴りを見て即座に意味が言えるレベル、Breakthrough英文法36章に掲載されている問題はすらすら解け、その解説も自分でできるレベルがあれば十分かと思います。この基準はおそらく8月までにクリアしていると思います。現役生はこれくらいのスピード感でやらないと浪人と戦えません。
まず、英単語及び熟語に関してですが、そもそもの取り組み方として一周目は、知っている単語と知らない単語の分別作業です。知っている単語は斜め線で消します。二周目以降は知らない単語のみを周回します。その過程で知っている単語が増えてくると思いますので、その都度知っている単語は斜め線で消していきましょう。知っている単語を周回してもただの時間の無駄です。また、覚えようとしなくていいです。知らない間に覚えていることが理想なので、短期間で何回も何十回も周回しましょう。ターゲット1900が完璧になったら、鉄壁に移ります。鉄壁もやり方は一緒です。鉄壁は50セクションあるのですが、私は最初の一周は1日5セクション×10日で一周しました。二周目以降は1日10セクション×5日で一周です。これを二次試験まで繰り返したので、もはや何周したのかもわからないし鉄壁はぼろぼろになりました。熟語ですが、私はAlways1001という熟語帳に取り組みましたがこれは別にやらなくてよかったです。ターゲット1000で十分でした。ターゲット1000は学校で配られたような気がします。これもやり方は一緒で、一周目は1日100単語×10日、二周目以降は1日200単語×5日で一周しました。これも二次試験まで繰り返しました。これと並行して、ターゲット1900の復習も欠かさないでください。私は、1日400単語×5日で一周していました。これも二次試験まで繰り返しました。これだけやれば、単語あるいは熟語で困ることはありません。これでも知らない単語が出てくれば、それはその都度覚えるか推測で解きましょう。どうせ誰も知りませんし、そこで点数は左右されません。
次に、英文法ですが、Breakthroughが完璧ならPOWERSTAGE(NextStageでもVintageでも学校配布のもので充分です)を英単語と同じ方式で周回します。ただし、「解けた問題」の定義は、自力で何も見ず解いた上で、なぜその答えが正解なのかを自分より英語ができない人に向けて解説できる問題です。英文法は勘や運で当てても何の意味もありません。ここまでストイックに英文法に向き合えるかが、このあとの英文解釈、ひいては長文読解において重要になってきます。品詞の取り間違え一つで、英文和訳が0点になることなんて往々にしてあります。できる問題を増やしていけば、一周当たりの時間はかなり短くなります。私は二次試験直前は、5日で一周していたような気がします。
続いて、英文解釈についてですが、一橋大学を受ける方は必ず行いましょう。一橋大学には帰国子女が受けに来ます(一般生枠で)。彼らと戦うには、簡単な問題を落とさず、英作文を人並みに書く。これしかありません。彼らにとって、一橋の和文英訳なんて簡単です。一方僕ら純ジャパにとってはかなり難しいですよね。なので、英文解釈の練習をして厳密に文章の構造をとり、訳すことが大切です。この能力は速読にもつながってきます。精読を繰り返せば、速く正確に読むことができるようになりますので。私は、英文解釈の技術100(入門も基礎も使っておらず、無印のみ)を使っていました。やり方は、例題の文章(下線部以外も)を自分の力だけで訳します。次に訳出例と照らし合わせながら、明らかに自分の訳とは異なる部分を見つけ原因を分析しましょう。単語の意味を取り違えたなら覚えなおせばいいですし、文法事項の理解が浅かったならBreakthroughに戻りましょう。ここで注意点がありまして、訳出例が「きれいな訳」すぎます。僕らにはこんなの書けません。ですので、直訳のようになってしまっていても、文章のつながりや意味があっていれば問題ありません。不安なら先生に見てもらいましょう。最初の一周は一日4題×25日、二周目以降はできなかったところのみをやるという形ですかね。これも二次試験まで繰り返しました。
次に、英作文ですが、私は学校で配布された入試必携英作文を使っていました。竹岡広信先生でしたね確かこれ。まあこれじゃなくてもいいんですけど、どの参考書を使ってもやることは一緒です。日本語の表現をどのように言い換えているかを確認し、それを丸覚えします。問題は解かなくても覚えられるなら解かなくていいです。これも二次試験まで繰り返し覚えました。もちろん2周目以降は、覚えられていない例文のみ覚えます。わかってきましたね。英語は、単語あるいは文法、言い換え表現が入っていなければ長文解いても意味ないです。
長文ですが、1日1題は必ず問題読みましょうね。センター試験の長文は英語力のメンテナンスにちょうどよいので、9月か10月から一橋の長文読み始めるまでは必ず1日1題読みましょう。センターじゃなくても、やっておきない300,500,700,でもハイパートレーニングでもいいです。一回目は普通に問題解いてください。問題解き終わって答え合わせをして、解説を読みます。そのあと、文章全部SVOCMふって文構造とってください。その文章の構造や使われている英文法や単語まですべて理解したら、あとはひたすら音読しましょう。これを一日一題できたら相当英語力つきますよ、おすすめです。
最後に過去問演習です。私は英語が得意だったので、9月から過去問解き始めました。必ず最新年度の1年前からから説き始めてください。最新年度は直前の腕試しに用いるので取っておきますが、古いほうから解いてしまうと傾向が結構違うので混乱します。9月から11月までは一週間で一年分といていました。日曜日に解いて、あとの6日でその年の問題は隅から隅まで説明できるように復習しました。この際、必ず先生に添削してもらいましょう。自分の力で答え合わせは限界があります。英語が得意だからと言って自分の文章や回答を自分で採点すると必ず甘さが出ます。復讐の仕方は簡単です。添削してもらったものと解説も用いて、何か間違いの原因か探します。その部分の復習をします。あとは長文は音読、リスニングはスクリプト見ながらシャドーイングです。センター試験終わってからは、1日1年分解いていました。もちろん添削もしていただいてましたよ。言い方は悪いですが、先生方を思う存分利用しましょう。質問しまくりましょう。現役生で塾に通っていないならこれくらいはしないと合格しません。
英語に関してはこんなところでしょうか。今後も勉強方法について発信していくので、ご参考にしていただければ幸いです!
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