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元証券ウーマンが不動産投資で7億円【重要部分まとめ】


元証券ウーマンが不動産投資で7億円

こんにちは
不動産投資の、本要約チャンネルの徳川です。

今日は、八木エミリーさんの『元証券ウーマンが不動産投資で7億円』という本を詳しく紹介していきます。
この本を手に取ったのは、不動産投資に興味があったからです。 株式投資の経験はありましたが、不動産投資は未知の世界。 そんな中、この本に出会いました。
実際に読んでみて、衝撃を受けました。 なんと著者の八木さんは、年収460万円の証券ウーマンから、わずか5年で不動産投資により資産7億5000万円を築き上げたというのです。 一体どのようにして、そんな偉業を成し遂げたのか。 その秘密が、この本には詰まっています。

本書を通して、不動産投資で成功するために必要な考え方や取り組み方について、多くの学びを得ることができました。 きっと、この本は、不動産投資に興味がある方、これから始めてみたいと考えている方にとって、大いに参考になるはずです。
八木さんが、どのようにして不動産投資で成功を収めていったのか。 そのエッセンスを、できる限り具体的にお伝えしていきます。

■序章「ゼロからはじめる不動産投資の心得―逆算して計画する力」

この章で八木さんが強調しているのは、不動産投資で成功するためには「逆算して計画する力」が必要不可欠だということです。
つまり、最終的な目標から逆算して、今何をすべきかを明確に計画することが大切だというのです。

八木さん自身、40歳までに資産100億円を築くという壮大な目標を掲げています。
しかし、それは漠然とした夢物語ではありません。
八木さんは、その目標を実現するために、まず不動産投資で7億5000万円を築くという、具体的な通過点を設定しました。

そして、そこからさらに逆算して、5年後、3年後、1年後の目標を明確にし、それを達成するための行動計画を綿密に立てていったのです。

夢や目標を実現するためには、まずはその夢や目標をはっきりとさせること。
そして、そこから逆算して、具体的な行動計画を立てること。
この一連のプロセスを習慣化することが、成功への近道なのだと八木さんは力説しています。

また八木さんは、不動産投資を始めるに当たって、「自己資金300万円でスタートした」というエピソードも紹介しています。
サラリーマンとしての給与を着実に貯蓄し、それを元手に不動産投資の世界に飛び込んでいったのです。
八木さんの行動力と実行力には、頭が下がる思いです。

私が特に共感したのは、「目標を明確にし、逆算して計画を立てる」という考え方です。
ただ漠然と「頑張ろう」と思うだけでは、なかなか前に進むことはできません。
まずは目標を明確にし、そこから逆算して具体的な行動計画を立てる。
そして、その計画に沿って着実に行動を積み重ねていく。
そうすることで、少しずつでも確実に目標に近づいていくことができるはずです。

続く第1章では、不動産投資の魅力について、より詳しく述べられています。

■第1章 お金から自由になる不動産投資の極意―人生のビジョンを持って成功する力

この章で八木さんは、不動産投資の最大の魅力は「お金から自由になれること」だと語っています。
不動産投資による家賃収入は、安定的かつ継続的にキャッシュフローを生み出してくれます。
つまり、毎月の給与に依存せずとも、不動産からの収入だけで生活していくことが可能になるのです。
これこそが、不動産投資の醍醐味だと八木さんは力説しています。
ただし、不動産投資でお金から自由になるためには、ただ漠然と物件を購入すればいいというものではありません。

八木さんは、不動産投資で成功するためには「人生のビジョンを持つこと」が不可欠だと述べています。
なぜ不動産投資をするのか、その先にどのような人生を描いているのか、といったビジョンを明確に持つことが大切だというのです。
八木さん自身、不動産投資を始めた理由は、地元の経済を活性化させたいという崇高な目的があったから。
この明確な目的意識があったからこそ、投資に対する情熱を持続することができ、結果として大きな成功を収めることができたのだと語っています。

また八木さんは、不動産投資の魅力として、「レバレッジ効果」についても言及しています。
不動産投資では、金融機関からの融資を活用することで、自己資金以上の物件を購入することができます。

つまり、少ない自己資金で大きな資産を築くことができるのです。
八木さんはこの「レバレッジ効果」を最大限に活用することで、わずか5年で7億5000万円もの資産を築き上げることができたのです。
ただし、レバレッジは諸刃の剣。
適切にコントロールできなければ、大きなリスクにもなり得ます。
だからこそ、不動産投資には明確な目的意識とビジョンが必要不可欠なのだと、八木さんは再度強調しています。

家賃収入によって、お金に縛られない自由な人生を手に入れられる可能性がある。
そして、レバレッジ効果を活用することで、少ない自己資金でも大きな資産を築くことができる。
これらは、不動産投資ならではの大きなメリットだと言えます。
ただ同時に、八木さんが強調していた「人生のビジョンを持つこと」の重要性も痛感しました。
八木さんのように、明確な目的意識を持ち、そこから逆算して行動計画を立てていくことが、不動産投資で成功するためには欠かせないのだと感じました。

■第2章 失敗しない物件選びのコツ―調査して営業する力

この章では、不動産投資で最も重要とも言える「物件選び」のノウハウが、具体的に解説されています。 八木さんは、良い物件を見極めるためには「調査して営業する力」が必要不可欠だと強調しています。

まず大切なのは、物件選びを不動産会社任せにしないということ。 たとえ不動産会社から「おすすめの物件」として提案されたとしても、必ず自分の目で見て確かめる必要があるのです。 八木さんは、実際に現地に足を運び、周辺環境や建物の状態を入念にチェックすることを徹底しているそうです。

また、物件の調査では、数字の分析も欠かせません。 不動産会社から提示された収支シミュレーションをそのまま鵜呑みにするのではなく、自分で空室率や経費を慎重に見積もり直すことが大切だと八木さんは述べています。 特に空室率は、物件の収益性を大きく左右する要因。 過去の空室率の推移や、周辺の競合物件の状況など、入念にリサーチすることが求められます。
八木さんは、このような地道な調査と分析を繰り返すことで、優良な物件を見極めることができるのだと力説しています。 そして、優良物件を見つけたら、次は営業の力が試されます。 物件の購入に際しては、不動産会社との値段交渉が欠かせません。 八木さんは、徹底的に調査した上で、相場よりも安い価格を提示し、粘り強く交渉することで、多くの物件を割安で購入することに成功しているそうです。
不動産投資では、どんな物件を購入するかによって、収益性が大きく変わってきます。 だからこそ、自分の目で見て、数字で分析し、慎重に物件を選ぶことが何より大切なのだと感じました。

また、八木さんが実践している「調査して営業する」というスタンスも、大いに参考になりました。 不動産投資は、単に物件を購入すれば終わりではありません。 物件の情報を徹底的に集め、分析し、そして営業活動によって良い条件で購入する。 このような一連の流れを地道に繰り返すことが、成功への道につながるのだと教えられた気がします。

■第3章 金融機関から融資を受ける秘訣―自己アピールして交渉する力

この章では、不動産投資で欠かせない資金調達、つまり金融機関からの融資を受ける際の秘訣が披露されています。 八木さんは、融資審査に通るためには「自己アピールして交渉する力」が試されると述べています。

まず重要なのは、融資を受ける前の入念な準備です。 八木さんは、金融機関に提出する事業計画書の作成に、とりわけ力を入れているそうです。 物件の収支見込みや、借り入れ金の返済計画など、詳細な数字を示すことで、投資の実現可能性を明確に伝えることが大切だと言います。

また、自己資金の額や、物件の管理体制なども、しっかりとアピールするポイントだそうです。
ただし、いくら緻密な事業計画書を作成しても、それだけでは金融機関の心を動かすことは難しいかもしれません。 八木さんは、事業計画書と併せて、自分の思いを伝える手紙を添えることをおすすめしています。 不動産投資に取り組む理由や、物件への思い入れなどを、誠実に綴ることで、金融機関の担当者の共感を得ることができるのだそうです。 ロジカルな面とエモーショナルな面、両方から訴求することが融資審査通過の鍵になるのだと、八木さんは力説しています。

また、金融機関との交渉の際には、言葉選びにも注意が必要だそうです。 「不動産投資」という言葉を使うよりも、「不動産賃貸業」と言い換えることで、事業としての安定感を印象づけることができるのだとか。 このような細かいテクニックの数々は、八木さんが実際の交渉で培ってきたノウハウだからこそ、説得力があります。
いくら優良な物件を見つけても、資金がなければ購入することはできません。
その意味で、金融機関からの融資を受けられるかどうかは、不動産投資の成否を分ける大きな要因だと言えます。
自分の強みや思いを、ロジカルにもエモーショナルにも伝えていく。 そのような姿勢があれば、どんな難しい交渉でも道は開けるはずです。

■第4章 空室に悩まない賃貸経営の秘訣―理性と感情で行動する力

この章では、不動産投資で避けては通れない「空室リスク」への対策が解説されています。 八木さんは、空室を出さないためには「理性と感情で行動する力」が重要だと述べています。

まず「理性」の面では、入居者の立場に立って物件の魅力を冷静に分析することが大切だと八木さんは言います。 家賃は適正な水準に設定されているか、設備は充実しているか、周辺環境は良好か。
このような点を、客観的な目線で徹底的にチェックすることが求められます。 その上で、物件の強みを最大限にアピールする広告戦略を立てることが、空室対策の第一歩になるのだそうです。

一方「感情」の面では、入居者との信頼関係構築が欠かせないと八木さんは強調します。 入居者の要望にはできる限り柔軟に対応し、コミュニケーションを大切にすること。 トラブルがあった際にも、誠実に対応することで、入居者との絆を深めていくことができるのだそうです。 このような感情に訴える姿勢があってこそ、長期的な入居につながるのだと八木さんは力説しています。

また八木さんは、空室対策として、リフォームの重要性についても言及しています。 入居者のニーズを捉えたリフォームを行うことで、物件の競争力を高めることができるのだとか。 例えば、ペット可物件へのリフォームや、セキュリティ設備の充実など、時代に合わせた設備投資が空室率の低下につながるケースが多いそうです。

この章を読んで、改めて空室対策の奥深さを感じました。 単に家賃を下げれば入居者が来るというものではありません。 物件の魅力を冷静に分析し、それを的確に伝える広告戦略。

そして、入居者との信頼関係を築く誠実な姿勢。 さらには、時代に合わせたリフォームの実施。 これら理性と感情、両面からのアプローチがあって初めて、安定的な賃貸経営が可能になるのだと教えられました。

■第5章 タイプ別おすすめ不動産投資―自分を客観視して投資する力

この章では、読者のタイプ別におすすめの不動産投資手法が紹介されています。 八木さんは、成功する不動産投資家になるためには、「自分を客観視して投資する力」が必要不可欠だと述べています。 つまり、自分の資力、時間、リスク許容度などを冷静に分析し、それに見合った投資手法を選ぶことが大切だというのです。

例えば、サラリーマンで時間に制約がある人には、管理の手間があまりかからない「一棟マンション投資」がおすすめだそうです。 一方、より高い利回りを求める人には、リフォームによって付加価値を高められる「中古アパート投資」が向いているとのこと。

また、長期的に安定した収入を求める人には、入居者の入れ替わりが少ない「一棟アパート投資」が最適だと八木さんは言います。
このように、自分の置かれた状況や目的に合わせて投資手法を選ぶことが、失敗しない不動産投資の鉄則なのだそうです。 「この本を読んだから、みんなが一棟アパートを買えばいいというわけではありません」と八木さんは念を押します。 あくまでも、自分に合った投資スタイルを見つけることが大切なのだと強調しているのです。

また八木さんは、自分に合った投資手法を見つけたら、その手法に特化して知識とスキルを磨くことが成功への近道だとも述べています。 投資対象を広げすぎるのではなく、得意分野を深く掘り下げることで、他の追随を許さない専門性を身につけることができるのだそうです。 「器用貧乏になるよりも、不器用で結構です。ただし、その不器用さが武器になるくらいに極めることが大切なのです」 この八木さんの言葉は、不動産投資に限らず、あらゆる分野で専門性を高めるためのヒントになりそうです。

アパート、マンション、戸建てなど、投資対象は様々。 それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがあります。 だからこそ、まずは自分自身を見つめ直し、目的や状況に合った投資手法を選ぶことが大切なのだと教えられた気がします。

また、「得意分野を徹底的に極める」という八木さんの考え方にも大いに共感しました。 ともすれば、あれもこれもと手を広げがちですが、本当の成功のためには、一つのことを深く追求する覚悟が必要なのかもしれません。

■まとめ

八木エミリーさんの『元証券ウーマンが不動産投資で7億円』の紹介は以上です。
本書は、不動産投資の具体的なノウハウだけでなく、人生や仕事に対する普遍的な教訓も数多く含まれた、まさに「一読の価値ある良書」だったと感じています。
この本を通じて分かったことは、主に以下の4つです。

1つ目は、不動産投資で成功するためには「逆算して計画する力」が必要不可欠だということ。 最終的な目標から逆算して、今何をすべきかを明確に計画することが大切なのです。

2つ目は、不動産投資の最大の魅力は「お金から自由になれること」だということ。 家賃収入によって、安定的かつ継続的にキャッシュフローを得られるのが不動産投資の強みなのです。

3つ目は、物件選びでは「調査して営業する力」が試されるということ。 不動産会社任せにせず、自分の目で見て、数字で分析し、慎重に物件を選ぶことが何より大切だということ。

最後4つ目は、「自分を客観視して投資する力」の重要性です。 自分の資力、時間、リスク許容度などを冷静に分析し、それに見合った投資手法を選ぶこと。 これこそが、失敗しない不動産投資の鉄則なのだと八木さんは力説しています。

以上の4点は、不動産投資の本質を突いた教訓だと感じました。
不動産投資に関心のある方はもちろん、自己成長のヒントを求めているすべてのビジネスパーソンにとって、きっと得るものが多い一冊になるはずです。
ぜひ、書店や図書館で手に取ってみてください。 そして、八木さんの教えを自分なりに咀嚼し、人生に活かしていただければと思います。

また、このチャンネルでは、不動産投資に関する本のリクエストを随時受け付けています。 読んでほしい本があれば、ぜひコメント欄で教えてください。
ここまでご視聴、ありがとうございました。
この動画が、みなさんの不動産投資や人生の一助となれば幸いです。 ではまた。


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