ドグマ２クリアまでプレイした感想
荒廃したファンタジー世界を冒険するのが楽しかった。
本当にこれに尽きる感じで、久々に骨太なRPGをやれて満足度が高い。
ジョブのこと
ジョブはシーフ→アーチャー→マーチャー→アリズン→魔剣士→シーフと渡り歩いたけど、シーフが使っていて一番楽しかった。
R1→□攻撃→R1……のループで走るよりも高速で長距離移動できたり、断頭台での高所攻撃＆高所移動、引き寄せで空中の敵にも対応できると汎用性が高いし、動きが立体的なので使っていて楽しいのだ。
崖をのぼるときのモーションも軽やかでくるくるするし。
操作がストレスだったのはアーチャー。
自分はFPSが苦手なタイプなので、火力出すのが難しかった。
そのあとに転職したマジックアーチャーはエイム楽々で超火力だし、洞窟内の跳弾が強すぎて笑顔になったね。
アリズンは探究心の証を集めるの苦行に使ったので良い思い出がなく、魔剣士は使い方がいまいちわかんなくて火力を出せなかった。
やっぱりシーフしか勝たんというのが結論ですね。
（全部のジョブ使ってないけど）
オープンワールド
コンパクトに世界がまとまっていて良い。
道なき道でショートカットできたり、山や川に阻まれできなかったり、塩梅の良い小さめのダンジョンが配置されてて何か宝箱があったりもして散策が楽しかった。
戻りの礎で制限あるのも、ここは牛車使えるからこっちに……的なリソースを考えたり、ここは刹那の飛石を節約して……と久々に仕事以外で頭を使った気がする。
探究心の証集め（人権装備とエロ装備のためやり込みたい人ほど必須）が苦行すぎたのと、マップの視認性が悪いのは圧倒的なマイナス。
このゲームはルート設定に自分でピンを打つために何度もマップを開くので、１ボタンでスムーズに開けないのはクソ仕様だと思います。
シナリオ
ものすごく薄味だし、語られない部分は察しろという感じの雰囲気ゲー。
登場人物が多いのもあって、相手は自分を覚者と認識しているけど、自分は相手を認識できないというのが素である。
普通にプレイしてたら、なんか人を見殺しにしてしまったり、喧嘩の仲裁しようとして両方タヒんでしまったり、ダークじゃない展開もダークになってしまうのは御愛嬌。ここは面白くもあるけど、人を選ぶ。
最後は緑の毒電波に侵食されたとしか思えない展開で頭ドワォなんだが……
世界観はすっごく良いので、メインとサブのシナリオはそれを味わうフレーバーテキストぐらいの認識でいないと肩透かしになる。
住民のセリフも汎用だし、クエストで関わったNPCに「どこかであったっけ」みたいなこと言われるのは草しかないんだわ。
頭をポリコレ棒で叩かれているので、王として君臨するために導いてくれるのが黒人で、かっこよくて行方不明になって最後に立ちはだかるライバルが黒人で、竜殺しの魔剣士が黒人で、最強のドワ―ヴェン強化をしてくれるのが黒人なのが良い配役もらいすぎてポイント高くて笑いました。
個人的にドグマ２で一番可愛いキャラはエルフ妹だと思いますが、彼女も良い配役だったので満足です。
ただし、彼の兄がいちばん好感度高かったのは許せません。
おわりに
確かに不満点はでてくるゲームだけど、それはそれとしてすっごく面白いので、心に余裕があってカプコンにお布施したい人はプレイしてみて欲しい。
カプコンが倫理観ある大手インフルエンサーに案件投げて忖度させてしまったせいで、強い言葉を使う人が目立って売上落ちてそうな現状に震えるしかないのよ。
頼むぞ、続編を……買う、買うから続編……頼む……
ついでにガチャフォースも頼む、頼むぞ……リマスターで良いのでガチャフォースを頼む……
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