240423 小雨

「長い物語のためのいくつかの短いお話」(ロジェ・グルニエ、宮下志朗訳)を図書館で借りて読み始めたら、最初の2行で読んだことがあることに気付く。
前回は夫が借りてきて机にあったのを、少しだけ読んだことを思い出した。
その時も「装丁がいいな」と思ったのだった。

母の本。
「山本さんのいいつけ」(山口瞳)
「中島らもエッセイ・コレクション」(中島らも、小堀純編)

日曜日、近くの映画館で「落下の解剖学」を観た。
リーガルものの会話劇? 法廷での弁論がフランスらしいなと思った。
2時間半は長くはなかったが、すごく印象に残る映画でもなかった。

今は、「マドモアゼル」は言ってはいけないらしい。
確かに、既婚未婚で敬称が変わるって変だなとは思っていた。

相続の件で、今までかかわらずに来た、世の中のある部分を知ることになった。半世紀生きてきても、知らないことばかりだ。
大半は腑に落ちないことばかりで納得がいかないが、悲しいかな従うほかないという理不尽。
「世の中、そういうふうにできている」ということでしか片付けることができない。

今、多少心が華やぐことと言えば、若い友人が来月結婚するということだ。オープンな場で挙式するため、見に行ってもよいとのこと。
うちわか横断幕でも作っていくか。だれかいっしょに作ってくれないかなあ。