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『高濱先生と語る! 「#わたしのアップデート」座談会』イベントレポ(後半)

後半は、高濱先生と代表なつみっくすの対談です。一部をご紹介します。

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花まる学習会 代表 高濱正伸 先生

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母親アップデートコミュニティ(HUC) 代表 なつみっくす

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司会 真鍋 摩緒

高濱先生とのトーク

司会:1周年から2周年にかけて、変化を感じますか?

高濱先生: 発足時の衝撃は忘れられない。人に褒められるためでない自分の思いを発信して、皆が本当に輝いていた。2年たって、その発信が世界に届く言葉に進化していた。(思いが)抽象化され、意味のある言葉にまとまっている。これを届ければ、確実にお母さんたちが楽になっていくだろう。

昔は地域社会が機能していて、お母さん同士のネットワークや支え合いがあった。それをどうするかと27~8年言い続けてきたが、オンラインでできる証明がなされた。

なつみっくす: 失われたご近所システムを、オンラインで作ることができた。これを再現していけば色々な所で良いコミュニティができると思う。オンラインでここまでつながれることは意味があるし、奇跡だなと思う。

夜10時のイベントは、子どもの寝かしつけが終わってない人もイヤホンで聴いて参加している。リアルの社会では子連れで行けない場所が多く、皆で集まる場所の確保が大変。オンラインはその苦労がないので、母親にとってメリットだと思う。

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参加者からの質問: コロナ禍における子供との向き合い方について、アドバイスをお願いします。

高濱先生: 「今までこうだった」と喪失した所を見るのではなく、「あるものを見る」物流は来ているし、水も出る、オンラインで人とつながれる。できることだらけだ。

ゲーム設定を変えて、その条件でゲームをやればいい。4人しかいなければ4人で野球をするのと同じ。今ある条件で最高のゲームにしていけば良い

HUCは、家事育児の条件付きでもいつでもつながれる。なつみっくすに早く本を書いて欲しい。

参加者からの質問: 固定観念の打ち破り方について
人間は何かにしがみついていないと不安な生き物。最初はお母さん、次は常識。常識が変化する時は不安になるが、常識は常に塗り替わるという信念を持った方が良い。

固定観念とは「人がこう思ってるはずだ」という、自分の思い込みにすぎない。「人がこう言うだろう」と思いこんでいる自分がいるだけ。

先ほどの1分ピッチの通りで、「みんなと違った方がカッコ良い」「私が変われば良いんだ」と本気で思えるようになれば、固定観念は打ち破れる。HUCでは具体的な答えが現実に起こっている。ぜひそれを広げて欲しい。

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参加者からの質問: パートナーとの上手な向き合い方を教えてください。

おすすめはパートナーの自由研究をすること。「こういう時にニコニコするな」という所をピックアップしてメモする。そしてなぜそれが嬉しいのかも考える。

例えば貯金して高いバッグをプレゼントしてもそれほど感心しないのに、ふと思いついて好きな大福を買って帰るとえらい喜ぶ。なぜだろう? と研究する。これがすごく大事。そして「日常の離れている時でも、自分の事を思ってくれていた事が嬉しいのだな」と分かったら、言語化してメモしていく。


参加者からの質問: 母が毒親で親の愛情を知りません。子どもにどう普通を与えていったら良いでしょうか?

高濱先生: その質問の答えは「つながり」を持つこと。同じ状況だった人に話を聞いてもらう。同じ状況の先輩ならしっかり受け止めてくれる。ただ寄り添うだけでなく、実際に同じことを経験した人に話を聞いてもらうのがキーポイント。母親が安心していると子供も安定する。

なつみっくす: 忙しい母たちは「ニコニコしなきゃいけない」と思うことがプレッシャーになる。イライラをどう解消するかが、今HUCで話題になっている。

高濱先生: 無理に笑う必要はない。「自分が本当にほっとするのはどういう時かな」というところに注目していくと答えがいっぱい出てくると思う。つながりがキーワード。心のそこから自分がほっとするためにはどうすればいいのかな、というところを言語化してHUCでやればいい。

参加者からの質問: 無人島プロジェクトについて聞かせてください。

高濱先生(注:花まる学習会は無人島を購入した)無人島には何もない。やりたい放題。周辺に迷惑がかからないのが良い。究極の野外体験ができる。

「次の世代たちが良い自然体験を積める場を作ろう」と思って、今準備している。自然の中でこそ子供は最高に育つし、頭の良さは自然の中で一番育つ。

参加者の声(チャットログより)

セーフティーネットがあるのは心強いです。傷つけられないと思える場はありがたい」
「ほんと、このコロナでHUCなかったら病んでたと思う!」
「地方在住者からすると オンラインとHUCの刺激は本当たまらん??」
「子育て中の人にとってオンラインは生命線
「育休、子育て時間をもっと有意義にするが実現できてもっと早く知りたかったです!!」
3周年は(なつみっくす)出版の年!?」
「みんな「普通」になろうと苦しんでる気がします。。。」
「波風を立てるのが怖い、わかる…!」
「人と比べること、やめる」
「感動した。。。」

最後は参加者全員で「私のアップデートアクション」を撮影して終了しました!

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たぐっちゃんの感想
スペースの都合で割愛させて頂きましたが、あやじさんの1分ピッチに「77億人の生活」という言葉が出てきました。世界中の人と自分を比べようとすると、全部で77億人いますから一生かかります。

自分では人とすごく違うと思っていても、案外はたから見たらどちらでも良い程度の違いだったりするかも知れません。周囲に気づかれない程度に少しずつ、これからも「はみ出して」参りましょう(笑) 

今では信じられませんが、10数年前に私が鎌倉に移住した頃は、まだ田舎暮らしに偏見を持つ人も多い時代でした。若い女性が味噌や梅干しを作ったりするのを親戚に不審がられたりもしました。好きな事をしているだけなのに、いちいち説明を迫られる生きづらさを感じていたのです。

それがある晩、テレビでニュースキャスターの方が「ロハス(Lifestyles Of Health And Sustainability-健康で持続可能な、またこれを重視する生活様式)」という言葉を番組で紹介しました。そして翌朝から、社会は180度変わります。

百貨店にはロハスコーナーが出来、ナチュラルライフの本が次々と出版されました。親戚から世捨て人同然に見られていた私は、知らぬ間に環境意識の高い最先端の女性ということになっていました。私は何もしていないのに、朝起きたら生きるのが楽になっていたのです。

「言葉ひとつで・・・」

魔法でも見せられた気分でした。高濱先生の対談中に「常識は常に塗り替わる」というお言葉がありましたが、その通りの出来事でした。(世の中には、すごい仕事をする人がいるものですね)先生の「言語化」というキーワードは、想像以上に大きな力を秘めていると思います。

他方、言葉は受け取ってくれる人がいないと、ただ発しただけで終わってしまいます。言葉を発する人、受け止めてくれる人の両方がいて、社会が動いていくのだと思います。

自らの思いを言葉にし、真摯(しんし)に自分と向き合う母たち。それを全肯定で受け止めるHUCメンバー。とても素敵だな、と思いました!


★グラフィックレコーディングby.湯朝かりん 

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