ブルーライトカット推しの背後にあるもの

※以下の画像は上記のサイトから引用。

ブルーライトカットを推しているところがどういったところが中心なのかがよく分かる内容である。

その理由は青色をカットすると黄色寄りの色に変化するため。実際にPCに搭載されている色合い変化系のアプリやスマホに搭載されている色彩変化関連の機能でブルーライトカットを使ってみると黄色寄りの色に変わるのが分かるはず。

主に東アジア系の人は青色寄りの色を好む傾向にあるらしいので、少なくともブルーライトカットが必ずしも良いとは限らないかもしれない(むしろカットしすぎると色彩感覚がおかしくなる可能性も孕んでいると考えることもできるだろう)。ちなみに黄色寄りのディスプレイは尿のように黄色く濁ったように見えることから尿液晶(ディスプレイ)と呼ばれることもある。

余談だが、ブルーライトカットをあらゆる企業やメディアが推しているのはフリッカーに対する問題を隠す狙いもあるのではないかと疑っている。画面のちらつきや目の疲れをブルーライトのせいにしておけばフリッカーへの関心を逸らさせることができる。実際にフリッカーに対する認識や知名度はブルーライトカットに比べて低い傾向にあり、それは検索サイトや動画サイトでの引っかかり具合を見てもはっきりと示されている。事実、フリッカーは批判にさらされにくくなっており、そのことがフリッカーに対して関心を持たない人を増やす原因となっていると考えられる。さらにフリッカーは非常に目に悪く、場合によっては眼科通いを余儀なくされるくらいに症状が酷くなる可能性さえあるフリッカーはブルーライトカットでも対処は基本的に不可能。現状は液晶かPWM調光の周波数が高いものを選ぶほかは無い)。

以上より、個人的にはブルーライトカット推しがフリッカー批判を封じるための盾に利用されていると感じずにはいられないのである。


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