NFL Draft 2024 Top 100(2023年6月版)
今年もNFL Draftが終わり、Rookie Mini Campやシーズンの日程に関する報道がされ、各チームがいよいよシーズンに向けての準備が始まったと実感する。一方、College Footballマニアにとって5月は、前年の試合を見返しながら来たるシーズンに向けて注目選手をリストアップしたりして時期でもある。
今年も4月、5月は昨シーズンの試合を見直して過ごしているが、今年は昨年と比べるとどのポジションも「いい選手というよりすごい選手」という、大物感のある選手が多い印象で、Top 10候補も現段階ですらすらと挙がる。特にQBに関しては史上最高の豊作年になるかもしれないと感じている。
昨年は200人以上注目選手を挙げたが、一人一人の情報があっさりしてたり、動画が準備できなかったりしたので今年は100人にとどめる代わりに一人一人の内容を充実させようと思う(上位32人は動画を引用したい)。ここに収まりきらなかった選手は余力があれば別の機会に紹介したいと考えている。個人的にはプロ野球、NFLともにポジションの違う選手の優劣を比較するのは得意でないので、いわゆるビッグボードは作成せずにポジションごとに注目選手をリストアップすることが多いが、ビッグボード形式はわかりやすさという利点もあるので今回はそちらに挑戦してみようと思う。
NFL Draft 2024 Prospect Ranking
1. Drake Maye, QB, North Carolina, 6'4", 225
来年のQBプロスペクトでは、現段階で例年なら全体1位当確と言っていい選手が2人いる。どちらも甲乙つけがたく、順番は個人の好みという感じであるが個人的にはパスの能力がNo.1と思うこのMayeを推したい。昨年は先発1年目ながらNFLした前先発・Sam Howellを上回る4293ヤード、37TDを記録。パスの正確さ、肩の強さ、リリースの速さはもちろん、OLが安定しない中でもプレッシャーにも強く、ポケットで粘ってパスを決める場面も多々見られた。レシーバーが空かなければ自分の足でヤードを稼ぐこともでき、昨年はランでも698ヤード、7TDを記録。サイズ、パス能力、機動力、プレッシャー耐性などどれをとってもトップレベルのQBプロスペクトである。
パスの能力が最も高そうなのがDrake Maye。素早いリリースと正確なコントロールでタイトな所にズバズバ通してくる。プレッシャー耐性も素晴らしい。人によっては(自分もだけど)Caleb Williams以上に好きかもしれない pic.twitter.com/IkTqZZo2Qa
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 2, 2023
2. Caleb Williams, QB, USC, 6'1", 220
自分は好みでMayeを1位としたが、一般的には人気が最も高いのがこのWilliamsである。21年はOklahomaでFr.ながら先発だったSpencer Rattler(当時の全体1位候補)を押しのけてエースの座をつかむと、HC Lincoln RileyとともにUSCに移った昨シーズンは昨季のハイズマン賞に輝いた。特徴はなんと言ってもポケットでの動き、プレッシャー耐性。相手ディフェンスからしたらプレッシャーをかけながらもビッグプレーを決められるという理不尽さが堪らないQBの極みである。時折、サイドハンドでのパスを決めたり、オシャレなプレーのデパートで本当に見ていて飽きない。Mayeは秀才肌なのに対していこちらは天才肌のQBという印象である。
今のところ24年ドラフト全体1位候補1番人気のCaleb Williams, QB, USC。ディフェンスからしたらプレッシャーを台無しにしてくる理不尽系QB。ポケットでの華麗な動きやサイドスローを駆使したりオシャレなプレイスタイルで楽しませてくれるファンタジスタ pic.twitter.com/w3TgkQApkM
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 2, 2023
3. Joe Milton III, QB, Tennessee, 6'5", 242
現在、地球上で最も肩の強いQBは誰か?と聞かれたらPatrick MahomesでもJosh Allenでもなく、間違いなく彼であろう。もしかしたらNFL史上最強の強肩QBになるかもしれない。20年にシーズンにMichiganで先発を務めるもパスの精度に課題があり、ポジションを失うとTennesseeに転校。そこでも21年は故障している間に台頭したHendon Hooker(DET3巡)の活躍もあり、2年間バックアップとして過ごした苦労人であるが、昨年は大差がついた終盤に何度となく衝撃的なロングパスを多数決めたほか、Hookerが負傷した終盤の2試合は以前とは見違える安定したパフォーマンスを見せた。特にClemsonとのOrange Bowlでは強力ディフェンスを相手に3TD、0INTの活躍でMVPに輝き、予想以上の成長を印象づけた。出番は少なかったが昨年のパスの平均距離(Average Depth of Target)は17.8ヤードに対して、成功率は64.6%という異次元の成績。
先発は3試合だけとはいえ22シーズンのMiltonのスタッツは異常で、パスの平均距離が17.8ヤードで成功率が64.6%と2016年以降のシーズン80試投以上の全QBの中でも1人だけぶっ飛んだ場所にいます pic.twitter.com/KW3vGX9qVG
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) January 21, 2023
まだまだ実績は少ないQBではあるが今年のDraftでINDから全体4位指名されたAnthony Richardsonを上回るスケール、完成度を誇る彼をこの順位に入れておきたい。
現在、地球上で最も強肩なQBなのは勿論、ひょっとしたらアメフト史上最強の肩かもしれないテネシー大のJoe Miltonのハイライト。ディープが空きさえすれば60ヤード以上先まで射程圏内。Orenge BowlではClemson相手にも勝利。来季、優秀なコーチ陣が彼をエースとしてどんなO#を作るか楽しみで仕方ない pic.twitter.com/LlBPzSXOvd
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) January 21, 2023
4. Theo Day, QB, Norther Iowa, 6'5", 231
近年、FCSながらCarson WentzやTrey Lance(共にNorth Dakota State)を輩出してきたMissouri Valley Conferenceにまたしてもスケールの大きなQBが出てきた。Kurt Warnerの母校であるNorthern IowaのTheo Dayは先発2年目の昨シーズン、大きな飛躍を遂げた。チームのパスプロ難に苦しみながらも終盤にはプレッシャーに対応できるようになり、パフォーマンスが大幅に向上。強みであったサイズ、肩の強さに加え、ディープの精度、逃げながらのパスも兼ね備えたQBに成長した。特にディフェンスの間の狭いところを抜けていくレーザーのようなパスは惚れ惚れする。マイナー校の選手故にまだ知名度は高くないが、能力的にはFCSでCarson Wentz以来のQBプロスペクトではないだろうか。
当たれば世界最速になると思うので書いておきます
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) April 30, 2023
2024NFLドラフト全体1位予想
→Theo Day, QB, Northern Iowa
サイズ、肩の強さ、プレッシャー耐性、視野の広さ、ディープの精度の全てを兼ね備えている。FCSではCarson Wentz以来の素材 pic.twitter.com/5cyhCeW3U2
5. Bo Nix, QB, Oregon, 6'2", 213
元5‐Starプロスペクト。Auburnではなかなか良さが発揮できなかったが、昨年、転校したOregonで覚醒。合計44TD(パス29TD、ラン14TD、レシーブ1TD)はPower 5ではCaleb Williams(計52TD)、Drake Maye(計45TD)に次ぐ3位であった。特にNFLで活躍するために重要となるショートパスの能力が極めて高く、かなりのスピードのパスながらPFFのパス精度の指標(投げ捨てやドロップを除いた成功率)は80%を超え、19年のJoe Burrow(現CIN)や20年のMac Joes(現NE)などに匹敵する数字を残している。モバイルQB並の走力も特徴である。やはり長年、GBファンとしてBrett FavreやAaron Rodgersを見てきた自分にとっては彼のようなWRがかわいそうになるぐらいの鋭いパスを投げるQBには惹かれる。
OregonのBo NixはNFLで活躍するために重要となるクイックなショートパスの精度が驚異的。この速さでパスの正確性指標では19年のJoe Burrowや20年のMac Jonesに匹敵。テンポよく精度の高いショートパスを決められるので特に終盤の逆転ドライブも多い。ランでも14TDと機動力も最強クラス pic.twitter.com/QndCaPBqya
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 2, 2023
6. Marvin Harrison Jr., WR, Ohio State, 6'4", 205
来年はQBのためにトレードアップを敢行するチームが多いと予想されることからnon-QBプロスペクトが指名され始めるのは例年より遅めではないかと考えているが、その中でも一番手はこの選手になる可能性が高いのではなかろうか。Payton ManningのターゲットとしてHOF入りも果たしたレジェンドの息子であり、容易くマンカバーを外せるシャープな動きに、カバーが悪くなくてもキャッチしてしまう集中力、The AthleticのCollege football Freaks List 2022では2位にランクされるほどの身体能力と、WRに必要な能力をすべて兼ね備えている。NFLでも1年目から活躍するWRが増えてきた近年においても抜けた存在になり得る選手である。
Marvin Harrison Jr., Ohio State, 6'3", 205
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 6, 2023
レジェンドの息子は引くほど上手い。どんなに難しいパスも手が届く範囲なら簡単にアジャストしてしまう。その上、フリークリスト2位の身体能力も併せ持ち、1巡指名CBが反則しても止められない。Top 5指名が相応しい逸材 pic.twitter.com/PzmKPc1nK2
7. Brock Bowers, TE, Georgia, 6'4", 230
過去10年を遡ってもKyle Pitts(現ATL)と並ぶ最強TEではないか。Fr.の21年から2年間で通算20TDという圧倒的な数字を残し、全米2連覇に貢献。40ヤードは4.7秒を切ればよしとされるTEだが、DBを置き去りにするシーンを見ると4.4秒台が出そうなスピードがある。その上、1人でNFLレベルのDLを封じ込めるだけのブロック力もある。Pittsと比べるとコンテストキャッチやWRのようにディープを狙える点はPittsに分があるが、RACの力強さやブロッキングはBowersが上回っているように思える。TEのTop 10指名は滅多にないが、彼は大きな怪我や不調がない限りほぼ当確と言っていいのではないだろうか?
Brock Bowers, TE, Georgia, 6'4", 230
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 11, 2023
来年の最強TEプロスペクト。過去10年でもKyle Pittsと並ぶプロスペクトだろう。TEでありながらDBを振り切るスピードがあり、コンテストキャッチも見せる。サイズは小さめだがNFLレベルのEDGEを1 on 1で制するなどブロック力も兼ね備える pic.twitter.com/3Y47bYFmmH
8. Joe Alt, OT, Notre Dame, 6'8", 315
この3月に20歳になったばかり、昨年はSo.ながら全米最強のLTとなった。PFFによるとプレッシャー率は僅か1.0%という安定したパスプロに、相手DLを数ヤードに渡って押し込んでいくランブロックともカレッジでは敵なしと言えるレベル。サイズも機動力も一流で欠点を挙げるのが難しいOLプロスペクトである。
来年のドラフト最強LT、Notre DameのJoe Alt様。強すぎて笑える。So.でこのレベルはPenei Sewell以来だろう pic.twitter.com/Iqd0DGYsx5
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 11, 2023
9. Kalen King, CB, Penn State, 5'11", 190
現時点でのディフェンスのNo.1は誰か?は悩ましいところであるが個人的に最も気に入っているのはこの選手。マンカバーが非常に上手く、昨年はPower 5最多の16PDを記録。ハイレベルなWRとも互角以上のマッチアップを見せた。そのうえ上りが早くタックルもハードでCBながらロスタックルも3つ。昨年は同じチームに全体32位(実質1巡)でPITに指名されたJoey Porter Jr.がいたが内容では上回っているように見えた。あと1年、同カンファレンスの優秀なWR達と鎬を削りながらさらなる高みを目指してほしい。
来年のドラフトのCB1はAlabamaのKool-Aid McKinstryという意見が多くTop 10予想にも挙げられているが個人的にはPenn StateのKalen Kingを推したい。めちゃくちゃ上手いしタックルも素晴らしい。惚れ惚れする pic.twitter.com/iTqCP2EoZX
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 8, 2023
10. Olumuyiwa Fashanu, OT, Penn State, 6'6", 323
こちらもまだ20歳のSo.で昨年は被プレッシャー率は1.2%とJoe Altと比べても遜色がない数字。MichiganやOhio Stateとの試合ではドラフトにかかるレベルのDLもシャットアウト。特にMichigan戦ではSEAに5巡指名されたMike Morrisがオフサイドしても容易く止められたシーンは印象に残っている。ここではサイズ、ランブロックの強さ、昨シーズン終盤の欠場を差し引いてJoe Altに次ぐOTの2番手としているが、彼も今年のドラフトならTop 5もあり得た逸材。
サイズとランブロックの強さでJoe Altにやや劣るがPenn StateのOlu Fashanuも同じSo.でパスプロは双璧。昨年のMichigan戦ではSEA5巡指名のMike Morrisがオフサイドしてもあっさり止められた pic.twitter.com/7WvIC3J08n
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 11, 2023
11. Jared Verse, EDGE, Florida State, 6'4", 248
来年のEDGEは面白そうな素材は多いが、まだブレークしきれていない選手が多い中でプレー内容でリードしているのは彼か。Albanyから転向してきた昨年は欠場もありながらも17.0ロスタックル、9.0サックの大活躍。特にラッシュのスピードは他の候補と比べても出色。
来年のEDGEはまだブレークしきれていない選手が多いがその中で今の所トップを走るのはFSUのJared Verseかな。テクニックがあり、色んなバリエーションのラッシュができ、それでいてスピードもある pic.twitter.com/tZ0BFJdAx8
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 11, 2023
12. Malik Nabers, WR, LSU, 6'0", 199
LSUのWRらしく、スピードがあって惚れ惚れするようなカットでオープンになることができ、難しいボールにもアジャストできる。サイズの割にRACも力強い。昨年は序盤はスロットを担当し、まずまずのプレーは見せたが、むしろシーズン終盤にアウトサイドに移ってからの方が内容がいい。なお、キレのある動きを見るとPRもやらせてみたくなるが、昨年何度かあった機会では驚くほどキャッチが下手だった。
Malik Nabers, LSU, 6'0", 199
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 16, 2023
彼もめちゃくちゃいいですよね。めちゃくちゃ速くて動きがスムーズ、しかもハンドも柔らかい。1巡は間違いなさそうだが pic.twitter.com/YEqHBjtcze
13. Kamren Kinchens, S, Miami, 5'11, 201
サイズもプレースタイルもMiami出身のレジェンドであるEd Reedとほぼ同じ。ディフェンスの最後方でサイドラインからサイドラインまでカバーできる守備範囲、スピード、パスへの反応の速さなどが一級品で、INTを狙えるSとして違いを生み出せる選手。Sの1巡指名は好きではないが元SEAの1巡14位指名のEarl Thomasと同等の評価をしていいと考える。
Miamiはもう1人のS Kamren Kinchensもドラ1候補。昨年は6INTでAll American first teamに。スピードは4.3台出そうだし、守備範囲がヤバすぎる https://t.co/ecavL4BL7i pic.twitter.com/JUXgVDU7Re
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 3, 2023
14. Troy Franklin, WR, Oregon, 6'3", 178
昨年はBo Nixのメインターゲットとして891ヤード、9TDとブレーク。ディープを狙えるスピードがあり、一瞬でDBを置き去りにするフェイクの上手さ、ドロップの少なさ、競り合いの強さなど、WRとしての総合力の高さはOhio Stateから昨年NO入りし、NFL1年目から1000ヤードを稼いだChris Olaveを彷彿とさせる。細身ながらRACでタックルを破ってゲインできる点もセールスポイントである。この2月に20歳になったばかりで今年もさらなる成長が期待できる点も魅力の一つである。
Troy Franklin, Oregon, 6'3", 178
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 13, 2023
現時点で来年のWR2は誰か?と言われたら彼ではないかな。フェイク一発であっさりDBを置き去りにするのでいつもどフリーになっている印象。その上、スピードもあってディープも狙えるし、昨年はドロップも少なかった pic.twitter.com/wdjVF6vsui
15. Kool-Aid McKinstry, CB, Alabama, 6'1, 195
5‐starでAlabama入りし、一年目はやや期待外れであったが、昨年はPower 5では2位となる15PDを記録し、想像以上の進化を見せた。マンカバー能力が高く、ボールへの反応もよく、ターゲットになりにくい中でこの数字はお見事。個人的にはタックル力でKingを上にしているがこの辺は好みに過ぎない。また、PRとしても1回平均15.8ヤードとかなり優秀な点も買える。
Meet my fav CB of the 2024 NFL Draft - Alabama’s Kool-Aid Mckinstry#RollTide #RaiderNation
— CJ (@LuridRaider) May 2, 2023
pic.twitter.com/FnlHUOANbK
16. JC Latham, OT, Alabama, 6'6", 335
高校時代は全米No.1OLと評価され、鳴り物入りでAlabama入りすると2年目にはRTのポジションをつかみ、強力DL擁するLSUに苦戦する場面はあったものの13試合で被サックもゼロという安定感だった。RTで実績を残し、3年目に満を持してLTに移行するという、Evan Niel(現NYG)らが辿ってきたAlabamaのOTの出世コースを順調に歩んでおり、そこで結果が出せれば同世代のJoe AltやOlumuyiwa Fashanuに匹敵する評価になり得る。
Alabama sophomore right tackle JC Latham (#65) is playing high-level football in his first season as a starter.
— Luca Sartirana (@SartiranaLuca) September 30, 2022
His upper and lower body is perfectly coordinated. He displays good hand usage and impressive strenght. He has the tools to become a stellar draft prospect. pic.twitter.com/DVraFQdssc
17. Dallas Turner, EDGE, Alabama, 6'4", 242
5-starでAlabama入りし、1年目から8.5サックを稼ぎ、So.の昨年は1年先輩のWill Anderson(HOU1巡3位)に匹敵する活躍をするのではとさえ期待された大器。さすがにそこまでの活躍はできなかったが、順調に2年間実績を積んできている。とにかくスピードが尋常じゃなく、一瞬でサックまで持っていってしまう。
AlabamaのDallas Turner、EDGEはスピードが正義だからかなり高い評価になりそう pic.twitter.com/P51xRtENjd
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 13, 2023
18.Bralen Trice, EDGE, Washington, 6'4", 264
r-So.の昨シーズン、大ブレークを果たしたスピードとパワーを兼ね備えたパスラッシャー。特に終盤の2試合はWashington State戦では1試合18プレッシャーというとんでもないスタッツを残し、TexasとのAlamo BowlではMVPに輝く大活躍を見せた。最近はやりの体重もあるタイプで、ラン守備も弱点にならないので安心して推せる選手。
A look ahead to the 2024 #CollegeFootball season. @UW_Football EDGE Bralen Trice. A guy I thought would be a part of the 2023 NFL draft class.
— CPGM Drew 🏈 (@s1rdr3w) April 24, 2023
Here are a few plays vs. Texas.
Splits the double team and finishes with that sack of Quinn Ewers. pic.twitter.com/sDBq7KKgii
19. Leonard Taylor III, DT, Miami, 6'3", 305
こちらも2年間順調に伸びてきた元5-star。昨シーズンは10.5ロスタックル、3サックと2年目のDTとしては一昨年のJalen Carter(PHI1巡)を上回る素晴らしい成績を残した。見るからにフリークというプレーぶりで、とにかくOLを一瞬で押し込み、QBに迫っている印象。重量級ながらパスラッシュができる点で他のDTよりポイントが高い。来年はDLも割と層が厚そうな印象があるが、彼は別格ではなかろうか。
来年のドラフト、DTは結構いるかなと思ってるけどMiamiのLeonard Taylorなんかは結構良さげ。試合毎の波はあるけど6-3, 305のサイズは魅力だし5スターで2年間順調にきているので1巡候補と見ていいでしょう pic.twitter.com/AHL83MuOWu
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 4, 2023
20. Chop Robinson, EDGE, Penn State, 6'3", 253
スピードでOLの外を回れるるパスラッシャー。Marylandから転校してきた昨年は開幕週のPurdue戦から大暴れ。シーズンのサック数こそ5.5止まりだがコンスタントにプレッシャーをかけられており、数字以上の存在感がある。Top 10に入れようか迷ったがOhio State戦ではNFL入りしたOT陣相手に消えていたので少し割り引いた順位に留めたが、想定外の不調や大きな怪我がなければ1巡指名は固そうな選手。
Penn StateはChop Robinsonもよほどのことがない限り1巡で消えるよなあ。今年のWill McDonald IVとかより上だろうし pic.twitter.com/BEbIwQfVJw
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 12, 2023
21. Laiatu Latu, EDGE, UCLA, 6'4", 265
パワーとテクニックを兼ね備えたパスラッシャー。19年にWashington に入学すると1年目から限られた出場機会で1.5ロスタックルを記録するも以降は首の怪我に苦しみ、一度は引退したが、昨年UCLAで復帰するとカレッジ残留組では全米最多となる10.5サックを記録。今流行りのサイズがありインサイドからもラッシュをかけられるタイプで、評価も高そうだが怪我のリスクを懸念されるか?
Laiatu Latu (@laiatu_latu) of @UCLAFootball sets his rush up with hesi/stutter before executing a club/swim to beat the over-setting center. Latu is one of the best pass rushers in college football currently! @CoachChadK45 #passrush #gobruins pic.twitter.com/KR1Yr3lJDp
— DLineVids (@dlinevids1) October 4, 2022
22. Rome Odunze, WR, Washington, 6'3", 215
金髪アフロが目を引くフリーク系WR。NFLでも十分なサイズと高校時代に100m10秒台を記録したスピードを兼ね備えており、ディープの脅威にもなるし、競り合いにも強く、ドロップも少ないという欠点が少ないタイプと言える。チームはQBを含めてほとんどの主力が残るだけに昨年以上の爆発を見せてほしい。
Rome Odunze, Washington, 6'3", 201
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 6, 2023
1巡候補に相応しいスケール満点のWR。強靭なフィジカルとディープを狙えるスピードを合わせ持つ。ショートパスを受けてからのRACもなかなか pic.twitter.com/43K9bqZsr5
23. J.T. Tuimoloau, EDGE, Ohio State, 6'4", 270
鳴り物入りでOhio State入りし、2年目の昨年は3.0サック、10.5ロスタックルとまずまずの活躍。特にPenn State戦では2サック、2INT、1FFの大活躍でほぼ一人で試合を決めてしまうインパクトを残した。目立つ試合と目立たない試合の差は大きいが、時折見せる規格外のプレーには夢がある。270ポンドの体重がありながらカバーもこなせる身体能力も魅力。
Ohio StateのJ.T. Tuimoloauはまだパスラッシャーとしては本領を発揮できていないが、規格外のプレーを度々見せている。特に昨年のPenn State戦では4TOに絡む活躍で1人で試合を決めてしまった pic.twitter.com/dWrqtvvg2U
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 12, 2023
24. James Williams, S, Miami, 6'5", 224
今年のMiamiの両Sはどちらもスケールが大きいがこちらはSSの究極形のような選手。まず何と言っても6'5"というSでは前例のないサイズが特徴で激しい当たりをものともしない。その上、40ヤード4.4秒台のスピードもあり、ボックスだけでなくスロットCBやFSとしてもプレーできる。Sはどうしてもスキル以上にNFLのチームのスキームに合うかで指名順位が変わってくるが、これほど大物感のあるSはなかなか出てこない。
25. Amarius Mims, OT, Georgia, 6'7", 330
5-star入学ながらチームのOLが埋まっていたことから控えに回っていたが、少ない出場機会で安定したパスプロを披露。特にほぼフル出場しまLSU戦とOhio State戦では強力DLを相手にしながらプレッシャーを一度も許さなかった。今年は満を持してフルタイムの先発RTに昇格。このサイズで機動力もある選手なのでプロ好みなはず。
Amarius Mims LIFTOFF🛫 pic.twitter.com/hQsAqElyCO
— Cole Cubelic (@colecubelic) October 17, 2022
26. Tyleik Williams, DT, Ohio State, 6'3", 320
一昨年はFr.ながら5.0サックを記録し、飛躍が期待された昨年は伸び悩んだ印象。衝撃的なプレーを決める度にスタッツを確認すると大したことがなくて驚く選手。それでもサイズ、スピードのセットは来年のドラフトでもトップクラスと思われるのでFr.時の輝きを取り戻せば高評価になると予想。
THAT YOUNG MAN HAS A FAMILY, TYLEIK WILLIAMS‼️pic.twitter.com/bCBpcr4tgn
— PFF College (@PFF_College) October 2, 2021
27. Graham Barton, OT, Duke, 6'5", 305
スピードを活かしたランブロックが持ち味。映像を見る限り40ヤードもかなりのタイムを出しそうな機動力がある。パスプロも昨年は被サック2のみと安定感がある。今ドラフトではLTとして既に実績のある選手は少ないので1巡指名も可能性がありそう。
Who’s this Graham Barton LT for Duke?! Guys looks legit
— Ben Fennell (@BenFennell_NFL) April 8, 2023
I’ve now noted ‘62 Duke’ while watching other guys 3x…. Ok let’s watch him pic.twitter.com/3akpioGu3D
28. Josh Newton, CB, TCU, 6'0", 195
Louisiana-MonroeからTCUに転校した昨年は全米準優勝の立役者に。終盤はむしろターゲットにならなすぎて目立たなかったほど。WRにピッタリついていけるスピードとアジリティがある。スピードは相当と思われ、昨年のIowa State戦ではINT後のリターンが速すぎてカメラがついていけない場面もあった。
I like this Josh Newton kid at CB for TCU…
— Ben Fennell (@BenFennell_NFL) December 29, 2022
La-Monroe transfer - good feet/speed and never a panic with ball in the air. pic.twitter.com/aPAXqfgkel
29. Elijhah Badger, WR, Arizona State, 6'2", 190
一昨年までは試合にすら出ていなかったが、昨年は866ヤード7TDと一気にブレーク。19年1巡指名のN'Keal Harryや20年1巡指名のBrandon AiyukのようにASUらしいRACが魅力的なWR。特にスラント系のルートが得意でかつディープも狙えるあたりはAiyukとよく似ているが、こちらはドロップも少なく、むしろ難しいボールもキャッチしてくれるので1巡評価が相応しいと考える。
Elijhah Badger, Arizona State, 6'2", 190
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 5, 2023
ASUのWRらしく速さと強さを持ち合わせている。HarryよりオープンになれてAiyukよりタフなキャッチが多い pic.twitter.com/PxPURGwGJ7
30. Tonka Hemingway, DT, South Carolina, 6'3", 295
まだ実績は少なく、知名度も低いが規格外のプレーが多すぎる。インサイドからOLを破壊してロスタックルを決めたかと思えばボウルゲームではEDGEにセットして鉄壁LTのJoe Altの外をまくってプレッシャーをかけたり、Vanderbilt戦のFGフェイクからのパスキャッチもとても300ポンド近い選手のプレーとは思えない。身体能力フリークであり、内からも外からもいいラッシュができ、NFLが高評価する条件を備えているので注目したい。
South CarolinaのDT Tonka Hemingwayはかなりヤバめの身体能力フリーク。来年はどこまで評価を上げられるか?295lbsであり得ない動き
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 2, 2023
1つ目、OLを押しこんでロスタックル
2つ目、サックは逃すもEDGEにセットして来年のTop 10候補LT Joe Altの外側をスピードで抜く
3つ目、FGフェイクからパスキャッチ pic.twitter.com/EByKIGS4GG
31. Emeka Egbuka, WR, Ohio State, 6'1", 205
ずば抜けた身体能力は感じないが、プレーの引き出しが多くあらゆる局面でたよりになるスロットWR。2年目の昨年に1000ヤードを突破し、今年はいよいよドラフトに向けたシーズンに挑む。外のWRと考えると微妙なのと40ヤード4.3秒台が出そうな感じではなく、大物感のあるWRが多い来年のクラスでどの程度の評価になるかはわからないが、昨年と同じぐらいの成績を残せば1巡は堅いのではないだろうか。
Emeka Egbuka is about to go off this year pic.twitter.com/1XpL0LDh1o
— Mr. Ohio (@MrOH1O) May 15, 2023
32. J.J. McCarthy, QB, Michigan, 6'3", 196
2年連続Big 10制覇、プレーオフ進出を果たしたMichiganのエースQB。Fr.時は走力を活かしたQBランなどの出番が多かったが昨年は先発QB争いを制してスターターに。強肩を活かしたロングパスだけでなくプレッシャーに強く、逃げながらも最後までターゲットを探すことができる。鋭いパスを投げるのでINTも少ない。2年目のプレーを見る限り、十分にNFLで先発を狙えるQBではないだろうか。
J.J. McCarthy, Michigan, 6'3", 196
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 7, 2023
ショートからミドルのレンジでのレーザーのようなパスが持ち味で走りながらでも速度の落ちないパスが投げられる。昨年は5INTのみでミスも少ない。1年目はラン要員で使われていたほどの足も武器 pic.twitter.com/KFjcdKvZRA
33. Cooper Beebe, OG, Kansas State, 6'4", 332
21年はLTとして被サックなしとトップクラスの安定感を見せたが、昨年はNFLを見据えると適正ポジションはOGということでLGに転向。そこではLTの時にはあまり見られなかった機動力を活かしたランブロックを何度となく見せ、プレーの幅も広がっているように見える。即戦力のOG、さらに緊急時にはLTの控えも兼ねられる価値が高いラインマン。
ok Cooper Beebe (LG #50) ok pic.twitter.com/vxmyhrIJGp
— cristian (@Cristianspfc_) January 27, 2023
34. Blake Corum, RB, Michigan, 5'8", 210
昨年は18TDを上げ、一時はハイズマン賞候補にも挙げられた快速RB。スピードに乗るとDBでもなかなか追いつけないので独走TDが多い。昨年終盤に左膝を負傷し、オフに手術をしているので回復具合が気になるところだが、復活できれば1巡も狙える。
Michigan’s RB Blake Corum is on our watch list for college football’s fastest players in 2023. #ReelSpeed #GoBlue pic.twitter.com/xEHB8HgUAy
— Reel Analytics (@RAanalytics) May 15, 2023
35. Quinyon Mitchell, CB, Toledo 6'0", 200
4INT、2 pick 6を決めた昨年のNorthern Illinois戦が印象的。昨シーズントータルでの19PD、5INTも素晴らしい成績。数字が示すようにボールへの反応がよく、映像はあまり多くないが見た範囲ではマンカバーでもレシーバーにもしっかりついている。来年のCBの4人目以降を誰にするかはなかなか難しいが実績は間違いなくNo.1なので彼をここに入れた。
Toledo CB Quinyon Mitchell had FOUR interceptions and ran two of them back for a touchdown today 😲
— 247Sports (@247Sports) October 9, 2022
He's the only FBS player since 2000 with 4 INTs and 2 pick-6's in a game.pic.twitter.com/V2aI30CdWT
36. Kurtis Rourke, QB, Ohio, 6'3", 216
昨年は3261ヤード、25TD、4INTの大活躍でチームを大躍進させた。特にパスの精度が素晴らしくサイドライン際へのロングパスの落とし所も絶妙で惚れ惚れする。比較的長めのパスが多いにもかかわらず成功率が69%という数字にも納得。気になるのは昨年11月に負ったACL断裂からの復帰具合か。
OhioのKurtis RourkeはACL断裂からの回復具合が気になるがめちゃくちゃいいパス投げる。彼も万全なら来年の1巡も期待できるだろう pic.twitter.com/wu8WJWmBGr
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) April 20, 2023
37. Tory Horton, WR, Colorado State, 6'2", 180
一昨年まで在籍したNevadaではRomeo Doubs(現GB)やCole Turner(現WAS)がいたため、そこまで出場機会は多くなかったが、昨年は新天地で1131ヤード、8TDと大暴れ。幅広いパスプレーに適用でき、スクリーンからのRACやスラント、カムバック系のショートパスからスピードでディープを狙うこともできる。さらにPRでも持ち味を発揮している。カンファレンスのレベルの問題はあるが、40ヤードは速そうなのでプロ側の評価もそれなりになるのではないかと考える。
Tory Horton, Colorado State, 6'2", 180
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 5, 2023
マジでオススメ。スピードとキレのある動きでオープンになるのがめちゃくちゃ上手い。昨年はMichigan戦でもチームで唯一通用してた。動画の最後にあるパントリターンも素晴らしい。あと少し力強くなれば1巡級の素材 pic.twitter.com/jVMgJ4OD6b
38. Jeremiah Trotter Jr., LB, Clemson, 6'2", 230
父は元PHIで通算プロボウル4回のレジェンド。サイズはそこそこだが運動量が豊富で高い水準でラン守備、パスカバーをこなす。スピードのあるモバイル系QBのランにも対応できるスピードがある。また、時折見せるインサイドからのブリッツも効果的である。欠点らしい欠点はないが、1巡になるにはもう少しプレーの激しさが欲しいか。
39. Akheem Mesidor, EDGE, Miami, 6'3", 280
最近流行りの体重があってラン守備がよく、内からも外からもラッシュできるEDGE。体重の割にスピードでLTの外を回れる。West Virginiaから転校してきた昨年はいきなり7.0サックを挙げる大活躍。特にClemson戦では4年間で9サックしか許さなかったJordan McFadden(LAC5巡)から立て続けにサックを奪った。NFLからEDGEとして評価されるには身長が微妙なのは懸念材料。
40. Kingsley Suamataia, OT, BYU, 6'6", 330
21年の4-starとしてOregon入りするもポジションが奪えずBYUに転校。昨年はRTとして被サックゼロと鉄壁なパスプロに加えて、ランブロックでもパワーで相手DLを圧倒した。今年はBlake Freeland(IND4巡)のNFL入りに伴いLTに移動。ここでも安定したパスプロが見せられれば(個人的にはスピードラッシャーについていけるかがまだ疑問)上位指名が見えてくる。
I think we’ll be talking about BYU RT Kingsley Suamataia as a 1st round prospect in a year or so…
— Ben Fennell (@BenFennell_NFL) December 21, 2022
Only RS-Freshman. 5-Star, Oregon transfer. Really strong season when you focus on him… pic.twitter.com/wlAUbtvXxl
41. Maason Smith, DT, LSU, 6'6", 310
21年に5-star Fr.として4.0サック、5.0ロスタックルを記録し、飛躍が期待された昨年は開幕戦でいきなりダブルチームを破壊するフリークぶりを見せたかと思えばセレブレーションでACLを断裂し、わずか1シリーズの出場に終わった。素材は間違いないので復活できれば1巡に入ってくる素材。
42. Tony Grimes, CB, Texas A&M, 6'0", 190
元5-starで身体能力が極めて高い。テクニックはやや荒削りな感があるがエリート級のスピードでリカバリー能力が高い、いかにもNFLが好みそうなCB。過去3年はNorth Carolinaでまずまずの活躍。今季はTexas A&MでSECの有力WR相手にやれるところを証明したいところ。
Tony Grimes PBU @757EliteDB pic.twitter.com/jmtff75CFV
— tarheelupdate (@tarheelupdate) October 8, 2022
43. Christian Haynes, OG, Connecticut, 6'3", 310
18年から21年までの4年間でわずか4勝しか出来なかったUconnであるが昨年は6勝を挙げ、Bowl Gameに出場するまでに躍進。その原動力になったのがOLで何人かNFLに行けそうな選手がいるのだが、中でもRGを務めるこのHayensはランブロックが強力で目立っている。マイナー校ながら既にメディアにもトップOGとして注目されている。
UConn guard Christian Haynes was dominant this season.
— Max Chadwick (@Chad_Maxwick) February 4, 2023
Led all FBS guards in @PFF pass-blocking grade and big-time blocks.
RG #64 here does a great job sealing off the NC State DL before tossing him aside.
Top-5 IOL heading into next year.pic.twitter.com/GAJ1GQsv7s
44. Jer'Zhan Newton, DT, Illinois, 6'2", 295
昨年は強力ディフェンスを武器に大躍進を遂げ、多くの選手がNFL入りを果たしたIllinoisの中で、数少ないカレッジ残留を決断した主力。ややサイズが小さめではあるがコンスタントにスクリメージを突破してきてタックルを決める。昨年はDTながら61タックル、14ロスタックル、5.5サックを挙げた。プレーが終わるまで手を抜かないところも好感が持てる。
Jer’zhan Newton is an absolute bulldozer 😤
— Redshirt Heisman (@TasteOfSport) February 15, 2023
Witherspoon & Brown headlined the Illinois defense in ‘23, but DL Newton is no joke:
🔸59 total pressures
🔸36 QB hurries
🔸4 sacks
pic.twitter.com/BiwIAuhhNF
45. O'Donnell Fortune, CB, South Carolina, 6'1", 182
やや穴っぽいCB。昨年の2人を含めてここ3年で4人ものCBをNFLに輩出したSouth Carolinaだが、この選手も身体能力が飛び抜けており、注目されそう。特にBowl GameのNotre Dame戦での100ヤードPick 6は語り草になりそうなプレー。CB育成に定評のあるチームだけに注目してみたい。
PICK 6⃣!!!!
— Gamecock Football (@GamecockFB) December 30, 2022
O'Donnell Fortune runs it back 100-YARDS to the endzone!
📺 ESPN pic.twitter.com/1fNEcDfGTe
46. Eyabi Okie, EDGE, Charlotte, 6'5", 244
昨年、18年の全米高校No.1 EDGEがようやく輝きを放った。18年〜20年はAlabama、21年はTennessee Martinと回り道はしたが昨年はMichiganでローテーション要因ながら4.5サック、6.5ロスタックルを記録。特にOhio State戦では全体6位指名のParris Johnson Jr.(現ARI)をスピンムーブでかわして決めたサックは印象的。上位指名に相応しいサイズと身体能力があり、今季から所属するConference USAでは無双が予想されるので高評価に期待。
Weekly reminder that Eyabi Okie IS special pic.twitter.com/UdvlUBZMrm https://t.co/fQYXJziivo
— Cam Mellor (@CamMellor) October 8, 2022
47. Tommy Eichenberg, LB, Ohio State, 6'2", 239
タックリングが良く、ボールキャリアを一発で仕留められるLB。フィジカルが強く、エクストラヤードを稼がれることも少ない。プレーの読みも鋭く上がりが早い。一昨年はカバーに難があったが昨年は大幅に成長を見せ、特に前へのパスには鋭い反応をするようになった。LBを補強したいチームには手堅いプロスペクト。
48. Bucky Irving, RB, Oregon, 5'10", 194
サイズが小さめなのでプロ好みかは分からないがキレキレなカットには惚れ込まざるを得ない。方向転換能力が異常で直角に曲がってるかのような場面も多い。パスキャッチが上手いのも推せるポイント。フィジカルは懸念ではあるがランブロックが強力なチームに行けば時にはロングゲインも繰り出せる、ディフェンスの脅威になりそうなRB。
OregonのBucky Irvingは来年の推しRB。軽めではあるがキレキレの動きでタックルをかわせるしパスキャッチがなかなか上手い pic.twitter.com/U2kisXitSn
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 18, 2023
49. Gabe Hall, DT, Baylor, 6'6", 296
6'6"の身長があり、インサイドからのパスラッシュが売りのDT。College football Freaks List 2022でも17位にランクされるほどのパワー、スピードも特徴である。昨季も4.5サック、5.5ロスタックルとまずまずの数字を残したが、今季は更なる上積みをして上位評価を確固たるものにしてほしい。
BaylorのDT Gabe Hallは6'6で身体能力も高いのでNFL好みだろうな。サック、TFLを昨年(4.5サック、5.5TFL)より増やせれば上位も見えてきそうだが pic.twitter.com/Iv9PUKIgO2
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 30, 2023
50. Jamari Thrash, WR, Louisville, 6'1", 180
昨年はあまりパスを多くは使わないGeorgia Stateでチームの46%に相当する1123ヤードを稼いだ。フィジカルが強くマンカバーを苦にしない点、タイトに付かれてもキャッチできる集中力の高さ、RACの力強さなどWRとしての総合力が高い。カンファレンスは強くないが優秀なCBが揃うSouth Carolina戦でも互角以上にやれていただけにLouisvilleに転向した今季はパワー5で活躍できることを証明して欲しい。
Jamari Thrash, Louisville, 6'1", 180
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 30, 2023
個人的な隠し球WR。昨シーズンはGeorgia Stateで1123ヤードを稼ぐ活躍。South CarolinaなどCBが優秀なチーム相手にも互角以上にやれている。フィジカルが強くRACが得意でcatch radiusも広い pic.twitter.com/nCzUAVszsq
51. Al Walcott, S, Arkansas, 6'2", 215
Slot、外CBからFS、Boxまでどのポジションでもこなせる。Sとしても大型であるが21年は外CBを務め、チームの躍進に貢献。Suger Bowlでは96ヤードのPick 6も決めた。ゾーンカバーが上手くタックルが強烈。様々なポジションをこなせる器用さに加えて、サイズの割にスピードもあるので高い順位でも指名しやすいタイプではないだろうか。
Baylor→ArkansasのS Al Walcottは外CBからBoxまでDBのあらゆるポジションをこなせるのがいい。Baylor出身らしくタックルもハードで素晴らしい pic.twitter.com/7q7nqKTUwY
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 30, 2023
52. Dorian Singer, WR, USC, 6'0", 180
若いながら実績十分のWR。So.シーズンの昨年は Arizonaで1105ヤードを獲得。難しいパスにもアジャストができ、コンテストにも強い。崩れたプレーで良さを発揮することが多く、その点はUSCでCaleb Williamsとのコンビが楽しみ。
Dorian Singer, Arizona→USC, 6'0", 180
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 5, 2023
So.の昨年は1105ヤードを稼ぎ、大ブレーク。あり得ないようなキャッチを連発し、ファンタジスタ系QBのJayden de Lauraの無茶投げを何度もコンプリートにしてきた。3年目となる今年はUSCでファンタジスタ系QBの究極形とコンビを組む pic.twitter.com/NpWSf6OZ2W
53. Raheim Sanders, Arkansas, RB, 6'2", 237
"Rocket"の異名を持つ快速RB。昨年1466ヤード、10TDを稼いで大ブレークを果たした。大きさからは想像がつかないカットの鋭さで1人ではなかなか止められない。オフの間にさらに増量を果たし、NFLに混ぜてもトップクラスのサイズに。昨年もインサイドのランが猛威を振るったが、さらなるパワーアップを経て、どのような進化が見られるか楽しみ。
#Arkansas RB Raheim “Rocket” Sanders again with another big run. Might be talking about him as a potential top RB heading into 2024 class. He’s got it all plus the receiver background (played out wide in high school). pic.twitter.com/5cfEieejjv
— Devin Jackson (@RealD_Jackson) September 10, 2022
54. Monaray Baldwin, WR, Baylor, 5'9", 164
サイズもプレースタイルも現ARIのMarquis Brownとそっくりなスピードスター。昨年はGPSでWRのNFL歴代最速に相当する22.8mphを記録する快速ぶりを見せつけた。サイズ故にフィジカルの懸念はあるが、まだ3年目と若く、WRとしての成長を見せているだけに今季の大爆発に期待したい。
Monaray Baldwin, Baylor, 5'9", 164
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 6, 2023
かなり小柄ではあるが昨年のcollege footballの最速ボールキャリーを記録したそう。ルートがスムーズなのでディープもいけるし、RACは言うまでもない。身長、体重もプレースタイルもほぼHollywoodと同じ pic.twitter.com/Hh8NkYWmyR
55. Ja'Tavion Sanders, TE, 6'4", 241
Athlete 枠で5-star評価されたほどの身体能力が武器。40ヤードは4.5秒台を記録すると言われる。ルートランが上手いというより、スピードを活かしてショートパスからのRACが持ち味。ブロッキングはまだまだ発展途上だが成長は見られている。まだまだ未完の大器であるがTEはスピードが正義なので高評価を予想する。
TexasのTE Ja'Tavion SandersはAthlete枠で5スターだっただけあって速い。TEとしては荒削りだけど速さが正義なポジションだけに魅力がある pic.twitter.com/drINivGtMr
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) June 1, 2023
56. Cooper DeJean, CB, Iowa, 6'1", 209
今年のRiley Moss(DEN3巡)に続くIowa産の白人CB。Iowaなのでマンカバーの経験は少ないがゾーンカバーとタックリングのスキルが素晴らしい。先輩のMicha HydeのようにCBだけでなくSもこなせそう。昨年終盤にはPRも担当し、10回165ヤードと、まずまずのリターンを見せた。
COOPER DEJEAN CROSS COUNTRY PICK 6! pic.twitter.com/7ol7nLY35N
— Heavens! (@HeavensFX) September 24, 2022
57. Jason Marshall Jr., CB, Florida, 6'1", 197
FloridaのCBの例に漏れず、理想的なサイズ、スピードがあっていかにもポテンシャルは高そうだが荒削りでパフォーマンスが不安定というタイプ。Fr.時は5-starに相応しいパフォーマンスで2年後の1巡と期待したが、昨季はやや伸び悩んだ印象。ポテンシャルは感じられるだけに今季こそ飛躍に期待したい。
58. Donovan Jackson, OG, 6'4", 320
昨年はLGとして先発1年目ながらパワフルなランブロックは目立っていた。体重の割に動きが速く、プルアウトからのブロックも目立っている。昨年はプレーオフでGeorgiaの強力DLに力負けする場面もあったが、オフに20ポンド増量して迎える先発2年目が楽しみ。
Donovan Jackson found some work pic.twitter.com/kAwW7xzL3x
— Bill Landis (@BillLandis25) September 17, 2022
59. Jacob Cowing, WR, Arizona, 5'11", 175
一昨年まではUTEPで圧倒的な成績を残し、昨年はより高いレベルを目指しArizonaに転校したがここでも1年目から1000ヤード超え。NE1巡指名のChristian GnzalezをはじめとしたハイレベルなDB相手にも通用するところをアピールした。クイックネスを活かしてカバーを振り切ることができ、RACもキレがありなかなか捕まらない。既に3636ヤードを稼いでおり、Corey Davis(現NYJ)が持つFBS記録の5278ヤードを射程圏内に入れており、記録面でも楽しみ。
Jacob Cowing, Arizona, 5'11", 170
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 5, 2023
Slotからディープも狙えてクイックネスを活かしたRACも脅威。昨年はUTEPからArizonaに転校し、2年連続1000ヤード超え。今年のArizonaはもう1人のエースWR Dorian SingerはUSCに転校するが、TEや RBもNFL意識できるし下級生にも大物WRがいて注目 pic.twitter.com/rQMDwgCREI
60. Jackson Powers-Johnson, C, Oregon, 6'3", 319
過去2年はIOL全ポジションの控えを務め、RG、CとしてOL崩壊の危機を救った。RTとして出場することもあったほどで特にパスプロが安定している。今年は満を持してCの先発となるが、Spring Gameからいいプレーを見せているのでCの有力候補として注目したい。
61. Sedrick Van Pran, C, Georgia, 6'4", 310
昨年もcollegeのトップCの1人に考えられていたが、23年はCのドラフト候補が多かったこともあってか大学に残留。全米最強チームで2年間堅実なパスプロでOLを支えた実績は信頼がおける。
Sedrick Van Pran teed off😵 pic.twitter.com/1fRik7wrlh
— Cole Cubelic (@colecubelic) November 14, 2021
62. Fadil Diggs, EDGE, Texas A&M, 6'5", 260
成績は通算4.0サックと地味 of 地味だが昨年は最後の3試合で3.0サック、3FFと最後に大爆発してシーズンを終えた。Alabama戦の2サック2FFの活躍は特に印象的。長身で腕が長く、時折ダイナミックなサックを決めるあたりから高いポテンシャルを感じる。昨季終盤の輝きが本物であることを祈りたい。
Texas A&MのFadil DiggsってEDGEは成績が地味だがなかなかいい。サイズあるし、NFL好みな気がする pic.twitter.com/l7fqi76sbk
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) June 1, 2023
63. Jack Nelson, OT, Wisconsin, 6'7", 310
20年の5-starリクルートで鳴物入りで加入すると、21年はRGで、22年はLTで先発としていい働きを見せた。特にランブロックでは彼のサイドのランヤードが増えており、貢献が数字にも現れている。パスプロもBig Tenのレベルでも破綻なくこなせており、堅実なLT候補として推せるようになってきた印象。
64. Ajani Cornelius, OT, Oregon, 6'5", 310
昨年はRhode Islandに所属し、FCS最強RTの評価を受け、Oregonに転校。PFFによると昨年1シーズンで許したプレッシャーは僅か6回という衝撃的なスタッツを残した。Oregonでは昨年と同じく、RTを務める予定でSpring Gameからランブロック、パスプロで素晴らしいプレーを見せている。
昨年のFCS最強RTの呼び声が高かったRhode IslandのAjani CorneliusはOregonに転校したみたいだけどSpring Gameを見る限り、ドラフト戦線に上がってきそう pic.twitter.com/5wQvd3Tmx6
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 16, 2023
65. Xavier Worthy, WR, Texas, 6'1", 164
スピードで縦にぶち抜けるディープスレット。1巡評価も多く見られる選手。Fr. 時の21年にいきなり981ヤードを稼ぎ2年後の1巡候補と評価されたが昨年は伸び悩んだ感があった。ドロップなどのミスが増え、ディープ以外で得意なプレーもあまり増やせていない印象。また、外WRであれば体重が軽いところも気になる。
Xavier Worthy, Texas, 6'1", 161
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 6, 2023
Fr.からの2年間で1738ヤード、20TDを稼いだ。特にスピードで縦をぶち抜く場面が多い。昨年は少し成績を落としたがNFL好みの快速WR pic.twitter.com/6EJeEO6p3H
66. Eric Watts, EDGE, Connecticut, 6'6", 278
たまたまUconnの試合を観ていたら目に留まったフリーク。NFLでも上位クラスのサイズでパスラッシュのテクニックもなかなか。昨年はMichigan戦で1.0サック、2.0TFL、Boston College戦でも1.5サックと強豪相手にも通用することを証明した。NFLはサイズのあるEDGEをとにかく好むので注目に値する選手。
ずっと弱小チームだったUconnだけど今年は両OG、LT、LB、EDGEなどに NFL狙えそうな選手が揃っててめちゃくちゃ楽しそう。特に個人的に気になってるのがEDGEのEric Watts。サイズとパワーが凄い。強豪にも通用してる pic.twitter.com/Mopj5HdDPi
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) June 1, 2023
67. Spencer Rattler, QB, South Carolina, 6'1", 218
昨シーズン終盤のTennessee戦でかつての輝きを取り戻した元全体1位候補。So.シーズンにOklahomaでブレークし、その強肩からMahomesの再来とまで言われたが、全体1位候補として迎えた21年は不調で先発を奪われる羽目に。昨季は転校先で苦しんだが終盤に光が見えてきた。やはりゾーンに入った時に面白いほどロングパスが決まる彼は誰よりも輝く。転校2年目の今季、完全復活となればTop 10に食い込んできても不思議もない。
昨年、終盤に覚醒の気配を見せたSouth CarolinaのSpencer Rattlerには注目しています。やはり好調時のロングパスは爽快。かつてはドラフト全体1位候補に挙げられたスターの巻き返しに期待 pic.twitter.com/62zJaItE8N
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 3, 2023
68. Michael Penix Jr., QB, Washington, 6'3", 213
Indiana時代の20年にはOhio State相手に大検討するなど実績はあったレフティ。Washingtonに転校した昨年は優秀なWR陣を活かして大きく成績を伸ばした。特にディープに強いWRと落としどころが素晴らしいパスの相性が良く、今年もダイナミックなパスオフェンスが期待できる。一方でプレッシャーがかかるとパスの精度が格段に落ちるのは課題。
Michael Penix Jr., Washington, 6'3", 213
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 6, 2023
Indiana時代からOhio State相手に大検討するなど実績はあったレフティはWashingtonに転校して大ブレーク。昨年はFBS最多の4641ヤード。WRに恵まれている面もあるがINTが少なくロングパスの精度もいい。プレッシャー耐性は微妙だが十分1巡候補 pic.twitter.com/WSxz9NV7qZ
69. Joshua Karty, K, Stanford, 6'2", 207
間違いなくDay 2が相応しいCollege最強のK。昨シーズンは40ヤード以上のFG13本を含むFG18本を全て決め、Cal戦では試合終了間際に61ヤードのFGまで決めた。どのキックもバーの真ん中を通すなど正確性が神がかっていた。キック力はFGのみならず、キックオフでも存分に発揮されており、通算でキックオフの17.5%しか相手がリターンを試みなかったという異次元のスタッツも。
来年のNFLドラフト最強K、StanfordのJoshua Karty。昨年は40ヤード以上13本を含む全てのFGを成功。動画は47ヤード、53ヤード、54ヤード、61ヤードだけど全てほぼ真ん中を通過している pic.twitter.com/awNbgESe8S
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 10, 2023
70. Dont'e Thornton, WR, Tennessee, 6'5", 205
長身でエクストリームなスピードを誇るディープスレット。Oregonに在籍した昨年は363ヤードと実績は少ないが、終盤の3試合はWshington、Utah、Oregon State相手に217ヤードとブレークの兆しが見られた。今季はTennesseeに転校するがこのディープスレットがバーティカルに攻めまくるTennesseeのオフェンスで最強の剛腕QB・Joe Miltonと組むのが楽しみすぎる。Tennessee公式Twitterには既に80ヤード近いパスを通す動画も上がっていたりする。
Dont’e Thornton, Oregon→Tennessee, 6'5", 205
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 5, 2023
6'5"の長身で40ヤード4.3秒台も期待できそうな最強のディープスレット。今季はTennesseeに転校してJoe Miltonとのコンビを組む。練習では既に70ヤード級のパスをキャッチしているとか。今からシーズンが楽しみすぎる pic.twitter.com/zVKrnfDFyZ
71. J.Michael Sturdivant, WR, UCLA, 6'3", 205
今季ドラフト解禁を迎える素材型WR。昨年はCaliforniaで755ヤード、7TDとプチブレーク。WRとして理想的なサイズとスピードを持ち、タフなキャッチをたびたび見せる。昨シーズンはNE1巡指名のChristian Gonzalezとも互角のマッチアップを繰り広げた。今季からUCLAに転校。注目のFr. QB、Dante Mooreとのホットラインに注目したい。
J.Michael Sturdivant, California→UCLA, 6'3", 205
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 5, 2023
サイズとスピードを併せ持ったスケールが大きいWR。競り合いにも強い。昨年は1巡指名のChristian Gonzalezとも互角のマッチアップを繰り広げた。今季は5-star Fr. QB Dante Mooreのメインターゲットとしての働きに期待 pic.twitter.com/GUQYfPNhPb
72. Jordan Burch, EDGE, Oregon, 6'6", 275
元5-Starが徐々に輝きを見せ始めている。昨年は3.5サック、7.5ロスタックルと数字こそ伸びなかったが、コンスタントにプレッシャーをかけ、存在感が増してきた印象。21年のPick 6に代表されるように、5-starらしく時折規格外のプレーを見せる。今季はOregonに転校し、上位を争うチームで存在感がをアピールできるか?
JORDAN BURCH. House Call. pic.twitter.com/SHmPgTEqu6
— GamecockCentral.com (@GamecockCentral) September 5, 2021
73. Cedric Gray, LB, North Carolina, 6'2", 235
昨年は145タックルを決めたタックルマシーン。スピードがあり、サイドラインからサイドラインまでどこにでも現れる。ラン守備に比べるとパスカバーは課題であるがセンスは悪くなさそう。今年もドラフト候補に挙げられながらCollegeに残っただけに、上積みを見せてほしい。
74. Connor Colby, OG, Iowa, 6'6", 308
21年はFr.としてRGとして先発出場し、安定したパフォーマンスを見せ、2年後のドラフト上位候補と評価されたがRTに移った昨年はパスプロに苦しんだ。終盤はLGに戻りまずまずのプレーを見せた。昨年はポジションのたらい回しに苦労したが今年はLG一本で挑む予定。ランブロックのパワーは凄まじいのでハマれば2巡ぐらいまでは可能性がありそう
75. Fentrell Cypress II, CB, FSU, 6'0", 184
昨年、一気に評価を上げたCBで今季からFlorida Stateでプレー。INTこそなかったが、14PDを記録し、PFFでもCollegeに残ったCBの中でトップクラスの成績を残している。ボールへの反応やタックルの良さは感じるがスピードや方向転換能力は微妙なのでこの位置に入れた。
76. Abraham Williams, CB/KR, Weber State, 6'1", 175
隠し玉的なプロスペクト。CBというよりKRとして圧倒的。昨年は100ヤード以上のキックオフリターンTDをなんと4回も記録。リターンのスピードを見ても尋常じゃなく速い。CBとしての出場機会は多くないが、でればいいプレーをしている。サイズもあるのでCBとして伸びれば高評価もあり得そう
FCSのWeber Stateってなかなか面白いな。特にリターナーのAbraham Williamsが尋常じゃない爆速で昨年はKRの平均が38ヤード、4TDという見たことない数字叩き出してる。彼はCBとしての出番は少ないがサイズもあるしなかなか才能はありそう pic.twitter.com/fkHB8Duopb
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 5, 2023
77. Jalen McMillan, WR, Washington, 6'1", 186
昨年はチームメイトのOdunzeとともに1000ヤードを突破し、Wahingtonのパスオフェンスを牽引した。こちらはSlotタイプ。Big Playを量産するOdunzeに対して3rdダウンなどでのショートパスで頼りになるタイプ。スケール型でないので1巡というよりDay 2がしっくりくるタイプ。
Jalen McMillan, Washington, 6'1"
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 6, 2023
昨年はOdunzeとともに1000ヤードを突破。1stダウンを更新する短めの距離で頼りになり、RACも得意で時にはディープを狙えるスピードもある理想的なSlot WR候補。1巡というよりDay 2なイメージだけど pic.twitter.com/djuyp3g6fS
78. Jaheim Bell, TE, Florida State, 6'3", 232
South Carolinaではパスキャッチだけでなく、RBとしても活躍。スピードは特にTEの中では出色で、TEながらDBを置き去りにする場面も見られる。ブロッキングやショートパスのルートランなど、TEらしいプレーはそこまでではないので3巡評価とした。今季から上昇気流に乗るFSUでプレー
RattlerがいくSouth CarolinaはBellとStognerのTEsに注目したい。特にBellはめちゃくちゃ速いし合いそう pic.twitter.com/ARAiV0YQkI
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 20, 2022
79. Dontay Corleone, DT, Cincinnati, 6'2", 320
映像が十分に確認できていないがとてつもないポテンシャルを感じるDL。OLを押し込む力が凄まじく、ブロッカーをパンケーキにしている場面を多くみる。あまりいい映像がないので評価は控えめにしているが能力的にはもっと上な気がする。
Is there a term for the opposite of an OL pancaking a defender? If so, Dontay Corleone did it on Saturday. pic.twitter.com/pqGWJwFGLb
— Tim Adams (@timpadams1) September 27, 2022
80. DeWayne Carter, DT, Duke, 6'3", 303
パスラッシュに定評があるIDL。昨年は5.5サック、11ロスタックルを記録しただけでなくEDGE並の頻度でプレッシャーをかけていた。特に下半身のパワーを活かしたブルラッシュが得意。今季はオフに体重を増やしたようなので更なる活躍に期待。
DeWayne Carter is a bad man pic.twitter.com/Ma9Qec617O
— Cam Mellor (@CamMellor) September 10, 2022
81. Jack Westover, TE, Washington, 6'3", 245
身体能力が高く、レシーブ、ブロックともにハイレベルなTE。チームはWRに恵まれているためあまりパスキャッチの機会は多くないが、時々見せるRACからかなりのスピードが感じられる。総合力が高い、いかにも3巡がしっくりくるTE
WashingtonはWRのオプションが多すぎるからあまりパスでは使われてないがTEのJack Westoverも相当なタレント。たまにパスを取るとWR顔負けのスピードを見せる。ランブロックも得意なのでプロの評価は高いと思う pic.twitter.com/BQr6AgTMMj
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 6, 2023
82. Cam Camper, WR, Indiana, 6'2", 202
昨シーズンは7試合の出場ながら560ヤードを稼ぐ活躍。特にIllinois戦ではドラフト全体5位指名のDevon Witherspoonとマッチアップし、彼が昨年許したヤードの約半分に相当する103ヤードを稼いだ。自然な加速でDBを引き離すことができるのが強み。
Cam Camper, Indiana, 6'2", 202lbs
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) May 5, 2023
昨年は怪我で欠場もあったが1巡指名されたDevon Witherspoon、Deonte Banksの両方を圧倒。特にWitherspoonは昨年許したヤードの半分は彼。スムーズな動きと加速力が惚れ惚れする pic.twitter.com/LEjcsbZ7Jt
83. Simote Pepa, DT, Utah, 6'3, 345
今年のドラフトでBaylorからCLEに3巡指名されたSiaki Ikaのような重量級でランストッパータイプのDT。それでいてパスラッシュができないわけでなく昨年は4.0サックを記録している。
Starting at the USC 25, Caleb Williams sacked by Simote Pepa for 10-yd loss#Utes 24 #Trojans 17 3rd pic.twitter.com/LIpGmMYR1r
— Sᴘᴏʀᴛs 24/7 (@Sports_24x7_) December 3, 2022
84. Cade Stover, TE, Ohio State, 6'4", 255
元々はLBとしてリクルートされるもTEに転校して大化け。昨年はレシーブで406ヤード、5TDとまずまずの成績を残し、ランブロックでもパワーがあるところを見せた。レシーブ、ブロックともに高水準なDay 2で指名されそうなタイプ。
Cade Stover would not be denied 😤
— The Checkdown (@thecheckdown) October 29, 2022
(via @CFBONFOX) pic.twitter.com/jb7B2Y10tH
85. Braden Fiske, DT, Florida State, 6'5", 305
昨シーズンはWestern Michiganで6.0サック、12.0ロスタックルの大活躍。今季から大物転校生の流入が著しいFlorida Stateへ。試合映像が少なく詳しく見れてないのでまだ確信はもてないが、サイズがある割にスピードがあり、NFLこのみなDLなので活躍次第では1巡もありそう。
Despite being listed at 6’5” and 300 pounds, Western Michigan uses Braden Fiske on the EDGE a ton. I am here for it. pic.twitter.com/opS7qNCICl
— Ryan Roberts (@RiseNDraft) September 24, 2022
86. Junior Colson, LB, Michigan, 6'2", 235
So.の昨シーズンに先発に定着し、全米屈指のMichiganディフェンスのタックルリーダーに。派手なプレーは多くはないが、スピード豊かなLBで、カバーも上手い。タックリングもミスが少なく最も穴のないLBと言ってもいいかもしれない。
Nice play by Junior Colson breaking up the pass. Michigan gets the ball back.
— Brendan Moore (@bmoorecfb) December 31, 2022
pic.twitter.com/dVokstfzXV
87. Braelon Allen, RB, Wisconsin, 6'2", 235
Fr. からの2年間で2500ヤード、23TDを記録したパワーRB。特に体格を活かしたインサイドのランが得意でDLが密集していても最低限のヤードは稼いでくれる。トップスピードは速くないので評価が難しい選手ではあるが、いると攻撃のオプションが増えそう。
Where do you rank Braelon Allen in the '24 RB draft class? pic.twitter.com/n2TwDROLn9
— Nick Penticoff (@NickPenticoff) June 1, 2023
88. Jaylon Hutchings, DT, Texas Tech, 6'0", 305
昨年は同じチームに1巡7位指名されたTyree Wilson(現LV)がいたが、負けず劣らず目立っていたDL。300ポンド越えの重量級ラインマンながらクイックネスに優れ、OLをかわしてスクリメージラインを超えてくる場面が多い。昨年は惜しくも届かずサックを逃すことが多かったが、プレッシャー率は高かった。
Trying to watch @TexasTechFB Tyree Wilson and 3 drives in I’m looking up these DTs - Tony Bradford Jr and Jaylon Hutchings! These guys have some juice to get after the QB!
— Ben Fennell (@BenFennell_NFL) December 28, 2022
Only Power 5 iDL teammates with 30+ QB Pressures this season (Wake Forest pair is close!) pic.twitter.com/kSQnThhDKz
89. Sam Hartman, QB, Notre Dame, 6'1", 208
Wake Forestに在籍した5年間で12974ヤード、110TD、通算21回の300ヤードゲームを記録している大ベテラン。特にミドルからロングのパスが得意。Wake ForestではOL難に苦しみながらのプレーが多く、OLが優秀なNotre Dameに転校した今季はパスの精度がさらに活きるはず。
90. Barrett Carter, LB, Clemson, 6'1", 225
順調に成長している印象の元5‐star。サイズが小さめなのでタックルがやや弱い感もあるがカバーはソツなくこなすし、時折見せるブリッツもなかなかのもの。スロットに入ることが多く、TEのカバーの経験が多いのもプラス。
Barrett Carter pic.twitter.com/i0OVyv9VXV
— Seldom Used Reserve (@seldomusedres) October 4, 2022
91. Christian Mahogany, OG, Boston College, 6'3", 333
昨年は上位候補に挙げられながらもシーズン前にACLを断裂して全休。重量級DLに押し負けないパワーがあり、重量級の割には機動力もある。
After missing 2022 season, BC’s Christian Mahogany is primed to be the next great BC offensive lineman.
— Eric Galko (@EricGalko) May 31, 2023
Dominate run defender, fluid across the field, and can dominate as an interior OL pass blocker
Should remind NFL personnel quickly why he’s a top-tier OG prospect #ShrineBowl pic.twitter.com/6cd0WctnOZ
92. Bru McCoy, WR, Tennessee, 6'3", 221
20年の5-starとしてUSC入りし、1年目からまずまず活躍したもののTennesseeに転校。バーティカルに引っ張るタイプが多いチームにあって3rdダウンやゴール前など、ショートヤードが必要な場面でいい仕事をする。昨年のCedric Tilmanと同じあたりで指名されるのでは?
Bru McCoy gives the Vols the lead‼️ pic.twitter.com/P6KSnpxI78
— ESPN College Football (@ESPNCFB) December 31, 2022
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