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マメルリハと世話係の意思疎通

我が家のマメルリハ・シャルは、在宅している世話係・私の母と一緒にいることが多い。

過去の記事でも書いたが、母はシャルの言いたいことを察するのが上手い。そのため日頃からシャルも何か要求があれば、母に言いに来る。鳥嫌いの同居人(私)ではスムーズに伝わらないし、理解しようとされない。

コレを書いている少し前にも、籠外活動中(=放鳥)に鳥用アスレチックに固定して設置されているはずの鏡が倒れてしまったと母のところに飛んで来て訴えていた。鏡は万が一倒れても絶対シャルが下敷きにならないようにな配置に固定されていたのに、いったい何をしたんだか。

先日そんな母とシャルのやり取りで、鳥嫌いの私が驚くようなことがあった。

3月21日。私が仕事から帰宅して夕飯を終え、20時頃だった。普段ならとっくに就寝しているはずなのに、シャルはなぜかまだ起きていた。それを私が指摘したところ、テレビを見ながら母が言った。

「シャルがもっと食べておかないといけないから、まだ寝ないって。羽根も抜け始めちゃって(シャルの体重が)29グラムしかなかったし。」

寝ない理由がなぜそこまで具体的にわかんだ??
母に重ねて聞くと、

「だってそうなんだもん。帰そうとしたら何か(シャルが)言っていて、体重計にのせたら29グラムしかなくて。もっと餌食べるんだって。」

いまいち説明になっていないが、「そのように」察したところ合っていたらしい。この話の時、シャルは餌を一通り食べ終わり、アスレチックの端にとまっておとなしくしていた。話題になってるのがわかった?

だが静かにしていたかと思いきや、シャルはまた鳴き出した。母が確認したら、次はどうやら追加で食べたい種子状の餌が、シャルが自分で割れないため割ってほしいとの事。横で見ていたが、シャルの要求内容も母がそれを察したプロセスもまるで分からない。

母が該当の餌を割り始めると、シャルは言いたいことが完璧に伝わって嬉しい時の動き(両脇をヒュッと上げる)と喜びの鳴き声をあげた。

ピピピピッ💕 ピピピピッ💕

シャルの要求内容が見事的中。
そして一連のこの様子は↓のような感じらしい。

普段ならさっさとシャルは時間になったら寝るのに、鳥籠に自分で戻らず鳥用アスレチック内で追加の餌を要求して食べた。

ルーティンを守りたがるシャルがなぜあえてそうするか。

体重!そういえばシャルは自分の体重を把握している節がある。

ところが食べ終わってもまだ帰らず、母に追加の餌を要求。

自分で割れない餌以外は、すでに母からちゃんともらっている。シャルがこれで、あえて更に母にする要求は「自分で割れない餌を食べたい」しかない!

何という総合判断・・・そして今度こそ満足して体重の心配もなくなったシャルは、自分で鳥籠に入り就寝したのだった。

鳥嫌いの私はただ両者に対し感心するしかなかった。

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