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仕事と休みについて考えていること

とても悩んでいる。
悩んでいるというか、考えています。


プライベートを充実させるとか、休日に自由に遊ぶために稼ぐとか、あるいは、最低限生活できるお金さえあれば最低限の仕事でいいとか、老後のお金が貯まったら退職するとか。様々な「働かない理由」「“自分の時間”の優先」について、普段見聞きします。

ワークライフバランスとか、週休3日制とか、プライベートの充実とか、言われ始めたのが具体的にいつからかはわかりません。

私が就活をしている頃にはもう言われていました。週休3日制についてはまだ話題になっていませんでしたが。

けれど、今の職場で感じるのは、「仕事こそ人生」であるかのような感覚。家族の用事以外は、暇で、働ける時間であるというような意識。

私の職場の平均年齢が50歳であるのも大きいとは思います。私が1番若いのもあると思う。経営者が相手の仕事だから、お客さんもいわゆる「昭和」の人々が大半。

そんな中で働いていると、いろんな話を聞いてしまうことになります。

「若い子の扱いは難しい」
「死ぬまで現役」
「働かざるもの食うべからず」
「スキルアップしたいって気持ちはないみたい(笑)」
「30くらいまではしっかり働いて、ある程度仕事ができるように」
「働かんと!」
云々。

ネットやニュースで聞くこれからの働き方とどこか合わないような気がして、もやもやした気持ちを抱えることになりました。

理想と現実の違い、昭和世代の「力」に、頭の中がぐちゃぐちゃになってしまう。

そこに追い打ちをかける「有給休暇は仕事を頑張れるようにするためのリフレッシュ休暇」という意見。これはたまたま読んでいた本にありました。「休みをとらせてあげるから、また仕事頑張ってね」のニュアンス。私は「頑張ってくれているから、休みを自由にとって自分の時間も大切にしてね」と、思っていました。

ああ、ずっと間違っていたのだと、思いました。

「休まなければいけない」のほうに、意識が傾いていました。

「働かなければいけない」のでした。

そのことに気がついてから、勤務時間を延ばし、働けるように体力をつけようと行動し、気が緩まないように、家に帰ってからも「家という職場」に居るという意識で過ごしています。家だって、家事は仕事だし、さて自分のことをしようと思っても、誰かと一緒に住んでいる限りは思い通りにいきません。(あまり書きすぎるとただの家族の愚痴になってきそうなので、抑えます(笑))

今はまだ、そういう自分の「試用期間」です。ちょっとこのモードでやってみようかなという感じ。「残業なんてやってたまるか、仕事より大切なものは山ほどある」と思っていたのを「私の周りで起こることはすべて私の仕事。片付けていくしかない」と。朝起きるのも仕事。時間通り電車に乗るのも仕事。家族の頼みを受け入れるのも仕事。体力をつけて、メンタルをコントロールするのも仕事。反抗するからつらくなるのであれば、何でも受け入れる。受け入れなければならないと、切り替える。

まだ1ヶ月くらいしか試していませんが、意外と、やれています。

ただ、ひとつ、なんとなく感じているのは、喜怒哀楽を殺している部分があるなということです。感情が、邪魔者になっているのです。

もう少し続けてみて、自分の気持ちや行動がどう変化していくのか、観察します。観察できれば大丈夫なのでしょうが、もし、客観視できなくなったことに気づいたら、またリセットが必要になるでしょう。気付かぬうちに何かを失くさないように、気をつけながら。



もっと楽しいことを考えたい。明るい話題、幸せな出来事を、綴りたい。そんな本音は、ちょっとの間、小さくなってもらって。

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