アイアンマンは強いリーダー？弱いリーダー？（アメコミに学ぶリーダー2.0の魅力）

私はマーベルヒーローが大好きです！中でもアイアンマンことトニースタークがカッコよくて愛らしくて大好きです！なので映画を観る時は基本字幕版を選んで生の声を聴くのが私の楽しみ方です。

さて、読んでくれた方の多くは私の同じようにアイアンマンのことが大好きな方々だと思います。（思い込み）

魅力的なヒーローは完璧超人なのか？

アイアンマンと言えばどんな人物なのでしょうか。世界屈指の事業家で天才科学者で最高峰の技術者でありながら世界を守るスパーヒーローであるアベンジャーズの中心人物です。

どうですか？非の打ち所のない最強の完璧超人ではないでしょうか？

「...にわかめ」

はいはい。わかっております！アイアンマンとは完璧超人とはかけ離れた人物なのは皆さんご存知のはず！第一作目から自らの無知を知り武器製造を取り止めて世界を守るヒーローになろうとしたり、お酒と女と名声におぼれてぐずぐずな男になったり、かと思えば望んだ平和な世界とは違う結果になり落ち込んだり...極めつけは秘書のペッパーがいないと何もできなかったり。。。

何が言いたいかというと、最強のヒーローは完璧超人ではなくボロボロでも自分の正義貫き通す余白を持った人であるということです。

このような人物像はアメコミヒーローに多い傾向がありますね！

強いリーダー弱いリーダー

近年NewsPicks界隈の住人たちに叫ばれているリーダー1.0やリーダー2.0についてのお話です。

強いリーダー（リーダー1.0）

俗に言う強いリーダーとは中央集権の大量生産型に強いタイプで、個人のカリスマ性や個人のずば抜けて強力な能力によって集団をまとめるタイプのものを「強いリーダー = リーダー1.0」といいます。

例
）楽天社長の三木谷さん、ソフトバンクG社長の孫さん etc

弱いリーダー（リーダー2.0）

弱いリーダーとは、ただ単に弱い訳ではなく何かに尖って特化しているがその他について大きな弱点を持ったリーダーのことで現代において重要な余白のブランドを持っているため「インフルエンサー」と呼ばれる人に多く、一般人が共感や親近感を持てるすごい人と言ったイメージでしょう。また、「弱いリーダー = リーダー2.0」の特徴として、自ら望んで支えになろう募ってくれる人を集める魅力があることも大きな特徴です。

例
）筑波大学准教授の落合さん、ブロガーのはーちゅーさん etc

一人で完結しない魅力

さて、ここで再びアイアンマンことトニー・スタークに舞い戻って考えて見ましょう。トニー・スタークは自分でなんでもできるけど多くのことを他人に任せることでより多くのことを可能にしています。

劇中でも秘書としてペッパーに予定管理を任せキリにしたり、工作作業の多くをAIのジャービスに任せることで自分は自分の得意分野に大きく力を注ぐことを可能にしています。

この例を考えると事務作業を一切やらない堀江貴文さんや落合陽一さん何かがすごく似ていますよね！！

ここで大切なことは２点

１．できる事は他人に任せて前進する。

２．任せられる人はその人のコミュニティーの一部になることを好ましく思う。

おそらくこれらの要素が「一人で完結しないことによる魅力」を生み出しているのではないかと思います。

完璧じゃない美学

失敗してもいいじゃないか！

弱音吐いたっていいじゃないか！

僕らは諦めない強い意志に魅せられる。