断言します。有機と慣行の分断は意味がない
本日、大学時代にお世話になった佐藤先生の紹介で茨城県つくば市にある森口農園に行ってきました!主は枝豆ですね。http://tukubanikki.la.coocan.jp/index.html
元々は有機でやっていましたが今は慣行農業です。「なぜ、有機をやめたのか」が面白かったです。僕もずっと言ってますが、「有機だから健康にいいとか環境にいいとか」ではないんですね。見方によっては、有機の方が環境に負荷をかけます。有機は生物多様性を1番重視してるかなと個人的には感じています。
また、午後から自分の知り合いである有限会社シャリーにも行ってきました。同じく茨城です。米、サツマイモ等で100haですね!最初に有機物を入れて追肥もやり高温対策バッチリです。代掻きもしない圃場もあります。化成肥料農薬も使います。
今日も勉強なりました。座学もいいですが現場に行っての実学が僕にとってはたまりません。有機と慣行農業を分断するのではなくお互いいいところを利用するのがいいなと僕は思います。温暖化が続いてる気候では、化成肥料だけは負けてしまうと僕は思います。だから、畑に微生物が大好き有機物を入れてを働かせて畑を活性化させること大事です。そして、追肥等で化成肥料をやるのがベストかと。化成肥料は有機肥料と違って効果が出る時間が早いです。理由は、最初から無機質を入れるからですね。
それと同様に、虫や病気対策で農薬をやります。これも使いすぎるのではなく、どれだけ最小限に使えるかを試行錯誤をするのが良いと思います。最終的には、農薬を使わないことを目指します。IPM「総合的病害虫管理」という考え方もちろん入れます。
だから、有機農業と慣行農業の分断って意味がないんです。どちらも素晴らしい栽培です。
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