Oblivion Sword【S28 最終613位】
こんにちは。ジャラランガです。
今回は、「ポケットモンスター ソード・シールド」のランクバトルシーズン28において最終613位という結果を残すことができたので、記念&反省のために構築記事を書きます。
↑レンタルパはすぐ消す予定です、というか正直あまりおすすめしません
【結果】
TN:ジャラランガ 最終613位(レート1856)
【構築経緯】
始めはオーガザシアンをメタり「初手ダイマサンダー→鉢巻ウオノラゴンへバトン」という構築を使っていたが、中盤オーガザシアンに全然当たらなかったためオーガザシアンへの対策を若干薄くし、環境に特に多く感じたイベルザシアンや黒バドザシアンには絶対勝てるような構築を目指した。「カバルドンのステロ欠伸展開→イベルタルのダイマックス→ザシアンで詰める」という動きがシンプルで多くの並びに五分五分以上で戦えると思いカバザシイベルを軸として構築を組み始めた。補完としては、ザシアン絡みの構築に出しやすく、ホウオウ入りやネクロ入りに対し有利展開を作っていきやすい、またイベルタルが出しにくい際にダイマックスアタッカーとなり得る、TODも狙えるなどの理由からアッキサンダーをまず採用。次にまだまだ重そうなホウオウ入りやオーガ入りに対し抗え、ハピヌオー系の受けサイクルを破壊でき、スイーパーとして詰め要員としても使える、おまけにイベルタルの追い風とも相性が良いといった理由からスカーフウオノラゴンを採用。最後にオーガザシアンに抗え黒バド入りやゼルネアス入り、ジガルデ入りに圧力をかけられるポケモンを探したところ、ヌケニンがメタモンへの切り返しにもなりちょうどいいと思ったため採用し構築が完成した。
ただ終盤になってオーガザシアンが増加したため、この構築では勝ちにくくなっていった。
【個体紹介】
ザシアン@朽ちた剣 不撓の剣
かなり火力のあるザシアン。今までHDやらHSやらあまり火力のないザシアンを使ってきたが、Aに特化することでサンダーやランドロスが巨獣斬+電光石火でたまに落ちたりするほどの素晴らしいパワーを発揮してくれた。前期の上位記事を見るとSを174に設定してる人が多かったのでそこを抜けるようにしたが、終盤かなり抜かれていた。HSベースにすると剣舞できないときに火力が明らかに足りないように感じたので、汎用性を重視しHAにした。技に関してはコスパダイナや日ネク軸に抗える剣の舞を使っていたが、ホウオウ軸に負けが続いたのでワイルドボルトに変更した(その後あまり当たらなかったが)。ほぼ全試合選出した。
イベルタル@命の珠 ダークオーラ
破壊の神。控えめにすることで珠「ダイアーク」+ステロでダイマサンダーが落ちたり、「ダイバーン」+ステロでH振りザシアンが落ちたりとステロ込みで大体のポケモンを破壊できる。イベルタルのダイマックスで荒らした後追い風で退場してザシアンで詰めるという動きが強く、オーガザシアンはこの動きが決まればザシアンで全員倒せることが多い。ただ刺さりが悪いことも結構あったので選出率はそこまで高くない。
カバルドン@オボンの実 砂起こし
イベルザシアンの起点作り要員。ザシアン入り(特に黒バドザシアン)に初手出しすることが多かった。基本的にワンパンされることがほぼないので初手に置きやすい。日ネクやムゲンダイナ、ジガルデ、ザシアンなどが入っている構築には積極的に出していった。ラグラージと違いジガルデや日ネクなどの身代わり・ラム持ちを流すことができ、HPが僅かでも残しておくだけで日ネクやヌケニンなどに仕事ができる。最速起きをケアできない場面が多かったり、カバイベルザシアンと選出した際に対メタモンを考えかなり慎重な立ち回りが必要とされたりと使うのが難しく、ラグラージに変えたい場面もあったが、カバルドンにしていたお陰で勝った試合のほうが多かったので最後まで変えなくて良かった。ラグラージに比べてよりプレイヤーの実力が出やすいポケモンなので、常に慎重なプレイングを心がけていた。
サンダー@アッキの実 静電気
運要素がかなり強いポケモン。ザシアンやメタモン、ランド、ホウオウ、日ネクなどに切り返しが行える枠として採用。相手のザシアンの巨獣斬に合わせて繰り出して静電気麻痺を狙いつつ展開したり、初手ラグラージに合わせて身代わり張って展開したりといった動きがかなり有利な展開を作っていきやすい。こちらのザシアンをメタモンにコピーされてもこのポケモンで受けられる。オーガやイベルにも抗えるのでイベルザシアンやオーガザシアンにはほとんど出した。ザシアンイベルタルで重めなホウオウ軸に対して有利展開をとっていきやすい上に、身代わりと羽休めでTODしたりもできる(実際ホウオウネクロトドンにサンダーだけでTODした勝った試合もある)し、最悪静電気と放電と暴風による運ゲーも狙える。ダイマックスしてももちろん強い。結局どんな型でもサンダーはサンダー。
ウオノラゴン@拘りスカーフ 頑丈顎
エラがみを撃つ機械。カバエスバランドなどと対面させれば相手の誰か一匹は持っていける。このポケモンがいるだけでカバルドンやラキヌオーが出てきにくくなる。ホウオウや日ネク軸に圧力をかけることができ、カイオーガにも弱くないという理由で採用したが、意外とザシアン軸に出すことも多かった。イベルタルの追い風からウオノラゴンに繋ぐ動きもでき、スイーパーとしてもかなり活躍してくれた。技に関しては、この構築はダイマックスを切れるポケモンが少なくウオノラゴンでダイマックスする場面も多かったのでギガインパクトを採用した。
ヌケニン@気合いの襷 不思議な守り
オーガザシアンにある程度後出しでき、ザシアンやウオノラゴンをメタモンにコピーされた際に切り返しが行え、ジガルデゼルネアスをほぼ完封できる最強ポケモン。対面黒バドにもたまに勝てたり、ガマゲロゲも技次第では完封できたりと上記の5体でカバーし切れない部分を補ってくれた。メタモンを考えるとB個体値を下げるべきだが、あまりにも面倒だったのでメタモンにヌケニンをコピーされないように立ち回ることで補った。襷を持たせることで相手のダイマックスターンを枯らすことができ、不意の弱点技にも一度は対応できる。終盤バンギラスや毒毒・岩封持ちガマゲロゲが増え、どんどん出しにくくなっていったが、それでも選出や対オーガザシアンなどではしっかり仕事をしてくれた。ただ正直この枠はトリトドンでも良かったかもしれない。
【選出】
基本的には相手に合わせて柔軟に選出。困ったらカバザシイベル。よくあった選出をまとめると
イベルザシアン→カバザシ+イベルorサンダー
黒バドザシアン→カバザシイベル
オーガザシアン→サンダーorウオノラゴン+ヌケニンザシアン
ホウオウネクロ→カバザシイベル/カバサンダーノラゴン
ホウオウザシアン→カバザシサンダー
ホウオウダイナ→カバザシ@1
ディアルザシアン→カバザシイベル
【重いポケモン】
・珠サンダー…結局重い。対面カバルドンで流してザシアン・イベル・ウオノラゴンあたりで処理できるが、不利対面をとると受けられない。この構築の弱いところ。
・ホワイトキュレム…ザシアン以外全員やられる。ザシアンをめちゃくちゃ大事にして立ち回る。
【後語り】
実に1年ぶりに最終3桁で終わることができたのでとても嬉しいです。今期は自分の最も得意なサイクル構築ではなく結構対面よりな構築を使いましたが、サイクル構築に比べ選出択になることが多くその点ではやはり扱いが難しいように感じました。オーガザシアンが終盤こんなに増加するとは思わなかったので、若干オーガザシアンに対し薄めなこの構築はもう無理だと思い今期は早めに撤退しました。そのため今後この構築を使うことはもうないように思われます。ただイベルタル+ザシアンという並びはカッコいいのでイベルザシアンをもっと研究して今後より高い順位を目指したいです。個人的に今シーズンは剣盾で結果を残すラストチャンスになりそうだと思い今まで以上に本気で研究し頑張ったので、自分の最高最終順位(S5の最終634位)を更新できて本当に良かったです。まだまだ上を目指し頑張ります。
読んで頂きありがとうございました🌸