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基本情報技術者試験冒険譚      ~2週間物語~

 大学生になると、就職に対しての考え方が色々と表れてくるだろう。それは大学生活の充実かもしれないし、学業に専念してそれを強みとするかもしれない。もしくはインターンでの企業研究に注力するかもしれない。事実、これら全ては真面目にやれば、就職のためになることは間違いない。ただ、今回はそんな話はしない。今回の内容は「資格」についてだ。私が受験した基本情報技術者試験の話も交えて書いていこうと思う。では早速、大学生の注目の的を掘り下げていこう。

資格、その魔力

 資格。その言葉一つで、我々は圧倒される。資格信仰が強ければ、まさに最強の就活対策。「認められた者」の称号は伊達ではないと信じて疑わない者もいるかもしれない。私はそこまでではないものの、少なからず有利に働くと信じていた節があった。というかこんなもの書いている時点で、資格には意味が無いと言っているのかと思われるかもしれないが、そんなことはない。モノによっては絶大な力を誇る矛になる。ただ、ある事実を蔑ろにすると、泥沼に陥ってしまうことになるかもしれないという話だ。

 ・・・・・・つまらなそう?興味がないなら別の記事を見ると良い。今回、技術的な話は殆どない。CGFlutterGithubなんかの記事を見たほうが有意義だろう。時間は有限だ。つまらないことに時間を割く必要はない。この記事は飽くまで、資格に対しての認識が絶対的なものに感じてしまう人に向けている。あと興味がある人。そうでないならこんな記事見るより、とっととアプリの開発環境でも開いて動かしてみろ。

 私が書く情報が全て正しいとは限らない。なので、情報の精査は本人に委ねる形になるため、このような口上を述べさせてもらった。私自身の理解を深めるためにも、一緒に考えて行こう。それでは早速、資格の実態に触れて行こう。ただ、今回は大学生向けの色が強い。就職後に関しては同一とは言い難いため、そこは注意していただきたい。では、敵情視察といこう……

魔王”資格”の戦力分析

 まず、資格とは倒さなければいけない相手なのかというところから見て行こう。これに関しては、就職における必須条件を調べればわかる。簡単に言うと「医師」「弁護士」といったものは、国家資格が必要であるのはまあ当然だろう。これらは「必須資格」「業務独占資格」と呼ばれることが多い。ではそれ以外で人気な資格は何だろう。大学生人気の高いものを纏めてみた。

簿記2級
FP(ファイナンシャルプランナー)2級
MOS(マイクロ・オフィス・スペシャリスト)
宅建(宅地建物取引士)
TOEIC

 こんなところだろうか。これらの資格は多くの大学生に、魅力的なものに見えるようだ。もちろん、資格である以上何かしらを証明しているのだから意味はあるのだが、その証明はあまり効果を発揮しない可能性を孕んでいるのもまた事実。魔王”資格”は倒すのに時間がかかる反面美味しくない、なんてことも全然あり得るという。ある種、就職対策としては厄介な部類であるといえよう。

企業における”資格”討伐の評価

 やっとの思いで資格を取ったとき、達成感は如何程か。ものによっては感無量だと思う。ではその資格を企業に伝えよう。・・・・・・さてその資格、本当に必要な資格だったのだろうか

 私自身も理解しやすかった分野で説明しよう。金融だ。
金融で必要だと思われ、取得しようとするであろう資格は「FP2級」だろう。この際、別に何級かは問題ではないが、人気な所を取らせてもらった。では、企業が就職要件にFPを入れているのだろうか。
 例として、野村證券のリクナビ情報を載せる。

野村

 ここに書いてある情報から見ても、条件として重きを置いているのは”四年制大学卒”のほうだ。資格はそれを補う意味合いのほうが強く感じる。なので、FPを取ったからといって安泰なんて言う安直な考えには到底結びつかない。まあ、今回は就活に関しての話ではないので、就職に大事な話はしないが、じゃあ大学で取ったFPは無駄なのか

 はっきり言うと”無駄ではない”。

 前述した通り、重きを置いているのは”大卒”だ。事実、企業側は学生を選別しなければならない立場にある。そうなったとき、平行線上にいる2人がいた場合、資格を持っている者と持っていない者、どちらを選ぶだろうか。そう、加点対象にはなり得るのだ。加えて言うと、多くの証券会社では資格が昇格要件に含まれていることが多いそうだ。となると、長期的に見るのなら、やはりプラスであるという見方が出来る。
 一応、資料が一つだけだと信憑性に欠けるため、もう一社分載せておく。
SMBC日興証券のものだ。

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ITの登竜門、基本情報技術者試験

 では、今回受験した基本情報技術者試験の話に入ろう。これからの話は、一部本職のエンジニアに聞いた話も交えている。

 基本情報技術者試験、これは一応国家資格だ。民間が行っている資格試験とは違い、それなりに評価に値する。(※1:一部例外も存在するが)
補足すると、民間が評価に値しないというわけではない。ただ、そういった資格は利益目的のものも少なくない事も事実であるという話だ。では、基本情報技術者試験が最初に受けるべき試験かと言われると、そうとも限らない。情報系資格の前段に、ITパスポートというものが存在する。
「なら、そっちを先に受ければいいじゃないか」
 ・・・・・・好きにしてくれ。別に受けること自体は悪いことじゃない。IT系に関する基本的な知識を得る分には非常に役に立つだろう。勉強と考えるなら一切間違っていない判断だ。ただ今回は、

実利に基づいて考えさせてもらう。

 どういうことなのか、説明していこう。実のところ、ITパスポートは就職活動において大した役に立たない。これは、本職エンジニアの話だ。なんなら、「基本情報技術者でさえ加点対象になるとは限らない」とのことだ。前述にあった通り、平行線上にあったときは加点対象で勝つことが出来るかも、と話した。このことから分かることがある。それは何か。
ITパスポート取得率が高すぎるのだ。

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これでは差分化できない。実際、合格率は50%前後、それどころか年々上昇している。(これは信憑性に欠ける情報ではあるが、ITパスポートでは逆に評価が下がる可能性さえあるとも言われる)
 では、基本情報技術者は?基本情報技術者試験も同じような合格率ならば差分化できず、評価されにくいかもしれない・・・・・・

 3割を下回る

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 ・・・・・・そう、基本情報技術者試験はおおよそ2割5分という割合だ(令和2、3年度に関しては受験者が大幅に減少し合格率が跳ね上がっている)。半分近くの受験者は毎回確実に落ちている。なんなら、午後問題に関しては配点比率が変更になり、コードが多少なりとも読めない限りは、合格とは縁遠いものになるだろう。だから、多少差分化できるのだ。
 それでも、何故「基本情報技術者でさえ加点対象になるとは限らない」のか。それは本職から出た情報だった。

基本情報は中学生で取っている子もいるから

そうか、資格が非常に一般化してしまったんだ。今現在はまだ評価されるかもしれない。ただ、これからの情報化社会になっていったときに、ITパスポートのような合格率になれば、もちろん差分化できなくなる。そうなれば評価されにくくなるのは火を見るよりも明らかだ。じゃあどうする?
応用情報は10年現場にいても取れない人がいる
 ・・・・・・上の資格を目指すしかない。だがこの言葉通り、応用情報技術者試験は受験者が少ないうえ、合格率が低い。精鋭が立ち向かっても多くが敗北しているのだ。
 こういった判断をものにして、私は基本情報技術者試験を受験することにしたのだ。さあ、表面上の話は済んだ。戦場へ向かうとしよう。

足切りの午前・絶望の午後

 私は舐め腐っていたので、勉強を始めたのは試験を申し込んだ日からだった。具体的には試験日から一ヶ月前だった(30日間と考えてもらえれば)。そして2週間前になるまでクソみたいな勉強をしていた。1日で一回分の午前問を解くと、その後2日は何もしなかった。ゴゴモン?デジモンなら少し知ってるけど・・・・・・
 そんなある日、ゴゴモンが午後問であることが分かった日の事だった。まるで解けない訳が分からない。そんな状態だった。試験14日前のことだ。

マズい。マズいマズいマズいマズいマズいマズいマズいマズいマズいマズいマズいマズいマズいマズいマズいマズいマズい!!

 受かるか否かなんて考えていられるレベルじゃなかった。
クソッタレ!!親にいちいち話して金もらってコンビニ支払いする気なかったから、自分のカードで払って受験料実費なんだよッ!!

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 この感覚が偶然にも良い焦りを生んだ。その日からは1日に解く問題のペースが爆発的に上がった。授業に出ながら一度も見たことのない問題をとにかく解きまくって、何度も繰り返した。それはもう、問題を覚えるくらいには。隔年で出ている問題にも即座に気付けるくらいにはなっていた。
(一日に400問前後の午前問を解いていた)
 だがやはり、問題は午後だった。コードが分からない。なんならPython、問題が”ない”。そう、Cobolの代わりに入ってきてから、公式が出している情報がサンプル問題しかないのだ。
ただ私が受けたのは令和3年度下期、Pythonに変わったのは元年の話だったはず。間に試験は実施されているはずだ(新型コロナの関係で中止になった試験を除いても)。ではなぜか・・・・・・

 真相はCBT方式にあった。

 CBT方式とは、試験期間であれば好きな時に試験を受けられるシステムであり、回答方法はパソコン入力というものだ。そして一番重要なのが、過去問としての公開はされないという点にある。きちんと試験の際に、注意事項として外部への漏洩を禁じており、過去問道場というサイトでも令和元年分までしか情報はない。そんな中でも、試験は行われる。午後問題に全力で当たり砕けられるようになったのは試験7日前とかの話だったが、Pythonの代替としてJavaをやったり、アルゴリズム等でとにかくコードの中身を整理することに注力した。

 試験前日は胃に穴が開きそうだった。背水どころか水中に陣を敷きながら始めた試験勉強。まるで歯が立たなかった時を考えると体が震えた。それでも、一縷の望みをかけるように直前まで過去問を周り続けた。

心理の境目:足切りの午前戦

 試験当日、開始時刻は午後4時だった。名古屋での受験であり、1時間前に会場に着くと、誰もいない席で受付を済ませる。試験の説明がされるまでは今まで解いてきた問題を黙々と繰り返した。

 説明が終わり、いざ入室。受験者のハナを切って会場入りした。区画が分かれている先には、無機質に文字を並べたディスプレイが佇んでいた。此奴が”午前”・・・・・・、感情というものを感じさせない。ボスに挑む資格はコレを倒した実績でしか与えられない。話によると、倒せなかった場合には午後に挑んでも結果すら分からない始末になるとか。

 生唾を飲んで座席に座る。開始ボタンを丁寧に押すと、間髪を入れずにカウントが始まった。一問目を見ると「これは過去問で似たようなものがあったな」。回答は簡単だった。二問目も同様。若干ノリ始めた時だった。

 なんだ・・・・・・これ・・・・・・・・・

 過去8年を遡ってもないと言い切れる問題があった。規約上話すことはできないが、毎回半分が落ちている試験だ。必ず見たこともない問題が出ているのは明確だった。だが目の当たりにすると、多少あった自信にヒビが入ったのが良く分かった。一度そう思うと、分からない問題が出るたびに焦りが生まれる。自身のない回答にチェックを付けながら回答を進めるが、最後まで解き切ると、半分近くにチェックが付いている。自信をもって答えた問題が40問程度。あと8問合っていれば倒すことが出来るのだ。それほど心配する必要もない。ただこれは国家資格の試験。心の弱みをそう簡単には見逃さない。不安は不安を呼ぶもので、(※2:)全てが間違っている感覚に襲われる。冷や汗が頬を伝い、手が止まる。しかし私は唇を噛んで、寸でのところで持ち直した。

「焦るな、合っている問題は沢山あったろう。見たことのある問題もまんま出ていたじゃないか。無駄に焦って自滅だけはするんじゃない」

 一つづつ丁寧に見直す。分からない問題は、過去問の経験から選択肢を絞る。不安な問題はよくよく思考を巡らせて、せめて自分の中で結論を出す。確率を上げる作業を徹底した。

 ・・・・・・そうして経つこと2時間20分。これ以上はもう自分の中で結論は変わらないとの決を出す。同時に入った人は、もう誰も残ってはいなかった。

 帰り道、良く分からなかった問題を幾つか覚えて検索していた。本来、これは良くないことだ。何故なら、午後に尾を引くようなことになりかねないから。しかし、今回は即座に結果が出る上、駄目なら午後を受ける意味もないからである。(試験慣れという意味で受けに行くことは意味のあることだ)
ただ、家に着くまでは結果は見ない。帰りの道中、俯いて歩きたくはないからだ。
 自宅に着くと、早速メールボックスを開く。あった。試験結果が届いていた。(ただこれは仮の結果であり、合格が確定する内容のものではない。もし読者の方が受けた時も、合格発表までは気長に待とう)

結果は・・・・・・6割越え。合格ラインを超えている。

良かった。これで午後に挑むことが出来る。待っていろ。最後の最後ギリギリまで足掻いてやる。瀬戸際男の意地を見せてやる

[ 午前:撃破 目標更新:午後合格、基本情報技術者取得 ]

絶望の午後は甘くない

 事実、午後問題は殆ど自信がなかった。3、4割に落ち込んでも何ら不思議ではないと自分の中で思っていた。それがどうだ、午後は今や目の前。午前を乗り越えたとはいえ、先より大きな壁が聳え立っていることに変わりはない。事前勉強では正答率0%はザラだった。自分の中で論理立てたものを真っ向から否定された。とはいえ、それが心に来たかと言われればそうでもない。というより、訳が分からな過ぎて、ある意味合否の次元を超えていたのだ。
 ただ、私にはキーパーソンが2人いた。父親と小澤先生だ。このお二方のおかげで、可燃ゴミみたいな私の成績が粗大ゴミみたいになった。
(結局ゴミ?バカ言うなよ。1週間そこらの勉強で午後問題の成績がゴミじゃなくなるわけないだろ)
 2人には主に、アルゴリズムと言語を教えてもらった。大学にいるときには小澤先生が共に頭を捻ってくれ、家では父親が懇切丁寧に説明してくれた。父親は既に応用情報より更に上の資格を取得している。基本情報など訳ないようだ。考え方を徹底的に叩き込み、後は丁寧にコードを追う。動きを見失うと何も分からなくなってしまうため、8割そこに力を注いだ。

 こうした助力を受け、CBT方式の結果3日遅れとなった午後試験まで、明確な目標を持った状態で、人生の中でも上位に入る濃密な時間を過ごした。既に精神を大分削られながら・・・・・・

激闘:絶望の午後戦

 試験当日、時間はまたも午後4時だ。寝坊や遅刻のないようにという思いや、直前まで勉強していたいという思いからだった。午後は到着が30分前程だった。会場は午前の時よりも重苦しい空気を纏っており、いつもより喉を通る空気が酸素を含んでいないような気がする。アップテンポの心拍数は、そのまま不安の表れだ。それでも時間はやってくる。午前と同じ手続きで会場内へ。さあ、ステージボスと相見えようか・・・・・・

 ディスプレイが映す画面は午前とまるで変わらない。ただ無機質に、その画面を映し出す。呼吸を一つ。開始ボタン。始まった。そして表示される問題文が、やけに殺伐としている感を抱いたのは空気による幻想だろう。

 午後問題の非常に苦しい点として挙げられるのは、その文章量だろう。前提条件やら図やらがズラリと並ぶ様に飲まれては、もうどうしようもない。次に時間配分だ。出題数は11問だが、解く問題数は5問だけだ。
内訳が見たい?しょうがないな。

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 これが内訳だ。これで試験時間は午前と変わらず2時間半。割る5で一問30分、な訳がないことは容易に想像できるだろう。配点を見ると問6”及び”問7~問11”の配点が高く設定されている。ということは、これを軸に時間を分けていくことが大事だろう。これが前のほうで話した「コードが多少なりとも読めないと」の真意なのだ。

 配分は本当に自由だ。本人の裁量に委ねられている。ただ、委ねられている時間が2時間半と非常に長いため、ぼんやりとした考えでは午後は倒せない。事前勉強では時間を計って問題を解くことが大事だ。そうすることで自分なりのペースを作れる。
お前はそれで上手くいったのかって?・・・・・・これやっとけばよかったって前日に友達から言われて思いました

 そうして解き進めると当たり前だが分からない問題にぶつかった。体が石になったかのように手が止まる。計算が分からないのであればひたすらパターンを試すべきだが、私はそもそも問題が理解できなかった。ただ、それほど難しく思っていない問題で止まったので余計に焦った。事実、そのタイミングでは読み取りが甘かっただけであった(後日談ではあるがこの問題、満点だった)。このことから分かるように、午後問題は国語力も強く問われる難敵なのだ。事前に時間を計っておきたいのは、こうした事態に対応できるようにするためでもある。因みに私は、元から問題ごとにかけていい時間を計算しておき、メモに書いておくことでロスを減らした。

 ・・・・・・息も絶え絶え、私は疲労困憊だった。その原因はやはりアルゴリズムとプログラム言語であった。コードの読み取りが半端じゃなく苦しい。予想はできても確証が持てない。泥沼を滔々と歩かされている気分だった。それでも私は根気強く足を前に出した。ひとつづつコードをなぞる。意味合いを解析し、何がしたいのかを把握する。そうして見えてくるものもいくつかあるのだ。
解けそうもないからと言って諦めてはならないのが基本情報技術者試験だ
点数を拾う。これが意外と重要度の高い考え方だ。分からずとも進む意思を持つこと。ある種それさえあれば君も受かるだろうと私は思う
 ・・・・・・そんなことを思いながら、最後の見直しを終える。上を見上げて一息ついて、画面に「試験は終了しました」の文字。

 対戦、ありがとうございました。

エンディング:絶望の午後戦

 私は全力で当たった。諸々の努力は出来る範囲で尽くしたつもりだ。それでもって私は

 ”現時点、敗北した”

 終了後、私はスコアレポートを確認したが、瀬戸際で届かなかった(マジで瀬戸際)。だが、ある意味では嬉しかった。本気なら2週間でも結果は出たんだと。合格点より半分以下だって覚悟していた。悔しさはもちろんある。もっと早くから始めていれば、もっと本気になるのが早かったら。そんなたらればは出そうと思えばいくらでも出る。私が言いたいのは、努力が実をそれなりに結んだ事実に感動したということだ。小学生みたいな感覚で済まない。だが、本心だ。
 とはいえ、負けた以上資格としては持てていない。今後の対応も考えるべきだ。さてどうしようか・・・・・・

[ 午後:敗北?




 目標更新:基本情報技術者試験、応用技術者試験同時受験]

イカれてる?まあ、それが私だ。

あとがき

 ここまで読んでいただきありがとうございます。実際これを書いている時点で約8,400文字という、頭のおかしいものになってしまいました。ただ、書きたいことは書き込みまくらせていただきましたので、満足しています。ただ、文字が尋常ではなく多い割には画像の差し込みが少なく、見ていて苦しかったことがあったかもしれないことに大分申し訳なさを感じています。話を見ていてどう思いました?
「面白くない」「つまらない」「興味ない」
色々な感覚があるでしょう。まあ、面白く思ってもらおうと書いていないからしゃーないですね。

 でなんですが、ここまで読んでいる時点で結構内容に期待していただいたと思っています。驕っていたらすみません。そこで私から少し興味深いデータのほうをここに載っけさせていただきたいと思います。これは、経団連による2018年の公開データの一部です。題は「選考にあたって特に重視した点」になります。

採用に当たって重視した点

 これを見ていると、なんとなく予想が付きそうな項目が多いですよね。ですが、資格の欄がありません。項目になかったのでしょうか?いいえ、過去の内容を調べていただくと分かりますが、確かに存在しています。ですがこの中にないことを合わせて考えると、おそらく「その他」の項目に纏められてしまっていると思われます。なので、完全な情報ではないとはいえ、資格が絶対的でないことはこのようにも現れているんですね。

 きっといつか来る就職活動に向けて、様々な情報収集方法を確立させておきたいですね。精進したいと思います。なお、この記事を書いた人間は本当にやる気の出にくいゴミ人間です。偉そうな話をしましたが自戒の念が強いので悪しからず。付け加えて、このような書き方になってしまい申し訳ございません。

では、読んでいただいてありがとうございました。またお会いする日まで。

追記

※1:一部例外も存在するが
 これがどういうことかというと、キャリアコンサルタントという資格のことを言っている。これは国家資格であるが、本当に何の役にも立たない。何の要件にも含まれておらず、持っていてどうこう言えるものでは全くもってないのである。何故こんなものがあるのか意味は測りかねるが、資格が完璧なものではないことを証明するためには、ひと役買っている、の、かも?

※2:全てが間違っている感覚
 これは科学的にも説明されている話だ。「カラーバス効果」といい、直訳で”色を浴びる”と読める。どういう効果かというと、一度その感覚を抱くと多くのものがそれに当てはまる気がしてしまうというものだ。単純なテストとして、今日一日は街中の赤を探してみようと考える。すると思いのほかたくさんの赤が飛び込んでくる。赤い郵便ポスト、赤信号、赤いファッション、赤いバッグに赤基調の広告・・・・・・
これらは別段、いきなり赤が増えているわけではない。いつもは気に留めていなかっただけの話だ。これと同じことが試験でも起こったのだ。私はこれを知っていたので多少落ちつくことが出来た。知らなかったら・・・・・・おお、怖い怖い。

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