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大災害が起きました

大災害です。

まさか。

まさかこんなことが起きるなんて。

今でもまだ悪夢の中で、目がハッと覚めたら、ああ、夢でよかったと、そうなってほしいと寝不足のぼんやりした頭で考えています。

風邪をひいた夫をいつもの部屋で寝かせて、私は別の部屋で寝ていました。朝8時から夜9時までの遅番でベッドにようやく辿り着いた時には夜中、一瞬でもニコリともできないほど疲れていました。シャワーのような水の音が聞こえたので、こんな遅くに夫はシャワーに入っているのだろうかと思っていたら、玄関のブザーが何度も何度も鳴ります。同時に夫が私を大声で呼んでいる、何が何だかわからず起きてみると、天井から水がザーザー、ざばざばと滴り落ちていました。

玄関のドアを開けると、1階下の住人(良い人)が飛び込んできて、うちの様子をみ、下の階もすでに激しく水浸しだと教えてくれました。この時携帯をみると1:17分。何だかわからないままとりあえずビデオ撮影をしました。

1階上の住人(悪い人)と、2階上の住人(良い人)に連絡を取ります。

1階上の住人(悪い人)が最近部屋の中を大々的に改装中で、メインの電気がつかなくなり夫婦でどよ~んとしていた話を書いたばかりでしたね。1階上の住人(悪い人)は改装中は中に住めないので現在は在米。

2階上の住人(良い人)が5分ほどでやってくると

「OMG What’s the HELL!!!」と叫んだほど、現場は地獄でした。

2階には全く影響がないということなので、ここで間違いなく1階上の住人(悪い人)からのものということを確信しますが、ああ、どうしよう(私は何もできずにただ呆然としていた)

1階下の住人(良い人)が消防署に連絡(洪水も消防署なんですね!)、全ての電気を消すように指示される(彼女は本当に落ち着いていました)

2階上の住人(良い人)が1階上の住人(悪い人)とコンタクトをとり、合鍵を発見、中に入る。パイプから大量の水が漏れているのを発見すると1階下住人がパイプを折り曲げて水を遮断(本当によくやったと思います、後で、Scottish waterの人もこの状況下ではそうしたと言っていました)。後で、古い家なので、水道管の元栓の位置を誰も知らない事実に気がつきますが、そういうライフラインは確認しておくべきでした。

消防署が到着、Scottish water, Scottish electricityの救急連絡隊が到着、たくさんの人が入ったり出たりしているところで私と夫は家具、スピーカー、絵画、机、書類、できる限り運び出しました。それでも多くのものはすでに水浸しになっていました。

ポタリポタリ。

ざばざばだった水漏れは止まったところで、保険会社の緊急連絡先にも連絡がとれ、水に濡れた冷たい裸足を乾かして靴を履き、朝がくるまで、とりあえず寝ようとベッドに戻ります。幸いなことに、ベッドルームには水漏れが及んでいませんでした。

眠れない。

現実味がない。

家の中が水浸し。

撮ったビデオを見て欲しくて載せておきます。閲覧注意です。

大変なことになりましたが、でも誰も怪我はなく、火事も漏電事故も起きませんでした。


なので、どうかご心配なく。最近保険会社を知人の紹介でいいものに格上げしたばかりということがラッキーだったというしかありません。ネットでいろいろ調べた保険の安くてよさそうな保険に入っていたのですが、以前トラブルがあった時に電話が繋がらない、全く助けにならないということがあり、変えていたのです。それに、明らかに1階上の住人(悪い人)の工事によるものということがはっきりしているので、修理、掃除、取り替え、工事、全部何とかなるはずです。

とりあえずご報告しておきます。

お伝えしたいこと

  • 保険はいいもの信頼できるものに入ってね

  • ガスや水道の元栓どこにあるのか確認してね

  • 水漏れしたら電気はつけないでね

  • 隣人の連絡先は前もって聞いておいた方がいいね

また更新します。


いつもありがとうございます。このnoteまだまだ続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。