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「生き抜くための整体」より①

「生き抜くための整体」(片山洋次郎著)より①

「相手にどう思われているのかが気になって仕方がない」
180~184ページ

相手にどう思われているか気になってしょうがないって、
てんびん座的な性質の1つ。

相手の思いがあって、私もある。
双方の思いや意志を差しはかる天秤を持つ。

てんびん座は金星を支配星に持つ。
そして、金星は、おうし座の支配星でもある。

てんびん座の話に入る前に、
おうし座の話になるけれど、
おうし座は、自己価値、才能、肉体感覚。

肉体があるからこそ

感覚を使う

自分の感覚でもって自分の感性を育む

自分の感性が自分の才能になる

自分の才能=自己価値

おうし座は、自己価値が確立している云々だけではなく、
どんなダメな自分も、それをも受け入れて
ホール(whole)で自分を良しとできるかどうかでもある。

なので、他者意識が強めのてんびん座は
自分が不在だと、
他者からの自分がどうみられているかで不安になる。

自分の不在とは、
自分の価値を自分で見いだせていない状態。
ダメな自分を見たくない。
ダメな自分を他者比較して、
どんどん深堀していくだけで
自分の良さを他者に求めていく状態。

それがわかったところで、
どうすれば、「他者から見られる自分」への縛りを
ポジティブ変換できるかと考えたとき、
まずは、心身の安心な状態の保ち方を自分で探る。
そして、そのための実行をする。
さらに、そもそも良い状態がずっと続くのが
正常ではないことを知る。
人間は、心も体もバイオリズムがある。
一定ではない。
その仕組みを知ることは、
ネガティブに陥るときの助けにはなる。

その先に、安心安全な自分がいるときに感じる
自分だけの喜びの感覚をしっかりと自覚する。
どういうことに喜びを感じるかは
十人十色で、他者も同じように感じているかといえば、
そうとは限らない。
その違いが、私らしさであなたらしさ。
それが、自分の良さに繋がっていく。

ただし、先ほども言っていたように、
体験してきた自分のネガティブな要素を見ないふりしない。
その体験があったからこその
自分だけの学び、知ったこと、意志が隠れているのだから
それを知ることで、
ネガティブ要素も受け入れるきっかけになる。

そうやって、おうし座の金星が輝くことで、
てんびん座の金星は、他者の思いを組んだうえでの
人間関係を構築することができる。
他者から自分がどう見られているかに囚われなくなる。
いわゆるてんびん座の社交性に繋がる。
安定感のある人当たりの良さになっていく。

片山洋次郎さん著書
「生き抜くための整体」には、
相手に見られる自分という心の動きのもとにある
骨盤の動き、身体の動きを通して、
教えてくれるアプローチ方法が載っている。

私もやってみようと思う。


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