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婚礼オペレート中に ほっこりした話 いくつか。

お子様ゲストが多いパーティーにて。

披露宴が開宴して、まず新郎がウェルカムスピーチ。

緊張した面持ちの新郎。

新郎「本日は私達のためにお越しくださいまして、誠にありがとうございます」

新郎の目線の先に、4歳ぐらいの女の子。(新婦のお姉様のお子様だったかな?)

大人たちは静かに聞いている。

新郎「限られた時間ではございますが、最後まで飲んで食べて、存分に楽しんでいってください」と言い切ったところで間髪入れずに女の子が「いえーい!(≧▽≦)」

大人たちの顔が一瞬でほころんで拍手が起こった。

新郎新婦も超笑顔。

見ている私もなんだかほっこり。


また別のパーティーにて。この日もお子様が多く、小学生のお子様が何人か。

披露宴は和やかに進行し、

新婦手紙という、結婚式の最大のハイライトであり感動のシーンへと突入。

新婦は、お父さん、お母さんへの感謝の言葉を涙しながら読み進める。

それまでの賑やかなムードから一転、会場内は静まりかえり、みんなじっと聞き入っている。

聞こえてくるのは新婦の涙声とBGMのピアノだけ。

新婦「お父さん、お母さん、今日まで私を大切に育ててくれてありがとう。」

ご両親との思い出や、家族への感謝の気持ちを綴った新婦の手紙に、ゲストも思わずもらい泣き。

手紙は、兄妹への思いも綴られていた。

新婦「.....そして、優しくて、背が高くてかっこいいお兄ちゃん」

と新婦が言った時に小学生の男の子が間髪入れずに「えっ?」。

シーンとしているもんだから「えっ」がめちゃよく聞こえて、ちょっとだけ笑いが起こった。

新婦も少し笑っていた。

緊張と緩和の法則で笑っちゃうっていうのもあるんだろうけど、家族、親戚、みんな仲が良いから ほんわかした雰囲気になるんだろうな。

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