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丸山飛鳥の成長物語14



こんにちは!

前回話した男性利用者さんについて色々と進展があったので
書いていきます!


しばらく拒否が続いてたのもあり、タイミング良く男性職員さんもいたので私は関わらないようにして、任せてみる事にしました。
スムーズとはいかないけど、何とかって感じで介助はできてた様子。
たまに怒鳴り声が聞こえてきてたけど・・・。
男性職員でも難しいのかーって少し心が折れかけました。


そんな時に奥さんが面会来ていたので会社経営してた頃の話とか、結婚する前の話とか色々聞かせてもらった。
そしたら「あんな感じだけど実は寂しがり屋で本当は頼りたいし話し聞いて欲しいと思ってるはずなんです」って言っていて・・・

拒否や暴言が続いて弱ってたから関わらないって選択をしたけど良かったのかなって思った。
あのまま、しつこくコミュニケーションとるのも違ったのかもしれないけど、完全に身を引く必要もなかったのかなーって色々と考えました。

なので!
次の日から少しずつコミュニケーション取ってみたり、介助に入ってみたり・・・
今日は機嫌悪そうだなーって時とかは男性職員さんにお願いしてみたり。

利用者さんの様子を見ながら関わり方を変えてみたら前ほど拒否なく受け入れてくれています。
ウェルカムって感じではないけど、それは時間が解決するのかな。
そうであると良いなって個人的な願い。


あとは自分の話しじゃなくて利用者さんの話しを聞くように心がけてコミュニケーションをとっていたら
ポロッポロッと自分の話しをしてくれるようになった。

今まで「うるさい」「関わるな」ばかりだったのに・・・と、話し聞けた時はすごく嬉しかったなぁ。

他の職員さんにも積極的に話しかけて、どんな声掛けしたら良いのかとか聞くようにして良いところを取り入れてみたり。
とにかく下手に回って、自分を主張し過ぎないようにしています。

そんな時に「最近できない事が増えてきて」って悲しそうに言われて胸が痛かったな。
他の利用者さんもそうだけど
物忘れが激しくなっている事とか前よりできなくなってる事ってちゃんと気付いてるんだよね。
そりゃそうだよ、同じ人間だもんね。


バタバタ仕事してしまってそうゆう些細な事に気づけていなかった。

当たり前のように介助をしていたけど、まだそんな状態じゃないって思ってたら嫌な気持ちにしかならないもんね。
受け入れてる前提でケアに入るのって利用者さん1人1人に向き合えていない証拠だなって。


本当は手伝ってもらった方が早い事も、なんとか自分でできるんじゃないかって一緒に試行錯誤していくのも大切な介助だなと学びました。


そして・・・これは自分のミスとゆうか考えなしに1人で動いた結果なんだけど
依存してしまって、自分以外まともに介助に入れないとゆう事態に。

考えて無かったな、本当に。
利用者さんにも他の職員さんにも申し訳ないことをしてしまった。
利用者さんに関わってるのは自分1人じゃないんだから
ちゃんと皆で考えて向き合うべきだったよね。
未熟な考えだったなと反省中です・・・。


これからは全員と色んな事を共有しながら
利用者さんにとって居心地いい場所になれば良いなと思う。

ミスはあったけど、これからも頑張ろーと思う出来事だったし、たくさん悩んだけど凄く良い経験ができました。

自分から諦めずに向き合う気持ち大切にしていきます!

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