DX11th2日目振り返り (ついでにわが社のDXはなぜオワコン化したのかもついでにふりかえる)
皆様、二日目お疲れさまでした。
まさかのいぐおさん、カンパさんのW講師による二日目が終了しました。
今、猫山課長の裏ラジオを聴きながら書いてます。
私は某北陸地方のJAでとある支店の次長兼貸出担当兼事故担当兼営農リーダー兼営農指導員というものをやらせていただいてます。
あなたの仕事はなんですか?と、わかりやすく言うと、単なるプレイングマネージャーです。
DX二日目。まあ、えげつなかったです。仕事で遅くなるのがわかっていたのであらかじめ早朝に予習していましたが、見事に期待をいい意味で裏切られました。
さて、本題に戻ります。
営農指導員というもののお仕事のひとつとして、農家さんのからの様々なご相談対応があります。
先日、以前に担当していた農家さんとお話していたなかに
「最近の指導員さんはスマホ(タブレット)で調べるだけであなたのように答えをくれない。」
この農家さんの不満は何なのか?
多分、以前に若い指導員におそらく農薬の使い方だったり種類のことを聞いたのだろう。農家さんの話を聞いたうえで、スマホで調べて、若い指導員は登録情報に基づいて正しい答えをしたはずなのに不満を持たれている。
今の時期であれば、この時期にどんな除草剤を田んぼに撒けばいい?と聞かれたら、若い子はスマホやタブレットをつかい。いかにJAの除草剤がいいかを宣伝する。彼らはそれがDXでもあり、営農指導だと思っているのだ。そして、それは残念ながら伝わらないことが多い。
自分は聞かれてもすぐには答えは言わないことを意識している。彼らの多くはJAからくる広報をつうじてだいたい何をまけばいいかはだいたいわかっている。それでも相談にくるのには自分の決断を後押ししてほしい。もしくは別のいい方法があるかもということを聞きたくてきてると仮定している。
本日もこのような会話していた。
自分 「どういう雑草が生えてます?」
農家さん 「ネギの苗のような草」
自分 「たんぼのどのあたり生えてます?」
農家さん 「水口あたり、高いところ」
自分 「 一回目、何撒きました?」
農家さん 「 〇〇まいたよ、ここ何年も同じの使ってる。」
自分 「そうですか。高いということは田面が露出しやすいので効果はさがりますね。そうなると水を落として撒ける。液(体の除草剤)の××で上からかけるか、粒の△△にします?」
(だいたいこの辺りでタブレットもしくはチラシ等をつかい農薬の情報を農家さんに見せる)
農家さん 「やっぱそうやろうね。 動噴かついで中に入って液で撒くのは大変だから粒がいいな」
自分 「そうですね。自分があなただったら△△にしますわ。」
農家さん 「あんたがそういうならそれにするわ。ありがとう。明日にも撒きたいから農薬の手配たのむわ」
自分 「ありがとうございます。明日の午前の配送にまにあうように手配します。」
今日の講義を振り返って、自分の仕事でこの場面が思い出された。
これがノルマのかかる営業だとここまで上手くは行かないのだが、なんとなく今日の講義をうけたことが実践できていたのだろうか?
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