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メタバースでハウスミュージックを浸透させてきたDJのフロアとのつながり方

こんばんは。バーチャルポッドキャストレーベル「BOOKMARKER」の
いんふぉです

ぼくのnoteへ足を運んでいただきありがとうございます

これまでの活動や「BOOKMARKER」についてはこちらをご覧ください

先日スマートフォンやPC、VR機器など様々な環境からバーチャル空間に集って遊べるメタバースプラットフォーム cluster にて

clusterで活動するプレイヤー(DJ シンガー ライター イベンターetc.)
をメインスピーカーに迎え、活動やビジョン、魅力を引き出しつつ

アウトプットの場をゲスト、リスナー、ゲストのファンと共有する
トークプログラム

act_VR 〜プレイヤーの「act」を紐解く小一時間〜 の初回配信を行いました

この番組はcluster内でのイベント開催をした後
「メタバースってなんだ?」と言った方が世間では大多数の中

音声コンテンツ、ポッドキャストとして配信し、バーチャルで行われる
カルチャー(音楽や文化交流など)を発信する場を目指して展開しています

当日の様子 こちらはメタバース上に構えているいんふぉのラジオスタジオです

今回は初回配信のゲストに迎えた
ハウスDJ uMe店長さんから

「メタバースのDJ活動 フロア、リスナーとの歩み方」
こちらをメインに伺った回について

当日のトークの内容を取り上げつつ一部記事にしていきます

ポッドキャストで公開しているのでぜひ記事と合わせてチェックしていただけますと励みになります

spotify以外の配信プラットフォームはこちらのリンクからぜひ
stand.fmでも公開しています


メタバースでのDJ活動のはじまり

ハウスDJ歴16年(2024年時点)のuMe店長さん
ここからはいつも通り店長さんと呼ばせていただきます

「clusterの水曜22時の男」

現在メタバースでの活動と同時に札幌のクラブを中心に活動している彼も

最初からclusterに辿り着きDJ活動をし始めたワケではなく1ユーザーとして
3Dモデル制作(VR上での小物や部屋作り)を楽しんでいたそう

紆余曲折ありDJの経験から2022年2月に開催されたメタバース上での
DJイベントへ出演のオファーが、この出来事がVRでのデビューに

DJ経験はあったものの、配信といったスタイル、メタバースではビギナー
数年のブランクを自身が感じながらも迎えた当日

アウェイといってもいいイベントで他出演者の機材トラブルでまさかの
順番が早まることに

当時のイベントの言わば顔役ポジションの出演が怪しくなる中
「誰だこの人」な空気をディスプレイ越しに感じながらもブースへ

番組でも触れましたがデビューからこういったトラブルに巻き込まれるのは
今の活躍を知っているとドラマチックに感じてしまいました笑

表情やリアクションが読みにくいフロアの反応の掴み方

目当てで来た人がブースに立たないかもしれない
そんな空気の中、DJとして曲で対話するしかない

そう語っていたのが印象的でした

当時クラブイベント自体が少なくキャッチーに振った
場内の様子を見てアドリブで選曲していったそうで、伺っていく中で
問いが生まれました

メタバースのフロアの様子を掴むにはどうしているのか

店長さんのイベントの様子 思い思いに踊るみんな

現場でのDJでは例えば人のリアクション(盛り上がるも興味を掴めていないも)動きや表情などから読み取るのかなと思うのですが

フロアに立つアバターからどんな情報をキャッチしているのか

2022年当時はまだ上記の写真のように踊るエモートがなく

エモートとはゲームキャラを操作するようにリアクションを送る機能で
主にスマフォやPCから操作する際に使用する機能なのですが

ワイワイ(通称ピューイ)のエモート 楽しそうなのが伝わってきますね

仁王立ちかジャンプ、ピューイ!と音を出しながらバンザイと紙吹雪?
を出す行為くらいしかなかったらしく

そこからアガっているかどうかを掴んでいたそう
「エモートはフロアの温度を計る貴重な手がかり」

探りにいきながら、反応を掴み、曲の路線を決めていたようで
当時のnote記事には「脳内に変な物質が過剰に出てるだろうな」

そんなコメントもありました

メタバースでのDJ活動では現場とは違ったフロアの空気の掴み方

メタバースではビギナーだったとはいえ店長さんのキャリアあっての
視点、手がかりの見つけ方だなと番組を通して感じました

メタバースでDJ活動されている方にとっても
ヒントになりそうな話題でしたね

ちなみにラジオ内では当時の様子やフロアへのマインドを
店長さんの言葉で聴けるのでぜひ

当時の様子のnote記事はこちら
使った曲や会場の写真が見れたりします

ハウスDJとして活動してきて見えるもの

clusterでのクラブイベントが少ない中、自身が最も得意とする
ハウスをメインでDJ活動していく中で

ハウス全盛期から数年経った今メタバースでハウスミュージックを
初めて体験する人たちと過ごしていき感じるのは

「まるでハウス全盛期を追体験しているようだ」とのこと

過去に現場やシーンで感じたことが年月を経てメタバースで体感する

この感覚はDJとして長い期間多くのシーンや体験をしてきたからこそ
なのかもしれませんね

ぼくも店長さんのイベントや交流を通してハウスに触れたのですが
言わばハウス一年生をメタバースで出会った多くの友人と楽しんでいます

「こんな曲もあるんだ!」や「この曲聴けると楽しくなっちゃう」

こういった体験ができるのもメタバースでの音楽カルチャーの面白いところで、ぼくのポッドキャスト活動で伝えていきたいポイントのひとつでもあります

フロアで出会った音楽やアーティストがイベントの参加者やファンから広がっていくのが非常にクラブ的な文化だなと感じています

特に札幌を拠点に活動するALBNOTEの楽曲

ラジオでは触れていませんが日本を代表するシンガーの一人
MISIAの楽曲のREMIXなど

店長さんのハウスDJイベントから浸透した音楽やアーティストを日常的に
耳にしている方も多いと感じます

ALBNOTEはついアルバムを購入してしまいました笑
今やデッドストックとなっているアルバムなのでたまたま在庫発見できて
ラッキーでした

そういった様子を見てさらにサービス精神を加速させてくれているのだなと
今回パーソナリティとしても、店長さんの作るフロアの1ファンとしても

改めて感じる話題や視点が盛りだくさんの初回でした

ハウスミュージックの話題やDJとしてのテクニック、技術の話題は
ほとんどなく、その人が体験している人間模様やマインドがメインに
なっていますが

これこそぼくが打ち出したいことでした

この記事では取り上げきれないことは他に
ほどよい狭さの会場から生まれるコミュニティ形成
クラブミュージックを主軸とする特定のメンバーを持たない
自由なカルチャープロジェクト

について番組ではお話ししているのでアーカイブでも
ぜひお聴きいただけたらうれしいです🙌🏻

初回配信を終えて

と言いつつも、公開収録スタイルでのイベントは三時間に及びました笑

つまり今回記事に取り上げた内容、紹介したアーカイブはまだ一部

アーカイブもメインテーマを変え全四回配信の予定です

二人とも話すのが好きでもあり、ネタも聞きたいことも尽きず
当日イベント参加されていた方も驚いていました

当日の様子&感想を少しだけ

残りの三回分も記事にする予定なので、今回興味を持たれた方はぜひ
noteのフォローをよろしくお願いします!

SNSはX(旧Twitter)をメインに使っているのでこちらもぜひ

そして今回紹介したラジオ番組の他にも展開を行っているので
番組のフォロー&高評価もお願いします!

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毎週水曜20:00頃、Spotify、Apple Podcast、Amazon Music、stand.fm
など各プラットフォームで配信していきます
ぜひお聴きいただければうれしいです

また次の投稿でお会いしましょう
いんふぉでした🦉


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