読了:40代の人が50歳までに考えておくこと: 仕事・転職・お金・副業・節約・健康・趣味・家族・子ども・介護 世代シリーズ

読了:40代の人が50歳までに考えておくこと: 仕事・転職・お金・副業・節約・健康・趣味・家族・子ども・介護 世代シリーズ
のむら巧 (著)

【概要】
 この本は、40代の人にむけて「一般的には何をやるべきなのか」の情報を提供し、「実際にやるかどうかはその人次第」という提案型の本になっています。

40代の人が必要であろうテーマを「仕事」「お金」「個人」「家族」に分けて、イラスト付きの対話形式で紹介しています。

 「~歳までにやっておくべきこと」という見出しの本はたくさんあります。自分の年齢に関係していると読むことが多いのですが、「その年齢までに本当に全てやらなければいけないのか」といつも疑問に思っていました。

 人によってその時の年齢でやるべきことは違います。その人にとって先延ばしでいいことを「やらなければならない」と焦ってやる必要はないと思います。

 ただ、その時点で全く情報を知らないのも不安が残ります。この本は、40代の人にむけて「一般的には何をやるべきなのか」の情報を提供し、「実際にやるかどうかはその人次第」という提案型の本になっています。

【所感】
中国で孔子が40歳を「不惑の歳」と論語に書いたのは2000年以上前のことだそうです。
「全然不惑じゃねーわ」と思いつつ、現実と向き合って色々と考えなきゃいけない年齢なんだなと、突きつけられたような内容でした。

ビジネスにおいて、ここ数年求められる役割が大きく変わりつつあるあるのを感じます。
もっと前から求められていたのかもしれませんが。

お金については、本書では40代は家計が一番苦しい世代と言われるようです。
子供の教育費
子供の進学にともなう費用
老後の蓄え
親の介護費用
特に教育費は10年後くらいから大きくなるので備えが必要
幼稚園から大学までの教育費概算
国公立で1,000万円(大学で500万)
私立で2,400万円(大学で640万)

あとは、母ちゃんと話をする機会を設けておかないといけない。

メモ
両親と話しておきたいこと

・どんな介護を望んでいるか
・普段の生活の様子を把握しておく(起床や就寝時間、好きな食べ物、趣味、生活リズムなど)
・経済状況を把握しておく(預貯金、生命保険など)
・延命措置についての希望を確認しておく
・友人関係を聞いておく

・残りの人生でやりたいことはないか
・老後はどこに住みたいか
・自分たちに何をして欲しいか
・思い出話

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