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HSS型HSPは「不安にワクワクしてしまう」

大きな契約をしたら素直に喜べばいいのに入金待ちの間に「キャンセルされる妄想」恋人が約束の時間に遅れると「大事故に巻き込まれた妄想」電車でふと「自宅が火事になってる妄想」

HSS型HSPが
不安にワクワクしてしまう5つの仕組みは、、

①アプローチと回避の二重動機理論
アプローチ動機とは、目標達成や新しい経験への欲求を指し、ワクワク感を引き起こします。
一方、回避動機は危険や失敗を避けるための警戒心や不安を引き起こします。HSS型HSPは、感受性が高いため、
この二重動機が強く働き、同時に存在することが多いです。

②新奇性とリスク評価
HSS型HSPは新しい体験や刺激を求める一方で、敏感であるためにリスクを高く評価します。
この新奇性への欲求がワクワク感を生み出し、同時にリスク評価による不安が生じます。
この二つの感情が共存することで、自己矛盾が生まれます。

③不確実性の魅力
不確実性は、予測できない未来に対する期待と不安を同時に引き起こします。
HSS型HSPは、不確実な状況に対して特に強い反応を示し、その中でワクワク感と不安が交錯します。

④報酬系と恐怖系の相互作用
脳内の報酬系(ドーパミン系)は、新しい経験や達成感に対する期待からワクワク感を生み出します。
一方、恐怖系(アミグダラなど)は危険に対する警戒心を高め、不安を引き起こします
HSS型HSPはこれらのシステムが活発に相互作用するため、両方の感情を強く感じることが多いです。

⑤交感神経系と副交感神経系のバランス
交感神経系は興奮やストレスに反応し、副交感神経系はリラックスや休息を促します。
HSS型HSPは、刺激に対する反応が敏感であり、交感神経系が活発になる一方で、
副交感神経系の反応も強いため、ワクワクと不安が同時に生じやすくなります

HSS型HSPにおける不安とワクワクの同時存在は、心理学的および脳科学的な要因によって説明されます。新しい体験や刺激を求める一方で、リスクや不確実性に敏感であるためこれらの感情が交錯するのです。この現象を理解することで、HSS型HSPが自己矛盾と感じる感情のバランスを取る手助けとなり、より豊かな人生を送るための手段を見つけることができます。


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