8月の幸福の科学ニュース

大変遅ればせながら、8月の幸福の科学ニュースをお届けしようと思います。9月初旬は色々と立て込んでおり、ニュース執筆の時間が十分取れないまま、今日まで、実に1ヶ月も引き延ばしてしまいました。誠に申し訳ありませんでした。
今回は、平時よりやや簡素な内容になってしまいますがご容赦ください。

もはや9月版の執筆にも取り掛からねばならない段階ですが、筆者は最近、幸福の科学関連の活動のモチベーションが、ほんの少しだけ下がってしまいました(まあ、これまでが異常なくらいに高かったのですが)。これは、心の整理が進んで軽やかな心境になって来たことの裏返しでもあろうかと思います。それに加えて、少し忙しい状態がしばらく続くかもしれません。
とはいえ、せっかく始めたnoteを疎かにしたくは無いです。今後も当ニュースは執筆を継続する予定ですので、引き続きご愛顧いただけますと幸いです。

記事内の日付は、特に言及しない限り全て8月です。

・「カルト問題学習会」が盛況 宗教2世問題めぐり

先日発足した「カルト問題学習会(仮)」の第一回「2世問題をめぐる諸議論」が8日、オンライン開催された。
この学習会は、カルト問題に取り組むジャーナリストや脱会者らによって創設され、カルト問題について基礎から学習することや、将来的にはカルト被害者や識者らの交流の場となること等を目的としているという。インターネット上で誰でも参加申し込みが出来る。今回は無料で開催され、人気につき希望者が膨れ上がったため、前倒しで申し込み受付を締め切った。

公式サイトによれば「カルト問題への取り組みの歴史は、日本では統一教会問題が発生して以来数十年に及びます。しかし近年では基礎的な議論や情報の共有が十分になされなくなってきました。この学習会では、従来の取り組みが蓄積してきた議論や知見の再確認と、最新動向を踏まえた柔軟な議論と情報共有を目指します」としている。

第一回では、2名の学者・ジャーナリストから”2世問題”について濃密なプレゼンテーションが展開された後、質疑応答、参加者らの雑談に移った。

・”反ワクチン医師”高橋徳が「幸福の科学」職員と対談へ

新型コロナウイルスに関して誤情報を流しているとされ、ワクチンの接種中止を求める嘆願書を厚労省に提出した”反ワクチン医師”・高橋徳氏。18日、幸福の科学職員・与国秀行氏との対談「コロナを愛で乗り越えよう。」を開催予定であることが判明した。当初は幸福の科学の施設「名古屋正心館」で行われる予定だったが、のちに教団と無関係とみられる「桜華会館・桜花の間」に変更。

イベント告知サイトによると、与国氏は「陰謀論をアカデミックに分析し、宗教の壁を超えて多くの人々から支持を得」ているという(強調は筆者)。幸福の科学職員ではあるが、教団が唱える主張とは異なる独自の陰謀論思想を持ち、幸福実現党にも物申している(後述)”アウトサイダー”でもある。

・”与国騒動”の続き 信者が痛烈批判

7月、前出の与国秀行氏が幸福実現党を批判し、信者同士の内輪揉めに発展していたことは筆者既報の通り。この件に関して、幸福の科学信者らの非公開Facebookグループでの内輪揉めの様子を写した画像が、YouTubeに公開された。投稿者は、大川総裁の長男で教団批判を繰り返している宏洋氏。

ただ、同氏が信者の名前まで晒した事は、流石に問題があろう。本記事では、ぼかし加工やトリミングを施した。

(画像:非公開Facebookグループ「EL☆WINGS」内で与国氏を強く批判する、信者とみられる人物の書き込み=YouTubeより)

画像1

画像2

画像3

一見、与国氏の垂れ流す根拠のない言説を真っ当に批判しているのかと思いきや、「科学とは再現性があること」という主張を「呆れた論理」と否定している点が、実に目を引く。なお「文科省が...」というのは、かつて幸福の科学大学が「科学的に立証されていない「霊言」を学問として、教育の根底に据えることは認められない」として文科省が「不認可」とした事を指すと思われる。

(同グループの別の信者の投稿 ※Yさん=与国)

画像4

大川隆法氏が発信する、ソースの怪しい「霊言」なる代物をありがたがっている信者さんから「一次情報に当たる習慣がない」と批判されてしまう与国さん...。

(さらに別の人物の投稿)

画像5

はい、ばっちりリークされていますよ。
それにしても、なぜ陰謀論より「主の霊査」の方が信頼できるのか、さっぱり理解できない。

・幸福実現党が次期衆院選に出ないのは「天上界の意向」

先の話題とも関連するトピック。幸福実現党は今秋の衆院選に、立党以来初の不出馬を予定している。その理由は、表向きには「より地域に密着し、心に寄り添う草の根の活動に力を入れると共に、アフターコロナを見据え、政策を根本的に見直す必要があるとの考えに到ったため」と発表している。しかし、筆者が以前キャッチした内部情報では「天上界からの霊示が影響した」との事だった。加えて、先述の画像の信者も「天上界から待ったがかかってるから」としている。

党の重要な方針が「天上界」に左右されており、しかもその事実も経緯も一切公開しないのが、彼らの流儀のようだ。

・原曲、それは”恐怖体験” 大川隆法総裁の歌唱力

9月までにTwitter上で、幸福の科学の「原曲」を聴いたという人物の証言が複数方面から報告されている。原曲とは大川隆法総裁による歌唱音声のこと。現在、全国の教団施設で多くの種類が公開されており、これを聴くには1万円という高額な布施を求められるものもある。

証言はいずれも否定的なものが多く、大川総裁の歌はかすれた声で、音程もちょくちょく外れているという。
このような代物に1万円も取られるなんて、ちょっとした”恐怖体験”かもしれない。幸福の科学が27日に公開した映画と、いい勝負だろうか。

・タマホームが「幸福の科学学園」職員寮を建設中 コロナ陰謀論で「類は友を呼ぶ」?

社長が”コロナ陰謀論”にハマっており、社員に事実上のワクチン接種禁止令を出したとして、文春報道で話題になったタマホーム。聞けば現在、幸福の科学学園関西校の職員寮を建設中だという。
幸福の科学も機関誌『ザ・リバティ』上で「コロナは生物兵器」など独自の陰謀論を唱えているため、これが単なる偶然なのか「類は友を呼ぶ」なのか、論争になりそうだ。

・靖国神社前に与国氏、在特会系団体、幸福の科学、顕正会などが集結

15日、終戦の日。靖国神社周辺にはお馴染みの「反天皇」デモや法輪功、幸福の科学のほか、顕正会、キリストの幕屋も集まっていた。また、新たな動きとして、前出の与国氏が在特会系団体と共同でデモを行ない、在特会サイドからは露骨なヘイトスピーチも多く飛びたしたという。

参照:やや日刊カルト新聞報道、同新聞の藤倉喜朗総裁ツイッター

おまけ

宏洋氏に対し、教団広報はあいも変わらずYouTubeで批判しているのだが、その動画の低評価の比率が...(画像)

画像6

画像7

画像8

画像9

低評価が4−6割を占めるのは、比率としては結構高い。このような動画が、一つや二つではなくそれなりの数、確認できた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?