EV減速とハイブリッド車復権のアメリカ - 2024/03/03

読者へのメッセージ(小話): 大学生の就活解禁で企業名が記された各社のブースには「初任給25万円」「転居なし」「完全週休2日制」といったチラシが際立っているようですが採用した人材の価値が果たして本当に企業が望む価値と一致するのかは疑問です。また初任給25万円よりも採用される側は「やりがい」を意識した方が良いと思っています。

■今日のトピック

EV減速?ハイブリッド車復権?自動車大国アメリカの実態。ハイブリッド車がEVを上回っている要因として新しい技術や商品をいち早く購入するアーリー・アダプターによる購入が一段落と指摘されているようだが、そもそもアメリカは大陸なので長距離の旅行や移動することが多く、充電に時間がかかるEV、また充電施設にはまだ課題のあるEVよりもハイブリッド車の方がメリットが多いので売れているのではないかという意見。これが日本だと島国なので移動する距離といってもアメリカ大陸よりは短く、またちょっとした日用品の買い出しへ街へ行く場合も長い距離は走行せず、EVでも問題はないと私は考えている。さらに現状としてはまだまだガソリンというものが他の比べるとメリットが多いとも考えている。

生鮮食品を「生のまま」船で遠くに運ぶ新技術。水分子を回転させることで、氷点下でも凍らない状態のまま、長期間の輸送が可能になるのは、食品を運ぶ際にとても便利。一方で「鮮度を維持し安い価格でヨーロッパから肉をお届けでき、日本にとって豚肉の輸入元が増えればより安定的に、おいしい豚肉を食べるチャンスが増やせる」といったことが書かれているが、これは住友商事のポジショントークのようなものであると私は考えている。豚肉の輸入元が増やさなくても安定的に”日本産の”豚肉を食べることができるようにするにはどうしたら良いのだろうか。これは輸入元が戦争や災害などで供給が断たれた場合に備えることも必要だという意見である。

100年以上続く長寿企業数トップクラスの日本 伊勢志摩で秘訣を学ぶシンポジウム。従業員を家族のように扱い社会全体の利益を追求する経営方針が多いなどの傾向があるようだが、これは当然デメリットもあるので、それをどのように向き合って経営していくが大事だという意見。

「新型EVバス、マイナス33度の極寒試験をクリア…中国宇通客車」という記事で考えることは…。

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