見出し画像

【医療保険を見直してみた④】夫の保険が「無駄」だった理由

公的保険&会社の福利厚生を活用すれば、民間の保険は不要という結論に至った我が家。

【治療費】
→高額療養費制度+限定額適用認定証
【療養中の生活費】
→傷病手当金
【長い療養の生活費】
→障害年金
【未亡人になったら】
→遺族年金+中高齢寡婦加算、死亡退職金、確定拠出年金

これらの活用+貯金で、傷病時の不安に備えることにした。

民間保険(医療保険+生命保険)に入って約7年。

毎年50万円も無駄に保険料を支払っていたのかと思うと悔しいが、世間知らずだった自分の責任だ。
高い勉強代だったと思って、今後は家計のプラスになることを学んでいこう。

…と、前向きになっていた矢先。

さらに「保険料がマジで無駄だったじゃん」という事実が発覚した。

保険関連のファイルを見返していると、見たことのない「総合保障の加入状況」という用紙が出てきた。
なにこれ?
よく見ると、夫会社の福利厚生の一環で、会社が運営している保険らしい。

総合保障と民間保険を比較するとこんな感じ。

<夫会社の総合保障> 月額2500円
入院日額 3000円
通院日額 1000円
入院一時金 3万円
休業補償 3000円/日
後遺症補償 2500万円
死亡時/高度障害時 500万円

<わが家が加入していた医療保険> 月額8500円
入院日額 5000円
三大疾病(がん/心疾患/脳血管疾患)の一時金 50万円
入院手術 1回 5万円
通院手術 1回 2万5000円
放射線治療 1回 5万円
集中治療 1回限定 10万円
がん診断 200万円(入院限定)
先進医療 通算 2000万

総合保障は今まで入っていた民間保険より安く、めちゃくちゃ優秀であると判明。
つまり保険料2500円で、ライトな医療保険+収入保障保険+生命保険に入っているということ。(夫のみ)

この保険の存在を7年前に知っていたら、おそらく民間保険への加入は私の医療保険だけだったと思う。

ということは、夫の医療保険+生命保険7年分で約250万円が…

ガチで大損!!!!

夫に会社の保険のことを聞いたら、あまりよくわかっていない様子。
「うーん、入社した時にそんな保険に入ったような気が…」
おーーまーーえーーー!!!

でも家計のことは二人の責任。
夫任せにしていた私もいけない。

改めて夫の給与明細を見たら、毎月総合保障料として天引きされていた。
今まで夫の給与明細は、ほとんど見たことがなかった。
たとえ見ていたとしても「今月の給料はいくら」しか興味ないから、保険の存在には気付けなかっただろうけど。

この総合保障を今後をどうしようか悩んだが、月額が安いのでそのまま継続することにした。

ちなみに今回の件で、初めて総合的な保険の存在を知った。
保険といえば、病気・ケガの「医療保険」と死亡時・高度障害時の「生命保険」の2種類しかないと思っていたのでビックリ。

それが「総合保障」なら、2種類を薄く兼ね備えて、掛け金も安い。
有名なところでは県民共済とか。

独身時代は私も県民共済に入っていて、保障内容は把握してなかったけど、掛け金2000円だったので「安いから」「念のため」という理由で加入していた。
要は何も考えず、なんとなく。

でも結果として、FPさんと相談して決めた「有名保険会社のそこそこ手厚い保険」よりも、独身時代に適当に選んだ「県民共済」の方が我が家のニーズには合っていた。

FPさんは保険選びのプロだから安心!と頼り切っていたけど、ようやくわかった。
FPさんは保険を「売ってなんぼ」なのだ。
公的保険のことも教えてくれなかったし、要は保険が売れればそれで良いのだ。

今まで家計に無頓着だったけど、積立NISAを始めたことがきっかけで、いろいろとお金の知識を得ることになり、結果的に良い勉強になった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?