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標準の人になるには

藤の季節もそろそろ終わりですね。

楽しみにしていた『藤まつり』はコロナ対策で、今年も中止でした。

まつりは中止でも、藤の花は毎年いつものように咲くんですよね。
人間の都合で、「今年は人間が見てくれないなら、咲くのやめとこうぜ!」なんてことはないわけです。当たり前だけど。


綺麗な紫のグラデーションの藤の花。甘い香りが5月の風に乗って通り抜ける中、藤の花を見に行ってきました。

藤の花って、不思議なカタチなんですよね。葡萄みたいに房なんですよ。

一本の藤の根元に『フジ標本木』と書いた看板がありました。


このフジは、この場所においての、フジの開花を観測するための「標本木」です。開花確認後、公表します。
フジ開花基準(市独自)5輪咲いた房を5房確認


開花宣言を公表するため、一本の木が基準になるわけです。それはたまたまこれにしましょうと選ばれた木がなるのでしょうか?

その一本がたまたま遅く咲いたり、早く咲いたり、ときには害虫の被害にあうことだってあるかもしれません。

標準木ではなくて、標本木と言うんですね。
いろいろ疑問が出てきます。。。

人間には、標本人という人物はいないですが、人間のお手本となる人っていう意味の人は、いるかもしれません。

社会の見本となるような人、すぐれた功績のある人とか、周りの人から見てすばらしい人、高い意識の人、完璧な人。そのような人が、人間としての基本だと長いこと思ってました。

お手本になるような人になりなさいと、親に言われてすごい人にならなくてはいけない、と思い込んでいました。

お手本になる人ってどんな人でしょうか?

お手本になる人になろうとするよりも、自分が今できることをコツコツとやっていく。「あなたのためだから」という押し付けだったり、「見返りを求める」のではなく、「自分がやりたいからやる」素直な気持ちで行動出来たらいいなと思います。

自分に厳しすぎるのは、間違い探しをしているようで楽しくないですもん。

いいとこ探しをしてきましょ。


*あなたのいいところはどこですか?


今日も出逢ってくれて、
ありがとうございます。

しあわせな日々となりますように。




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