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『Oh Baby』

『Oh Baby』が配信リリースされて、一週間が経ちました。
みなさん、楽曲は聴いていただけたでしょうか。

答えはコテの小さい時でした!
ぷっ!笑えるよなーーー!🤣笑

このアイコンについても後で触れたいのですが、まずは楽曲『Oh Baby』について語っていきたいと思います。

この楽曲は去年リリースされたアルバム『ZOZQ』の発売直前に生まれた楽曲です。

『ZOZQ』のリリース・ツアーは開催できるか分からなかったので、ライブが出来ないとなれば、楽曲制作の手は緩めずに進んでいこうと、そう考えて過ごしていました。

そういう思いがあったからか、この楽曲は『ZOZQ』リリースを前にすでに形になろうとしていて、最初のインスピレーションは夢の中で聴いたイントロギターのリードフレーズでした。

聴いた瞬間、すぐに起きてボイスメモに録音したら、寝起きそのままの勢いでワンコーラスを書き上げて、ってそういう流れでした。

斉藤に聴かせると、すぐにデモ制作に入ります。最初のデモもだいたいは良かったんだけど、課題はあって、リズムパターンにもう少し明確なコンセプトが欲しかったし、メロディもワンコーラスしか思いついてないこともあって、それにテンポが遅いということも重なって、やや単調というか、平坦で盛り上がりに欠ける印象でした。(じゃ、けっこうダメなんだけど。。)

それでもその頃は『ZOZQ』リリース前で、デモ音源もあくまで素描というか、まだまだ次のアルバムの準備なんて段階じゃなかったし、次々にいろいろなアイデアを録音しては「次っ!」って感じで進んでいたので、あまりこだらわずに『Oh Baby』デモはある程度の所まで出来上がると、しばらくは忘れらている時期もありました。

そんななか、他の曲の作業の合間(だったかな??)斉藤がなにげなく聴かせてくれたのが、シャルロット・ゲンズブールの『Hey Joe』でした。

そしてこの曲が決め手に欠けていた『Oh Baby』に、完成への最後のインスピレーションを与えてくれたのです🤔

楽曲はジミ・ヘンドリックスが演奏したことでも知られる有名なナンバーで、このアレンジのドープなテンポ感やリズム・パターンに影響されました。このあたりはシャルロット・ゲンズブールの持ち味とも言えるけど、プロデュースしたBECKに寄る部分も大きいんじゃないかな。(という須藤の推測🤔)

ビートの溜まり具合や徐々に後半、バンドが上り詰めていく感じも素晴らしくて『Hey Joe』を聴くと、すぐに『Oh Baby』の事を思い出し、眠っていたデモがまた進み始めました。

具体的には音数を減らして、さらにテンポも下げて、

そうしたら急にアレンジが噛み合い出したけれど、楽曲はワンコーラスのみで、展開にまだ課題を残していた。

そんな時、再び斉藤が「スローな楽曲だから、どこかに音符が詰まったメロディ・パートがあるといいんじゃない??」って感じで、アドバイスしてくれました。

それでその場で「悪霊すぐに立ち去れ」パートを思いついて録音したんだけど、

最近の作曲でわりと大事にしてるのが、作詞をウチに持ち帰らないってことで、メロディーが浮かんだ、その時に一緒に作るようにしています。

作詞を宿題にしたり、後の作業にしてしまうと、その歌詞はクドいというか、言葉がうるさいように感じてしまう事が最近多くて、

たとえば、映画なら作品を見終えたばかりの感想と、2〜3日経ってからの感想では少し自分の中で違ってくることがあって、最近の歌詞はそれで言うと、見終えたばかりの感想を大事にしてるって感じ。

なのかな??

その方が日記に近いし、あとで自分の間違いに気づいたとしても、それはそれでまたおもしろい。

という感じで、

間違えていても、はみ出していても、その瞬間の言葉の方が、あとで整理整頓された言葉よりおもしろいような気がする。そんなところに今います。

それに斉藤と一緒にデモ作業をしていても、それぞれ自分のパートで別々の事を考えている時があって、彼が忙しそうにしている合間に歌詞を書き切ってしまえ!

そして「もう出来たの!?すげー!」って褒められてしまえ!。。って、そんな気持ちが自分の中にあるのかもしれません。(いや、あるんだろうね。ここまで文章化できるんだから😔)

結果的にこの「悪霊〜」パートで、楽曲はピークを迎えるから、やっぱり楽曲制作はひとりじゃなくて、バンドで作り上げる方がおもしろいです。


ここからはサブスク・アイコンの話!

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『Oh Baby』のアイコンを作ろうとした時、ひとつのアイデアが浮かんだ。

楽曲タイトルにかけて、メンバーの幼少期写真を並べるのはどうかな??って。

それで自分も実家から写真を送ってもらって、それが先日、Instagramにあげた写真

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なので、今日はコテ・ストに続き、斉藤と宮川の写真も公開です。

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