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週刊オールライター第53号(創刊1周年記念特別号) 「『TOUCH THE DREAM』完結 〜プロジェクト開始からイベントまで、そして今思うこと〜」

「これまでの出来事を一言で言い表せ」と言われるとかなり難しいですが、
「大きな刺激をもらった7ヶ月間だった」
と言ったほうがいいでしょうか。
今回の配信では、私が参加させていただいた「TOUCH THE DREAM」が10月31日のイベントをもって完結したので、半年間を振り買っていこうと思います。

0. 本題の前に

今回の記事は4月に配信した第24号の「私、夢が叶います。」の続編になります。該当する配信に関しては以下のバナーをクリックしてご覧ください。

1. 「TOUCH THE DREAM」とは

上記記事でも説明していますが、ここでもう一度TOUCH THE DREAMについて説明します。
「TOUCH THE DREAM」は、私や母がよく聞いているFMラジオで、埼玉を拠点に置くNACK5様が、今年開局35周年のメモリアルイヤーを迎えるにあたり、
「TRY」
をテーマに掲げ、未来に向けて新たな挑戦をすることを目標とし、その一つとして取り組んでいらっしゃった企画です。この企画の趣旨は
「学生の『夢』に触れる機会をNACK5が全力でお手伝いする」
というものです。その「夢」は具体的に
・憧れの投手と対決したい!
・ラジオパーソナリティになって喋ってみたい!
・憧れのステージに立って自分が作った曲を歌いたい!
など、なんでも良いそうです。ここで今回当選した夢は以下の通りです。

・ラジオ番組のディレクターとなって、NACK5の番組に関わりたい!
・アイディアが笑顔に繋がる世界!グッズ制作の仕事をしてみたい!
・売れてたくさんの人に、自分が作った曲を聴いて欲しい!
・鉄道ライター監修のもと、記事を執筆したい!

このリストの一番下の夢は正真正銘、私のものです。
採用していただいたことは本当にありがたかったですし、嬉しかったです。

2.特番放送後 取材同行が決まるも・・・

今回のお話は4月9日に放送された特番「NACK5 35周年TOUCH THE DREAM SPECIAL」第1回目放送終了数日後から始まります。ゴールデンウィーク明け、私の夢の企画に手を挙げてくれた雑誌社、交通新聞社様と私とNACK5の担当者様とZOOMでミーティングを行いました。ここでの打ち合わせで顔合わせを行なった上で、一旦は鉄道ダイヤ情報2023年9月号の取材に同行することが決まりました。しかし、悲劇は突如として襲ってきました。6月初旬から中旬にかけて、重い帯状疱疹(汎発性帯状疱疹)を発症してしまったのです。原因は疲労とストレス、つまり生活態度が至らなかったことによるものです。これにより企画が一旦全部止まってしまいました。今でも非常に申し訳なく思っています。

3. 重い帯状疱疹を乗り越えてついに・・・!!

私の生活態度が至らなかったことにより大病を患い、一度ストップしてしまったこの企画でしたが、NACK5様はそれでも日付を調整してくださり、鉄道ダイヤ情報2023年11月号の取材に同行させていただくこととなりました。私の夢のためにここまでやってくださったことには今でも感謝しかありません。私はここで感謝の気持ちを持つことの大切さと申し訳なさでいっぱいになり、胸が痛かったです。

それではここで、私が撮影した事実上の取材での「オフショット」をご覧いただきます。

現在の日野駅方向を望む。
豊田駅方向を望む。
丘陵地が見えます。
昔ながらの煉瓦造りの橋。
ここで夢について語り合いました。
日本煉瓦八王子工場専用線跡。
この写真を撮影している際に栗原さんが地元の方に声をかけられていました。
気づきたかった・・・。
車窓から専用線跡を見る。
一瞬で通り過ぎるので、よく見ていないとわかりません。
高幡不動にある玉南電鉄(現・京王線高幡不動〜京王八王子)の記念碑。
京王線沿線は、煉瓦の産出地だったようです。
南平付近にあるみはらし公園から京王線・中央線方面を望む。
どこに線路があるかわかりますか?
西武拝島駅のホームから米軍横田基地専用線を見る。
この専用線は、起点の拝島駅で西武拝島線と平面交差し、その先の「国境」を超えて横田基地に至ります。

4. 課題を取り組むにあたって苦労したポイント

そしてこの取材の過程で栗原さんは私に
「西武新宿線沿線の面白いと思ったポイントを写真つきで1つ取りあげて鉄道に詳しくない一般の方にもわかりやすいように1000字で書く」
という課題を出しました。これが事実上の
「鉄道ライター監修のもと執筆した記事」
になります。

その記事はこちらです。

この章では、この課題を取り組むにあたって苦労したポイントを2つ紹介します。

苦労したポイント①「わかりやすい廃線跡が少ない」

これは少ないというより、上記記事で特集した西武安比奈線しか無かった、と言ったほうが正しいかもしれません。
西武新宿線沿線で私が面白いと思ったポイントとして私は大まかなテーマとして「廃線跡」を選択しました。西武新宿線沿線には、多くの廃線跡があることは以前から知っていたので、これをテーマにしようと思いました。
その中で候補として選んだのは以下の3路線です。

・東村山駅付近にあった「黄金列車」の引き込み線と関連設備跡
・新所沢駅から延びていた在日米軍所沢通信基地専用線
・南大塚駅から延びていた西武安比奈線

しかし、いざ写真を撮りに出かけてみると、上記3つの選択肢のうち東村山駅の設備跡地は高架化工事で消えてしまっていて写真の撮りようが無く、ボツになりました。
一方で、新所沢駅の専用線跡地は撮影をしに行ったのですが、私のような鉄道が好きな人には
「この土地の形、昔線路があったっぽいな」
と推測できるものの、鉄道に詳しくないとそのような思考に至ることはほとんどないと考えました。今回のテーマは
「鉄道に詳しくない一般の方にもわかりやすいように」
という絶対条件がついているため、一般ウケは100%ないと考えこれまたボツとなりました。
そのため今回は、西武鉄道が土地を未だに持っている関係もあって一般の人にも
「ここに線路があった」
という事実がわかる西武安比奈線を取り上げることが妥当と考え、その記事を執筆する運びとなりました。

東村山駅の西武園線との合流地点。
ここに「黄金列車」の設備の跡地があり、その碑もあったはずなのですが、高架化工事により跡形もなくなっていました。
新所沢駅から所沢駅方面を望む。
左側の緑地は米軍所沢通信基地の専用線跡地です。
この写真を見ても廃線跡がわからない方は絶対にいると思うのでこの線路の特集はボツになりました。
安比奈線跡地。
土地はいまだに西武鉄道が持っていることもあって、跡地がわかりやすいのが特徴です。

苦労したポイント② 1000字に縮める作業

材料が揃ったところでいざ執筆、という運びになりましたが、実はここも苦戦しました。言いたいことを書いてぞの字数を数えてみると1000字を優に超えてしまいました。1000字への添削・文章変更作業は簡単なことではありません。ラジオ特番で栗原さんがおっしゃっていたことなのですが、1000字は雑誌の1ページのうち2/3程度、コラムのボリュームとほぼ同じだそうです。これが意外と短いのです。
触れなくても良い情報を削っても1000字程度にはならず、何が余分なのかわからず苦戦しました。
それでもなんとか1000字程度にまとめ上げることができ、課題提出にこぎつけることができました。

5. 2度目の特番収録と課題の添削

そして迎えた2回目の特番収録。前日まで大学で参加していた地域密着プロジェクトの関係で大阪・京都に行っていたこともあり、非常に高いモチベーションを保ちながら収録に臨みました。当日は前回の1回目の収録よりも緊張することなく臨めました。
そしてこの放送で栗原さんの添削が入ったのですが、放送で添削された点は
「言いたい事から書き始める」
という事です。
このことに関しては記事が1本書けるくらいのボリュームになってしまうので、次回の配信で詳しく掘り下げてみようと思います。

収録後のオフショット。
この配信で顔出しは初、真ん中が私です!
左から栗原景さん、私、保井ひろゆきさん。

6. 10月31日のイベントにて

そして迎えた10月31日、NACK5様の35周年記念イベント「大宮いんびてーしょん」当日。

まずはグッズ購入の列に並びました。グッズを買うためではなく、TOUCH THE DREAMの責任者の方に挨拶をするために並びました。挨拶を済ませ、早々に列から出て入場を待ちました。そして入場直前にまさかの出来事が起きたのです‼︎なんと、ホリプロマネージャーの南田裕介さんとお話しすることができたのです‼︎南田さんは鉄道好きの芸能マネージャーとして知られており、「タモリ倶楽部」「アメトーーク!」をはじめとしたテレビ番組で見たことがある方もいらっしゃることでしょう。このイベントには、南田さんがマネージャーを担当しているフリーアナウンサーの栗林さみさんがNACK5様の番組でパーソナリティをしている関係で参加しているので、その関係でここにいたと思います。開場待ちの時間に目の前を通っていく南田さんを目撃し、外で声をおかけして写真まで撮らせていただきました。
実は今回の私の企画、南田さんがNACK5様と交通新聞社様との橋渡し役になっていただいたことで実現した企画になっています。

そしてメインのイベントでは、ライブやトークで非常に盛り上がりました。

イベント終了後には、これまたTOUCH THE DREAMを担当してくださり、かつてNACK5の番組「キラスタ」でパーソナリティをしていた経験もある中山貴大さんとも挨拶することができました。

7. 今思うこと

「イベントが終わって今思うことを述べなさい」と言われたらこう言います。

「次は、オレがオレ自身で夢を叶える番だ。」

今回のイベントは多くの方の力添えで体験させてもらっただけです。ですから、ここで得た知識はもちろんのこと、社会人としての基礎も身についたと見なされています。ですから、今後夢が切り拓かれるか否かは私次第です。

むすびにかえて

いかがでしたか。今回はNACK5様の35周年企画「TOUCH THE DREAM」に参加した半年間と10月31日のイベント、そして今完結した心境をお伝えしました。
今後とも夢に向かって1週たりとも欠かすことなく配信を続けていきたいと思います。よろしくお願いします。
そして改めてにはなりますが、この場をお借りいたしましてお世話になりました栗原景さま、南田裕介さま、NACK5の金井勇樹さま、中山貴大さま、そして交通新聞社の方々、鉄道ダイヤ情報の大杉豊編集長、誠にありがとうございました。


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