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2023/05/01

#本日の気になったニュース

POINT(要点:ニュースのまとめ)

三井住友カード社がコインランドリーのキャッシュレス決済の導入支援を開始した。無人機ビジネスで市場獲得を狙う香港系企業TenTen社とタッグを組み、事業を展開させていく。店舗側は、現金回収等のコストがカットされ、さらに顧客側には、顧客の決済手段の多様化等のカスタマーエクスペリエンスの向上が期待される。

REASON(理由:なぜそのニュースが気になったのか)

昔(以下、高度経済成長期前後の時期とする)から存在するコインランドリーが、現代のシェアする文化とマッチしていることから、何か関連性があると感じたから。
また、コインランドリーがなぜ現在まで生き残り続けているのか疑問になったため。

EXAMPLE(事例:理由を裏づける事例等)

昔ながらのシェアする事象を挙げると、コインランドリー(洗濯機をシェア)、銭湯(お風呂やテレビをシェア)がある。そして、現代のシェアする事象を挙げると、車(カーシェア)、住宅(シェアハウス)、映像(ネットフリックスなど)、モバイルバッテリー(Charge Spot)、シェアオフィスなどがある。

POINT(結論:どのような事が示唆されるのか・私見等)

「誰かと物をシェアする」という文脈においては、上記の事例はすべて同一である。ただ、その文化が普及した背景や理由が、昔と現代では大きく異なると考える。昔は、消費者に金銭的な余裕がなくシェアせざるを得ない状況であったため、シェアせざるを得ない状況であった。一方で、現代は、技術革新に伴うコスト低減によって、高額な所有物を、安価でシェアできるようなサービスとして提供が可能になった。こうした条件によって、シェア文化が生まれたと推測される。

参考文献(日経、ブルーム、ロイター等)


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