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「自分の武器を1つは身につけてください」


桐蔭横浜大学サッカー部の一年生時に、四年生を送る会で当時のキャプテンが言っていた言葉です。

前の記事、"スルメイカの金言"で載せた言葉の1つをピックアップします。


四送会の最後に一人一人からコメントをもらいました。ただ他の人の言葉は、正直に言って覚えていません。すみません。一年生による余興の時間で2人で、ラバーガール(芸人)の面接のコントをやった後だったからかもしれません。そういう事でお許しください。

そんな中冒頭の言葉は鮮明に残っています。キャプテンは守備のスペシャリストで、DFラインとボランチを含めて後ろの全部のポジションが務まる人でした。どのポジションでも器用に出来る選手だったからこそ、その言葉に重みがあったような気がします。

さて、この武器について。2種類あると考えました。

①身につけようして身につけた武器
(外側の武器)
②持っている事に気付いていない武器
(内側の武器)


です。



①身につけようして身につけた武器

一つの事を出来るようになるには一万時間費やすと、100人に1人になれると言われています。仮にAとします。一万時間使ってAが出来るようになりました。その次にBに一万時間費やすと、またBの中で100人に1人になれるので、A×Bで(100×100)10000人に1人になれます。シンプルな計算方法です。(この話はYouTubeで観ました)。そしてCも出来るようになるとA×B×Cで(100×100×100)で1000000人に1人、100万人に1人の人間になります。数字が多いな。

ちなみにこのAとBとCの話はAとBは少し近くてもよくてCはなるべく遠い方がより価値が高まる話もありますが割愛します。


②持っている事に気付いていない武器


実は武器を持っているのに、どこにあるか把握していないパターンです。自己分析、他者に聞く、環境を変える、見方を変える、といいかもしれません。

自己分析は、自分が好きな事、得意な事、苦手な事、嫌いな事を分けてみる。似て非なる事を分別します。後は、前田裕二さんの「メモの魔力」の巻末にある自己分析1000問を是非。

他者の方が間違いなく自分の事が見えてます。自分の知らなかった一面も垣間見えたりします。

環境を変えると、基準が変わります。175㌢の人が園児とオランダ人と比べるかで背が高いかどうかも変わります。サッカーでは、チームや監督が変わると出る選手が変わります。

苦手な事ばかりに目を向けるのか、その中でも出来る事一つを大事にするのかで、物事の見方が変わってます。
心配性→準備大事にしてる
せっかち→時間を有効活用

これらの②の武器って沢山の時間を費やさなくても見つけられそうだし、実は持ってそうじゃないですか?


まとめ

内に持ち合わせる武器と、外の新たな武器を掛け合わせれば自分の特徴が増えます。
この武器の掛け合わせで自分の「価値」に変わり、希少価値が生まれるはずです。


目を通して頂きありがとうございました。

佐々木宏樹



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