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変なスピリチュアルにハマるのではなく、自分自身を信じてほしい。

自分に自信が無くなったとき、人は見えないものを信じがちだ。あるいは人のせいにするか。

20代前半、上手く行かなすぎて長いトンネルに入った。そこにスピリチュアルがあった。この世の摂理のようなものを勝手に感じたというか、思い込んでしまった。こうしてどっぷり浸かることになる。

いつしかその思い込みは良好な人間関係の破壊へとつながることになった。4年間続けていた仕事を辞めたのは、それがきっかけ。

成功していれば、うまくいっていれば、こんなことにはならなかったというのは言い訳。長いトンネルで何もかもが見えず、また何をやってもうまくいかなかったから、いろんなものにせがんでいた。

一粒万倍日とか天赦日、ツインソウルとかいろんなものを目にしてきた。星座やら血液型やら。いろんな占いを見てきた。奇門遁甲もそうだ。四柱推命も見てきた。

心の安定を願っていた。そして、自分の人生が上手くいってほしいことを願っていた。そんなものを見てもうまくいくはずはないのに。時間の無駄なはずなのに、ズブズブから抜け出すことは出来なかった。

1月1日、能登半島で大きな地震があった。あの日は天赦日。そう、それで自分は完全に目が覚めた。自分自身で立ち上がっていくしかない。結局は自分を信じてやっていくしかないのだと。

結局、自分はこうしたネットワーク上のスピリチュアルという情報に惑わされ、いろんな人に迷惑をかけてしまった。そして、自分自身の時間も無駄にしてしまった。スピリチュアル界隈の人には申し訳ないが、それが自分自身の個人の感想である。

パワーストーン。自分は買わない。信じられるのは自分の技術だけだ。技術は逃げない。

長いトンネルに入ってから15年が経とうとしている。明るい兆しが見え始めてきている。今度こそは。

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