導入本としてオススメ ミスしない大百科(感想)
まえがき
軽めにいきます!
1つ1つのトピックが軽く、すぐ実践できるものばかりで、仕事でミスが多いなと感じる人への導入本としてはよいなと感じました。
目次を貼っておきますので気になるものがあれば手にとって見てください!
きっかけ
図書館でたまたま見かけてタイトルに惹かれたのと、あらすじにワーキングメモリーという単語があり、最近ちょくちょく聞くことがあったので手に取りました。
感想
読んで感じたことを中心に述べていますので、本書から少し脱線しているものもあります。
速さと正確さを両立するために必要な要素
コンピュータを使う
自分に負担のかからない仕組みを作る
ヒューマンエラーはどうやってもなくすことはできない。
これは集中力があるとかないとかの話ではない。
なので、
自動化出来るものはとにかく自動化し、集中力というものが多少欠如したとしても問題なくなるような仕組みづくりをしましょうということですね。
アメリカではミスを仕組み化する文化が強いそうです、まぁトヨタのカイゼン的なやつですかね。
身の回りのミスの5つの要因
1:注意不足→うっかりミスなど
2:伝達不足→コミュニケーション不足によるもの
3:計画不良→作業不足、計画不足、管理不足、能力・計画不足
4:学習不良→知っておくべきことを知らなかったために起きるもの
5:自然(不可抗力・倫理)→災害や人が倒れて救急車を呼ぶことになった
このうち1~4は仕組みで対策を考え、5はそこまで気にしないようにして、ミスと付き合っていくことが大切
工数比較の原理
「全体で見てどうしたら一番効率的か」を意識する
いわゆる効率厨が陥りがちなポイント(自戒も込めて笑)
Aさんの5時間かかる仕事を4時間にするのと、A~Cさんの1時間かかる仕事を40分にするのは同じ。
デジタルトランスフォーメーションがもてはやされて数年。
全従業員への導入ができれば、
全従業員数×節約時間×頻度
となり、大きな効果が見込める。
逆に適用できる人や機会が少ないとあまり効果がない。
普段の仕事でも、もうこれは1回しかしないようなことに全力で効率化を求めてもあまり意味がなく、できるならばルーチンワークをより効率化する、最終的にはそのルーチンが必要なくなるような仕組みづくりをするのが大事。
「注意」のムダ遣いをなくす
1:注意を使っているモノを手放す
→やることリストを作るのは、やるべきものを忘れないという理由もありますが、覚えていないといけないという負担を開放するということも重要
2:注意を奪うモノから離れる
→通知をオフにする、静かな場所に移動する
3:注意を使わないレベルまで体現する
→車の運転など。注意を向けるべきものを繰り返し体現することで、別のことにも注意を向けられるようになる。
その他
個人的に役立てたいものをピックアップ
必要だと思う時間の1.5倍としてまずは計画する
思い出すトリガーを用意し、0から準備を始めても間に合うような時間に設定する
アプリなどでスケジュールを入力する前に、年や月があっているかをまずは確認。
また、文章で今日の日付を入力する場合、調べて入力するのではなく、「今日」と打ち込む校閲ツールを使用する、印刷して読み直す、音読ソフトにかける
グラフを作って桁のミスを発見する
検算は上からと下からの2回
物を少なくして、一つにまとめる(どのカバンにも入るポーチにまとめていれる)
ブクログなどを使って電子やハードで持っている本をまとめる
初対面の人を覚えるコツは、
なるべく初対面のときに繰り返し名前を呼ぶ
職業や、○○時代の友人と同じ、など記憶と結びつける要素を増やす
あとがき
つぶやきには多いけど、本記事としては短いかなというくらいの分量でした。
こういうTips集は読んで終わりではなく、実際に活かしていくかというのが大事なので、やっていきますよ~
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