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【Sample Theme 9】防災グッズ

災害避難時に役立つ登山アイテム10選

先日、宮城県沖を震源としてまたまた大きな地震がありました。
その前は3月20日、さらにその前は2月13日と、東北大震災から10年の節目の年のタイミングということもあり、不安になりますね。

さて、地震にかぎらず災害はいつやってくるかわかりません。
宮城県に住む私はもちろんですが、日本は活火山の真上にあるということを、よくよく考えて災害に備えないといけませんね。

災害時に非難が必要になったとき、やっぱり役に立つのがアウトドア用品!
停電や断水のときにSNSではアウトドア用品を喜々として使っている方がたくさんいて、うらやましいと思った方も少なからずいたのではないでしょうか?

そこで、災害時、特に『避難』が必要なときに役立つアイテムを登山経験者の立場からご紹介したいと思います。

1.登山用ザック

ザックイラスト

まずは登山用のザックです。
容量は35リットルがおすすめです。
災害のとき「できるだけたくさんの荷物がもてるように避難ができるように」と思ってテン泊縦走に使うような80リットルオーバーのザックをいきなり購入するのはおすすめしません。

登山経験のない方にとって35リットルのザックにぱんぱんに詰めた荷物を背負って歩くことがどれだけ大変なことか、あまりピンとこないと思います。
それに35リットルでもそこそこ入りますから、無理はせず35リットル。
パートナーがいるのであれば、一緒に購入するのがおすすめです。

デザインだけでなく、体にあったザックを買うことをおすすめしたいので、ぜひアウトドアショップで店員さんと相談しながら選んでください。

2.バーナー

バーナーイラスト

お次はバーナーです。
避難先でもレトルト食品を湯煎したり、お湯を沸かして飲み物を作ったりと欠かせないアイテムだと思います。
携帯ガスコンロもありますが、ちょっと重いしかさがあるので邪魔になります。
予備のガスも持っておけば、ちょっとした避難の場合はとても役に立つアイテムですね。
バーナーを購入するときに注意したいのが、
・着火剤が不要なものを選ぶこと。
・ジェットボイルを選ぶこと。
の2点です。
着火剤が必要なものを選ぶと、いちいち着火剤を使って点火しないといけないので面倒です。
着火剤がなくなると使えないというデメリットもあります。
また、最近のバーナーは熱効率が良いジェットボイルがあります。
低温環境下でも安定した火力が得られるので、お湯を沸かす時間が短時間でエネルギー効率も良いので、少し高めでもおすすめです。
通販で安いものを買って後悔しないよう、気を付けてください。

3.キャンプベット、簡易チェア

アウトドアチェア

避難先に畳があればまだいいのですが、固い床の上だと寝るのも大変です。
最近はアウトドアベットも低価格になってきているので、1台持っておくと便利だと思います。
アウトドアチェアも個人的にはヘリノックスがおすすめです。
軽くて持ち運びもしやすく、私は登山にも愛用しています。

5.シュラフ

シュラフイラスト

避難先に毛布があるかもしれませんが、夏場はいいとして冬はちょっと厳しいですね。
シュラフが一つあるだけで温かく過ごすことができます。
エマージェンシーシートがあるとなお可だと思います。

6.1人用テント

テントイラスト

大きなテントは人目もあって気になるかもしれませんが、テン泊用の一人用のテントなら軽くて持ち運びもしやく、着替えや睡眠などプライバシーを確保したいときにも便利です。
大きな災害があるたびに避難者のプライバシー確保が課題として出てきます。
家族で過ごす場合、狭いかもしれませんが、交代で使うということもできると思います。
一つあれば避難生活もだいぶ良くなると思います。

7.医療キット

医療キットイラスト

ちょっとしたケガや腹痛、頭痛などの体調不良などのとき、医療キットがあると助かります。
医療キットは定期的に中身をチェックしておきましょう。
最低限、アスピリン系、ヒスタミン系の錠剤、下痢止め、ステロイド剤の軟膏薬、消毒液、清潔なタオル、テーピング、ハサミ、ランタン型ライトは入れておきたいですね。

8.行動食(おやつ)

おやつイラスト

非常食はすぐに思いつくと思いますが、行動食も重要です。
ちょっとしたカロリー補給であったり、気分転換にもなります。
チョコレートなど甘いものだけでなく、飴玉やガムを持参してもいいと思います。
個人的には、柿ピーがおすすめです。

9.雑誌、本

本イラススト

避難先ですることがなくて暇を持て余さないよう、本などあるといいですね。
かといって本はけっこう重量があるので、何冊ももっていけません。
本棚に積んだまま読んでいない小説があれば、避難用に常備していてもいいかもしれませんね。

10.着替え・食料・水

35リットルザックの場合、これまでご紹介したもろもろを入れるとすでにぱんぱんになっていると思いますが、さらにここから着替え・食料・水を入れていきます。

着替えはコンプレッションバックなどでなるべく小さくしてザックの隙間を埋めるようにして入れましょう。ザックのそこを埋めるようにして入れるのがポイントです。

食料はレトルトがいいと思います。調理は後片付けも大変ですし、保存もききません。
3食×3日を想定して、カロリーを意識したメニューを選択してみてください。

水は4リットルが限界だと思います。
それでも、水だけで4キロになりますから、全部の荷物をもつと15キロくらいにはなっていると思います。
避難所についてたら水の確保はできるか、確認したうえで大切に使ってください。


いかがでしたでしょうか?
意外と大荷物になりそうですね。
こんなに荷物をもって避難ができるか心配かもしれません。
しかし、日ごろから訓練していればそんなに大変でもないと思います。
これをきっかけに、登山で体を鍛えて、災害に強い肉体を手に入れてはいかがでしょうか。

※作業時間67分、2313字
 本文中のイラストはフリー素材を使用しております。

登山関係の記事を書きたいという願望があり、先日の地震の時事ネタということで、防災に役立つ登山グッズの紹介というテーマで記事を作成いたしました。
これまでのサンプルライティングは幅広く、ライティングの練習のために行ってきましたが、やはり「好きこそものの上手なれ」の故事にあるように、好きなことを得意なことにして強みにしたい、そこからお仕事につなげていきたいということもあり、登山関係で記事の幅を広げたいという思いがあり、こうした記事になりました。

このような記事はネットにあふれているため、埋もれてしまいがちですが、地震など災害がるとやはりインプレッションに影響するのではないと思っております。
先日の地震では特に停電や断水といってインフラへの影響もなかったことから、あまり注目されませんでしたが、電気、ガス、水道がとまったとき、アウトドア勢がひじょうに生き生きとしている姿をSNSで見るにつけ、この手の記事を時事的に扱うことは効果的なのだろうと推測いたします。


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