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ロンドンの青き獅子

このタイトルを見て誰の事か分かった方はいますでしょうか?

今回ピックアップする選手は

エデンアザールです!

2019年の夏、チェルシーから約120億円の移籍金で5年契約を結びやってきました。当初は2018年に電撃退団したクリスティアーノ・ロナウドの穴を埋める人材として大きな期待を寄せられていました。

しかし、度重なる怪我に苦しみ僅か2得点にとどまっています。また、自身の体型管理面においてもサポーターからは度々指摘を受けており、ここまでの彼は7番を任された男ではなく、120億円の無駄遣いとなってしまったことは事実です。

チェルシー時代のようなキレのあるドリブルと、コースを的確に突いた精度の高いシュートは一体どこへ行ってしまったのでしょうか。

プレミアには肩入れをしているクラブがないためあまり見る機会がなく、彼については深くは知りません。しかし、次にあげる彼のプレーはそんな私でも鳥肌が立つほど印象深いものです。

出典:ASIAN KUNG-FU FOOTBALLさん

イングランドプレミアリーグ16‐17シーズン

第24節 チェルシー対アーセナル ビッグロンドンダービ―

この試合でアザールはセンターライン近くでボールを受け取ると、ドリブルで次々と相手をかわし、一人でゴールを奪ってしまいます。相手選手の枚数が明らかに多いにも関わらず、彼の持ち味である緩急のあるドリブルと巧みな足さばきが光った瞬間です。

2年前にマドリーの7番を背負ってしまったことが何かのプレッシャーになっているのか、もしくはリーガがあっていないのか、そう問われたら合っていないの方に一票です。

ラリーガといえば、他の欧州リーグと比較するとフィジカル面で劣る部分がある。その反面、選手個人の能力の高さとポゼッションサッカーに定評があります。近年はリーガも変わりつつありますが、基盤となるこの2つに関しては伝統として残っています。

そう考えると、アザールは個人の能力は高い選手なので合わないことはないのですが、障壁となっているのは怪我の多さです。そしてこの怪我を誘発しているのが、当たり方の違いではないでしょうか。

プレミアリーグですと、激しい肉弾戦が多く繰り広げられるため体をそのまま当ててくる印象があります。その反面、リーガは❝当たる❞というより❝削る❞方になっているのではないかと考えます。そのため、上半身に当たられる事が多かった彼にとっては、下半身を削られることに慣れていないため怪我が多いのではないでしょうか。

あとは、、、、体型管理の面は正直もう少しプロ意識持って取り組んでほしいです。(笑)

そうしないと、将来的に先日引退してその後の姿が話題になった「サ○ル・ナス○」さんみたいになっちゃうような気がしてます。。。

その話はいったん置いといて、避け方を少し工夫すれば少しは怪我も減るのかななんて思ってます。

いずれにせよ、7番版を背負った男として3年目の今年はそろそろ何か大仕事をしてのけてほしいものです。

最後に個人的に印象に残ったシーンと共に、これからのアザールへの期待を書いて終わろうかななんて思ってます。

昨シーズン、対ウエスカ戦前半39分にバルベルデからパスを受けたアザールは振り向きざまに強烈なミドルを突き刺し先制点を奪いました。

この試合をリアルタイムで観戦していたのですが、正直めちゃくちゃ痺れました。

現時点でアザールは古巣チェルシーへの復帰説とオーナーが新しくなったニューカッスルへの移籍の噂が流れています。また、今夏獲得できなかったエムバペが契約切れとなる年明けの1月までにパリと更新を行わなかった場合、自由契約が出来るためうちの会長(ペレス)は本格的に獲得に乗り出すとみられます。そうなると、放出リストに入る可能性もあり、現段階では放出がかなり濃厚になっています。今後のことは分かりませんが、期待をされてやってきたため、少しでもマドリーでのキャリアで結果を残してほしいものです。

今シーズンは序盤から覚醒が止まらないヴィニシウスと相変わらずの得点力で爆走中のベンゼマがチームをリードしています。また、アンチェロッティは今季4‐4‐2のシステムをよく使う印象があるので、この条件下では序列としては低くなってしまいます。その中でも使われる機会はあるにはあるので、是非とも頑張ってほしいものです。

アザール頑張って。

今日はこの辺で! ¡Hasta la próxima!

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