『地震、大丈夫?』を英語で?
イヤホンしていつものようにプライムビデオ観てたら、突然、仙台市からの速報で、津波注意報が!!
イヤホンだから音も耳に直で来るし、今まで観ていた画面が突然この映像になるし、「はっ?えっ?」って、一瞬何が起きたか理解が追いつきませんでした。。。
ところで、地震があると、『地震、大丈夫だった?』ってメッセージを頂いたり、友達に送ったりしませんか?
これがもし海外の友達だった場合、英語で何て言えば良いでしょうか?
地震って英単語を知らないとしても、英会話の初心者が良くやっちゃうのが、
見たままの日本語を直で英語にして『Was 地震 ok?』って言いたくなっちゃうってパターン。
気持ちはめちゃくちゃ分かります。
だって、日本語の文字だけ見ると、そう書いてあるんだもん。仕方ないですよね。
でもこれだと、地震を心配していることになっちゃいますよね。
私も以前は英語が話せなかった人ですが、英語が話せるようになってから思ったのが、『実は難しいのは英語じゃなくて日本語の方なんじゃないか?!』ってこと。
『地震、大丈夫だった?』って、言葉ではそれしか言ってないし、それでちゃんと通じ合えるのだけど、
本当に伝えたい意味は『地震があったって聞いたけど、あなたは大丈夫?』と、相手を心配する気持ちですよね?
『あなたは大丈夫?』であれば、『Are you ok?』って言えば良いだけなのでそれほど難しくは無いですよね?
他にも『Are you alright?』って言ったりもできますし、好きな方でいいかと!
あとは、『地震があったって聞いた』の部分ですが、さらにもう少し日本語を修正する必要があって、
『“私は“聞いた』と、主語の「私」を補う必要があります。
(1) 『私は聞いた』は、聞く「hear(ヒア)」の過去形を「heard(ハード)」を使って『I heard』って言えます。
「hear」ですが、日本語でもカタカナで「ヒアリング」って言いますよね?
それはhearのing形である「hearing」がカタカナ化したものなので、ヒアリングと関連付けて覚えるといいかと思います。
(2) で、『〜がある』って英語表現は『There is〜』ってのがあるのですが、ここでは過去の話しなので『There was 地震』ってなります。
「地震」って英単語は「earthquake(アースクエイク)」って言います。日本に居ると避けられない英単語かもなので、覚えておいて損はないかもです。
で、(1)と(2)をくっつけると、
『地震があったって”私は“聞いた』の部分は、
『I heard + there was an earthquake.』って言えますよね?
そこに最初の『Are you ok?』をくっ付ければ、
『地震があったって聞いたけど、あなたは大丈夫?』は、
英語で『I heard + there was an earthquake. Are you ok?』って言えます。
あとは、「地震があったけど、その後でもあなたは大丈夫?」ってニュアンスの言い方で
『Are you ok after the earthquake?』とかも言えます。
『地震、大丈夫だった?』が、英語だと
『I heard there was an earthquake. Are you ok?』になるなんて、
字面からだけだと想像もつきませんよね?
けど、日本語の本当の意味、伝えたい内容をよくよく考えてみて、
一旦『地震、大丈夫だった?』を
『(私は)聞いた』+『地震があった』+『あなたは大丈夫?』って言い換えて、分けて考えれば、
『I heard + there was an earthquake.』
+『Are you ok?』って少しずつ見えてくるんじゃないかなぁ〜って思います。
私は日本語で本当に伝えたい意味に注目して、それを少しずつ小分けにして考える練習を始めてから、やっと英語が少しずつ話せるようになって来たので、
面倒だとは思いますが、時々こんなふうに考えてみる練習をしてみると良いと思います!
日々の日常生活で話してる自分の日本語に注目して練習してみると面白いと思いますよ!
日本語って、ほんとフワフワした言語だなぁ〜ってつくづく思います。行間を読む文化も好きだけどね!
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