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【PJCS2024 19位】対面反転ドラティナジバコ【ポケモンGo】

どうもはりゃんです。
2年ぶりにPJCS本戦に参加してきました。
結果は4-2(○○○×○×)で最終19位でした。
最後の魂の一戦に敗れてしまい、惜しくもWCSの権利は逃してしまいましたが、久しぶりの全国大会はとても楽しかったのでよかったです。

<構築完成まで>

1.ブラッキーの採用

高SCPと技性能による対面性能の高さに注目して構築の軸として最初にブラッキーを採用。
格闘弱点でありながらコノヨザルに対しイカサマ+悪の波動でシールドアドか対面を取れるのが非常に魅力的であり、SCPの高さから採用率の高いランターンやナマズン、シャドウグライガーに有利である点を高く評価した。

2.ヤルキモノに勝てるゴーストタイプ

ブラッキーはコノヨザルには勝てるがヤルキモノ・ニョロボンには勝てないため、この2匹に勝てるポケモンの採用が確定。ベロリンガを呼んでブラッキーでカモにしたいため、この枠にはゴーストタイプを採用したいと考えた。
この時点で候補に挙がったのは
・ハカドッグ
・泡ブルンゲル
の2匹だった。デンヂムシの一貫を考慮しつつハカドッグの方が面白いので一旦ハカドッグで考える。
(そもそもヤルキモノに勝てるゴーストタイプが少なすぎる)
ハカドッグはサイコファング穴を掘るでシールド0-0でヤルキモノ対面が取れる。

3.シャドウフシギバナ・ヤルキモノの採用

・シャドウフシギバナ
ブラッキーが苦手なフェアリータイプに強く、草タイプが環境にいないことから爆増している水タイプに強いフシギバナを採用。
・ヤルキモノ
ブラッキーが苦手な悪タイプミラー、フシギバナが苦手な鋼と氷の対策、フェアリータイプが弱点ではないカウンターとして採用。
ブラッキーでカモれるコノヨザルを呼べる点でも優秀。

4.エアームド・ランターンの採用

・エアームド
ここまででグライガーが重かったため完封ポケモンとして採用。
・ランターン
ジュゴン・エアームドに有利と言えるポケモンがいないこと、ファイアローに勝てるポケモンが1匹もいないことから採用。
ここで第1次パーティの完成。

5.ドラティナの採用(ハカドッグout)

6匹を並べた時点で
・どうあがいてもデンヂムシ相手に選出が窮屈になること
・ハカドッグが確実にヤルキモノに勝てるわけではないこと
の2点からハカドッグを解雇し、ブルンゲルと違いデンヂムシにタイプ相性上圧倒的有利を取れるドラゴンテールギラティナを採用。
ここから構築の軸がブラッキーからドラティナに代わります。

6.ファイアローの採用(フシギバナout)

ドラティナを採用したことによりアローラサンドパンが更に重くなったため、フシギバナの枠を変更する必要があったが、フェアリー耐性は落としてはいけないためこの枠には炎タイプを採用すべきと考えた。
アローラガラガラ・ファイアロー・ラウドボーン・アチゲータ・シシコ・カエンジシの6択だったが
・ドラティナのカモであるヤルキモノの選出を抑制しないこと
・コノヨザルへの耐性が欲しいこと
・起点さえ作ればニョロボンやナマズン辺りにも抗えること
の3点からファイアローを採用した。
(カエンジシはシールド0-0でマリルリを破壊出来る炎タイプです)

ガラガラには監督を務めてもらいました。

7.シャドウジバコイル・マンタインの採用(ランターン・エアームドout)

フシギバナが抜けたことでナマズンが重くなったため、対策枠を入れる必要が出てきた。そこで、ランターンとエアームドの役割であった対ジュゴン/エアームド/グライガー性能を落としすぎずに、対ナマズン性能を追加するためランターンとエアームドのタイプを分解してジバコイルとマンタインを採用した。

8.再度エアームドの採用(ブラッキーout)

ブラッキーがリージョナルで結果を出し始め、JCS本番でもメタ対象になりつつ比較的採用率が上がりそうだと感じたこと、またブラッキーヤルキモノジバコイルで格闘弱点を3匹並べるのが嫌だったこと、ジバコイルを採用したことでフェアリー耐性が薄くなったことからブラッキーを解雇し、再度エアームドを採用。

9.クレセリアの採用(ヤルキモノout)

パーティが飛行三枚になり全員電気弱点でランターンがありえないほど重くなってしまった。また構築に草打点が存在しないためランターンやナマズンと戦えるポケモンが欲しかったり、格闘耐性を増やしたかったことからクレセリアを採用。

10.ナマズン・プクリンの採用(エアームド・クレセリアout)

最後にクレセリアとエアームドが持つ対ランターン、対龍、対ヤルキモノ以外へのカウンター性能をそのままに、対鋼と対ベロリンガ性能を上げられるナマズンとプクリンを採用。

こうして結果的に第一次パーティから6匹全員変更されたパーティが完成した。(逆に凄くない???)

<個体解説>

●ドラティナ

★厳選ライン
・シャドウヌオーへのドラテブレイク
・ナマズンへのドラテブレイク
・チルタリスからの息吹ブレイク抑え

ヤルキモノに勝てるゴーストタイプ。
ドラテにしても当然デンヂムシやランターン等のタイプ相性上有利なポケモンとの相性関係は変わりません。(レジスチルだけ不利になる)
対ヤルキモノですが、1発目の岩雪崩にシールドを貼ってしまえば、ドラゴンテールのみで全起点にすることができ、ゲージを100まで溜めた状態かつ小突かれても倒されない程度のHPを残して2匹目と対面することが出来ます。
63ルールはその性質上タイプ被りのあるパーティが少なく、ゴースト技半減以下のポケモンが2匹以上選出をされることは少ないためヤルキモノの裏にはゴースト技が確実に一貫します。
怪しい風(シャドボ)→シャドボが裏に通るため、ヤルキモノに使ったシールドを回収するか2匹目を倒してそのまま3匹目を出させることが可能です。

ギラティナはシャドークローを採用していればドラゴンタイプでありながらマリルリやカプ・レヒレ、クレセリアに対面有利なポケモンであるため、最初の選出段階ではこれらのポケモンの選出を抑えることすら可能です(マリルリは怪しいかも)。
そしてドラテを見せた後の試合で引きずり出したこれらのポケモンをジバコイルでキャッチするのが当初想定していたBO3での強い勝ち方だと考えました。
本戦でも見事に決まってくれたため、採用したのは大正解でした。

●シャドウジバコイル

リージョナルで結果を残しまくっているポケモン。
日本人はこの手のポケモンを使わない読みで周りが殆ど練習して来ないと考え採用に踏み切りました。このポケモンの対面知識が相手にあるかどうかが勝敗のカギを握ります。
例えばシャドウグライガーはジバコイルにそんなに有利ではないですが、対面知識がなければグライガーで勝てる前提の選出をしてきてくれます。
これをジバコイルで破壊してしまえばそのままイージーウィンが狙えます。
ドラティナとの縦の相性補完が良く、ジバコの苦手な炎格闘、ドラティナの苦手な氷龍妖鋼に対して相互に耐性があるためちょっとだけ同時に出しやすい。

残り4匹は軽く

●ファイアロー

★厳選ライン
・0-14-6ラウドボーンに同発勝てる

ヤルキモノに強すぎない炎。
ラウドジュゴングライガーのような並びに対して起点を作れば3枚抜けるのが魅力的。

●マンタイン

★厳選ライン
・マリルリに翼で打つブレイク

グライガー・ベロリンガを明確に追うためにバブル光線を採用。
初手置きすることでバブル光線を入れてから後追いを成立させたり、引き先にすることでペラペラなジバコイルの起点を無理矢理作ったりも出来る。
プクリンを採用したことで冷Bを抜く選択肢が出来たのが大きかった。

●ナマズン

★厳選ライン
・ベロリンガへのマッドショットブレイク

デンヂムシに負けないためにシャドウではなく通常。
結果的に最後の最後シャドウグライガーに負けたのでシャドウの方が良かったかもしれないが結果論かなとも思う。
アローラサンドパンに強いのも評価点。

・プクリン

★厳選ライン
・SCP1位
・コスチューム(かわいい)

ベロリンガの選出を抑制してヤルキは呼べるポケモン。
ドラティナとの相性補完もGood。
エアームドを呼ぶことでジバコイルの起点を貰う。
アローラサンドパンのシャドクロ型の選出を抑制することで出されてもジバコイルのHP管理がしやすくなる。

<今年の総括>

俺が下手だった…。
ただそれだけでした。パーティは滅茶苦茶強かった自信があります。
6戦目はともかく4戦目は勝ち確を自分で捨てていたので、そこをちゃんと取っていればWCSでした。悔やんでも悔やみきれません。

しかし、去年と違いPJCS本戦には進むことが出来、ポケセン予選に対する取り組み方も1年かけてやっと掴むことが出来たので来年こそは勝ち上がりたいと思います。(オンライン予選復活してくれ)

今回当たった6人のうち3人がWCS権利を獲得しているためマッチング運にも恵まれなかったかなと思います。
あとゲーム部門も予選に出ていたんですが、あと1勝で予選抜けを2回やりました。今年は本当にマッチング運に恵まれていなかったです。
来年は運がいいと嬉しいですが、そんなもの踏み潰すぐらい人間が強くなればよいだけなので1年間精進します。


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