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今週のヒット作品(240525~240531)

こんにちは。ひろつかさです!
先週は新刊の発売が多く、嬉しい限りです。
今週はその中からいくつかピックアップもしています。
気に入った漫画はできるだけ紙で買うのですが、場所だけは如何ともしがたい問題です。
デジタルもいいのですが、パラパラ適当にめくれなかったり、本棚でまとめてどれ読もうか選んだりできないので中々切り替えられません。
今日はこれを読むぞ!と意気込んでごそっとテーブルに置いて消化していくのも楽しいんですよねえ。
では、今週のヒットです。

どくだみの花咲くころ 第1巻

先週発売されたばかりの新刊です。
今年の「マンガ大賞」に選ばれた「君と宇宙を歩くために」を始めとして最近上手く生きられない子供たちの話が普通の漫画として発売されることが多くなってきたように感じます。
「税金で買った本」の主人公もちょっとそのケがありますよね。
この作品も同様に、癇癪持ちの男の子が主人公です。ただ、その子がどうこうというよりも、その子のファンになった男の子が主人公で回っていくのがこのお話。
子供なりの自分で感情をコントロールできなさと、それに配慮する賢さはありつつも距離は詰めていく(詰めすぎてしまう)子供っぽさとが相まって、どっちの親だとしてもハラハラしてしまいそうな、それでいて易しく見ていたくなる漫画です。


クジマ歌えば家ほろろ 第5巻(終)

こちらも先週発売。
初めての紹介でいきなり最終巻です。
ロシアから来た変な鳥(?)のクジマとそれと一緒に暮らす家族のほっこりギャグマンガです。
ギャグのテイストは「よつばと」や「女の園の星」のような現実の中に急に出てくる不条理といった感じ。
そんな漫画の最終巻ですが、最後は危うく泣いてしまうかと思いました。
最終話の話をするとネタバレになりすぎるのですが、とてもやさしい気持ちになれる読後感とエピローグをずっと連載してほしいくらいの緩やかさでした。
全5巻などであっさり読めます。

町田くんの世界

こちらは既に完結している作品ですが、今週急に手に取って(アプリで読んで)とても良かったのです。
話としては、主人公の町田君の日々の話なのですが、とりあえず全7巻のうち3巻までしか読めていないながら、町田君のスマートさ、周りへの心からの愛情を感じられます。
運動も勉強も得意ではないけれど、立ち振る舞いや気遣いがこれだけちゃんとできてスマート、そして相手の(自分への恋心以外の)機微に敏感。
特に妹の幼馴染が感じているうしろめたさを払しょくさせてあげるために背中を押すシーンなどは、ただ優しいだけじゃない、年長者としての行動でほれぼれとしてしまいました。
半面、少女漫画の男の子なので、現実でやったらちょっとカッコつけすぎなところもありますけどね。
期間限定で1巻無料なので、ほのぼのとして漫画が読みたい気分の人は是非。


灰仭巫覡(新連載1話)

「エアトレック」「化物語(コミカライズ)」でおなじみ大暮維人の新連載。
もう、大暮維人節!って感じで絵はきれいだし、話はいきなり不穏だしで最高でした。何より、ヒロインらしき女の子がまさかの双頭。
「天上天下」の後半のテイストを新連載で活かしている印象で、これからの話がとても楽しみです。
1話にしては謎しかなく、これからどうなるか全く読めないのですが、2話と含めて序章になるんだろうなという雰囲気で、来週どうなるのかワクワクしています。


ということで、今週のヒット作品でした。
また、来週も楽しみに日々を過ごそうと思います。
特に灰仭巫覡!

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