教えるだけってすごく簡単だけど、、。

「どこまで教えていいのかな」。最近の課題です。指導者は教えるものだとか怒るものだとかそれぞれに指導者=○○のような考え方があると思います。私の中では、指導者=子供たち自らが考えてバレーができる環境を作る者、という考えで行っています。

教えすぎてもだめ、怒りすぎてもだめ、何もしなさすぎてもだめ、難しいですよね。技術を事細かに指導する指導者がいい指導者だとか、何から何まで教えてあげる指導者が面倒見がいい指導者だと評価されやすいのが今の世の中だと思います。でもこれってどうなのかなって私は思います。

「指導者が教えすぎるとそれ以上に面白みのある選手にはならない」
「上手い選手にはなるかもしれないけど賢い選手や面白い選手にはならない」私はこの考え方を持っています。私たちが思ったことや感じたことを子供たちに伝えたり、技術的な指導を事細かに伝えることってすごく簡単なことですよね?でも簡単に伝えることほど危険なことってないのかなと思います。私は、ある一定ラインまで伝えてあとはさぁ、考えてみて!自分で掴んでみて!って感じのやり方です。分かるまで待つ、掴んだら思いっきり褒める。これがいいのかな?って思ってます。自分で何かを掴むって育成年代の子供たちにとっては頭を使うことで難しいことなのかもしれませんが、その楽しさを覚えればどこまでも伸びると私は考えています。

私自身の今の課題は、「どのラインまでヒントを与えるのか」、「どのレベルの選手にどこまで伝えて、またどのような伝え方をするのか」です。より具体的に、また、より積極的に考えるような伝え方をするにはどうすればよいのか。私自身もまだまだ勉強です。

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