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ゴールは提出の先にあった| アートとコピー#4

第4回。早いものでもう折り返し地点に差し掛かった。いつものように事前課題に取り組んだ上での講義。

これまでの課題と比べて準備期間が短く、
それでいて販促コンペと提出日が被っている。
なかなか時間が取れない状況。何とか空き時間を捻出して、できる限りベストを尽くして、少しでも完成度を高めて提出をしよう。
相方にもお時間を割いてもらって、
どうにか提出できる状態に(ギリギリまでコンセプトを揺らがしてしまい、
相当ご迷惑をおかけしてしまった…🙏🏻)。
ただ、これが今の自分にできるベスト。落ち込んでいても仕方がない。
胸を張って意気揚々と。
何なら満足気に提出しに行った。

良かった。提出できた。これでひと段落だ。
提出できて満足だった。

そして講義当日。
ゲスト講師のお話を伺い、
受講生の作品を見て、
あっという間に授業終了の時刻。

これで終わりだ。
今回も無事提出できて良かった。

そう思いかけていたとき、
ある言葉を阿部さんから投げかけられた。

「課題のための課題にしてほしくない」
「本当に世に出すつもりでやっていましたか?」

ガツンと殴られたような、頭の中に衝撃が駆け巡る。
今回の企画を実現させようだなんて、まったく考えていなかったからだ

いつの間にか、提出に間に合わせること、
提出すること自体が目的になってしまっていた。
今の環境から抜け出すために、
チャンスを広げるためにこの場に来たはずなのに。

悪い意味で課題に取り組む日々に慣れてしまった。
自分の意識の低さを痛感させられて、
ものすごく悔しかった。
今一度本気にならないと。
(ある意味、今気づけて幸運だったかもしれない)


「課題をチャンスにする」
残り4回。課題はあくまでも通過点。
提出のその先をゴールにする。
この講座を使い尽くしてやります。



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