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大阪万博の地元経済界によるチケット負担

大阪あるいは関西の経済界でもチケットの負担が求められるようです。

これについて、チケットの価格そのものの高さもあって万博運営に関して批判も起きているようです。

確かに、入場料が高いことは事実です。
私が記憶するものと比べることになるのは、自分が経験した1990年の「国際花と緑の博覧会」、通称「花博」となりますが、それと比べて物価指数が1割強しか上がっていないのに、入場料が2倍強になっています。

2005年の愛・地球博では当日券4600円(前売り3900円)ですので、

花博と今度の大阪万博との中間ですね。

物価が上がっていないのに、入場料だけが跳ね上がっているのは、それだけ日本経済が壊滅的に発展していないことと、原材料費の高値についていけてないこと
労働力が不足していることなど、日本社会・経済全般の問題が凝縮して顕出していると言って良いでしょう。
大阪万博の高額な入場料は、失われた30年の象徴でもあります。

冒頭の話に戻りますが、関経連やら商工会議所(の会員企業)など経済界がチケットを大量購入するのは前の花博でもあったはずです。

私の父が当時会社経営をしていて、束で入場チケットを家に持って帰ってきたのを覚えています。私自身、それを使って何度か花博に行きましたから。

博覧会に限らず、大型イベントがあれば地元経済界が協力を求められるのはよくあることです。規模が過去よりあまりに異なるなら、これもまた批判の対象とすべきかも知れませんが、花博で関西・大阪の経済界がどれほどのチケット負担をしたか、どこかに資料あるでしょうか。その頃の新聞記事を漁ったら出てくるかも。

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