ウィーワークでの失敗に懲りるか?

ウィーワークがついに破産法適用の申請を行いました。大風呂敷から大失敗に至ったウィーワークの歴史は非常に興味深いものがありますが、ウォール街では良くある話でもあるのでしょう。もう誰もホットな話題とは思っていないようで、また次の投資先を探すことの方が重要です。

私自身も何度かウィーワーク、そして出資者のビジョンファンドについて、どちらかというと否定的に取り上げましたが、

まあ、目に見えた地雷だったと言ったら元も子もないのですが、犬の散歩アプリに3億ドルも出す孫正義氏なら、ウィーワークのそれ以上の大金を注ぎ込んでもおかしくありません。

ソフトバンクにとってのアリババ株みたいな超絶大成功なんてもう二度と無理だと思うのですが、まだそんな夢のような出資話は見つかるのでしょうか?

ARM社のように買ったはいいが政治上の問題で好きに出来ない企業にハマったりと、なんかついてないですね。

まあソフトバンクもビジョンファンドも大きくなりすぎて、買収する前に調査している段階でもう世間にバレて割高で掴まされるか他人にかっさらわれるかどちらかしか無くなっているようにも思えます。

営利企業じゃなくて、どこかの研究所か大学に手を出した方が、「急がば回れ」「損して得取れ」といった感じで長期的に見たら良さそうな気もしますが、短期利益を求められるファンドだと無理でしょうね。

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