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格安Androidエコシステムを試してみる

今はiPhone8Plusを使用していて、それ以前にはiPhone6PlusやiPhone5Sも使っていましたが、さらにその前はAndroidのNexus5を持っていました。

Nexus5は確か当時、発売されるかもという噂だけが先行していて、突然Googleのサイトで販売が始まってすぐに購入した思い出のある機種でした。その頃のAndroidスマホとしてはハイエンドレベルながら4万円程度と格安でした。Qi充電も出来ていい機種だったと思います。iPhone4から乗り換えても全く後悔しなかったことを覚えています。

さて、その後またiPhone陣営に戻ったのですが、先日、Amazonのセール時に気まぐれで安いAndroidスマホを購入しました。

買ったのはこちら。今は在庫切れですかね。

UMIDIGI A3 Pro Updated Edition SIMフリースマートフォン Android 9.0 2 + 1カードスロット 5.7インチ アスペクト比19:9 12MP+5MPデュアルリアカメラ 8MPフロントカメラ グローバルLTEバンド対応 3GB RAM + 16GB ROM(256GBまでサポートする) 顔認証 指紋認証 au不可 技適認証済み 一年メンテナンス保証 ゴールド
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07PKV8WHX/

クーポンもあって購入時の価格は7,600円ほどでした。Nexus5を使っていたときにインストールしていたAndroidのバージョンは5だったので、Android9はかなり久し振り感があります。

いわゆる中華スマホで、マイナーなメーカーですが一通りの機能は付いています。無いと言えるのはおサイフケータイ(FeliCa・NFCなど)とTV機能でしょうか。それ以外は、microSDとデュアルSIMが排他利用ではないですし、顔認証・指紋認証も付いています。対応バンドもそれほど少なくないのでdocomo、SoftBankのSIMでもまずつながります。

届いてから気がつきましたが、始めから対応ケースに包まれていて、画面保護シートも付いた状態で送られてきました。これは良いですね。スマホケースはメジャーどころでないと販売されていませんから。

性能自体はそこそこというか、当たり前ですがiPhoneのハイエンドクラスと比べるのが間違っていますが、一通りのことは出来ます。性能や安定性に差があるだけです。むしろ7,600円でこのレベルのスマホを買えたことが驚きです。そりゃ日本メーカーのスマホは太刀打ちできませんわ。iPhoneは欧米・日本でシェアを取っていますが、それ以外の国ではAndroid一択なのは当然ですね。というか、もし私に年頃の子どもがいたらiPhoneじゃなくてこの辺のスマホを買い与えているかも知れません。

Androidスマホの問題は、一部の機種を除いて最新バージョンやセキュリティアップデートがあまりないことですが、これくらい安いのであれば、毎年新しいバージョンの中国無名メーカーのAndroidスマホを買っていってもいいんじゃないでしょうか。何せ10台買ってもiPhoneより安いくらいです。

メインスマホとしてだけではなく、私のようにサブのスマホとしても持っていても気にならない値段です。ロケットモバイルの神プラン(S)のSIMを突っ込んで見ましたが、ちゃんと電波をつかみます。メインはiPhoneでdocomo系のMVNOのSIMを使い、サブでSoftBank系のMVNOのSIMということで、もしdocomoが通信障害を起こしても大丈夫です。

ちなみに、このUMIDIGIがスマートウォッチもAmazonで売っていたのでそれも買ってみました。こちらもクーポンでの割引後で2600円ほどだったので、スマホとスマートウォッチを合計しても1万円弱で揃えることが出来ました。

UMIDIGI スマートウォッチ IP67防水 Uwatch2 スマートブレスレット 1.3フルタッチスクリーン 心拍数 活動量計 歩数計 目覚まし時計 カロリ 遠隔撮影 睡眠監視 LINE/Twitter/Facebook通知 iPhone&Android 日本語説明書付き(2ストラップ)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07WN749C7/

こちらのUwatch2も画面表示や解像度は結構チープな作りながら、ベルトはApple Watchのミラネーゼループっぽいものが付いていましたし、SNS通知、歩数計や心拍数計、血圧計までありました。正直これでちゃんと血圧を測定できるのか疑問ですが、実際に測ってみると確かに普段の血圧と同じ程度の数字が表示されます。かけ離れたいい加減な数字は出ていません。

iPhone・Apple Watchの組合せと、このA3 pro・Uwatch2の組合せで出来ることというのは大きく差があるわけではありません。もちろん全く同じことが出来るわけでは無いし、性能も速度も洗練さも大きな差があります。それでも値段差を考えると前者が15万円程度、後者が1万円程度ということになると考えてしまいますね。

多分、次のスマホもiPhoneを選ぶと思いますが、収入なり財産なり苦しい状況になったらAndroidのエコシステムを選ぶかも。それでもやれることに大きな差は出ないんですよね。使う度に少しずつストレスが溜まるか快適に使えるかの違いくらいですね。お金があればアップル製品(あるいはAndroidのハイエンドクラス)でいいんでしょうけれど、お金が無くてもやりようがあるのは消費者にとってはいいことですよね。

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