2024年7月25日ガンバ大阪対レアル・ソシエダードYouTube観戦の感想

まずガンバの試合の前に、パリ五輪メンバーとして現地入りしたものの、怪我により離脱してしまった半田陸に関して。

本当にガンバサポーターとしては残念ではありますが、一番悔しいのは本人に違いありません。またガンバに戻り試合に復帰した際には、力の限りの拍手で迎えたいと思います。

そのパリ五輪を戦う大岩監督率いる日本代表は、パラグアイ相手に5-0というスコアで快勝しました。相手の退場もあってのこととはいえ、そもそも退場になるくらいのラフプレーを連発してくる方が悪い。日本の勝利は正当なものでした。

さて、今日もクソ暑い大阪の話ですが、ガンバ大阪が何のコネかレアル・ソシエダードとの試合を行います。

昨年からこういう花試合を何度もしてきたガンバですので、経営戦略上の一環であり、元々いるガンバサポーターを満足させるための試合ではなく、新規客をゲットする手段の一つとして行われるのだろうと思っています。

ぶっちゃけ、私個人は結果に何の価値も無い試合には興味が湧かないので、絶対に行くことはないのですが、去年の花試合含め、こういう試合にはそれなりに客はいます。平日なんで4万人のスタジアムではガラガラに見えますが。

怪我人も赤字も出さずに終えれば上等だと思いつつ、YouTubeでのレアル・ソシエダードTVというもので生配信を見ました。

日本のメディアでの中継が無い一方で、ソシエダ側があるのですから、この辺はこの試合開催の契約関係によるものなのでしょう。どうでも良い試合なのでどうでも良いのではありますが。

昨日、鹿島アントラーズが三笘のいるブライトンに1-5と大敗して、アレコレ言われていますが、向こうが集金ツアーのお遊びだという一方で、Jリーグクラブだって優勝争いの真っ只中で怪我をしないような強度でやれば、あとは戦術的な差が出てきてしまいます。

そのことを思うと、スペイン人のポヤトス監督としてはスペインリーグのサッカーの長所短所は分かっている訳で、鹿島よりはそれなりに拮抗した試合になるんじゃないでしょうか。

ガンバは本来のベストメンバーから半分ほど入れ替えました。宇佐美・一森・ウェルトンがいない時点で今年のガンバの長所が半減しているスタメンです。坂本と中野が提携しているアヤックスの練習に参加しているので、こんなもんですよね。ソシエダのメンバーは知らん。

前半はお互いに探り探りしながらも、時々決定機未満のチャンスを迎える程度。

41分にはスムーズなパスワークから最後はジェバリが左足でシュートするも相手GKにセーブされます。これくらい、ポストプレー時のプレスが弱い試合だとジェバリは楽でしょう。

45分ついにガンバが先制!と思いきやオフサイドでノーゴール。結局前半は0-0で終わりました。

後半からは倉田やネタ・ラヴィも出てきました。

この試合って、出場機会少ない石川らにプレーする機会を与えられるし、ガンバに取っては結構いい試合だったかも知れません。赤字にならなければの話ですが、そもそも売上・経費の分担が、ガンバ、ソシエダ、プロモーターの間でどうなっているかも分かりませんけれど。

後半は最初から相手に押される展開が続きますが、向こうのシュートが下手だったこともあって助かりました。

そしてなにより、今シーズンは一森、東口に次ぐ3番手のGKとなった石川が1点もののピンチを防ぐ防ぐ。石川が一森、東口に劣るわけではないということを証明する試合にもなりました。

しかしガンバのコーナーキックからのカウンターを防ぎきれず、最後は綺麗なループシュートを決められて失点。もったいない奪われ方でした。

ちなみに推測ですが、自陣ゴール前で相手に詰められてもボールをなんとかつなごうとするシーンが多いので、普段のJリーグの公式戦とは違い、あえてボールを前に蹴らずに頑張ってつなぐように試合前に指示があったかも知れません。普段のストレスをテストマッチで解消してるのかも・・・?

後半43分にはロングボールからジェバリが決定機を迎えるもシュートを相手GKに当ててしまい得点ならず。あれは決めてくれないと今後のJリーグにも影響が出てくる。

直後のチャンスからのシュートもまたしてもGKがセーブ。お互いに良いGKがいますな。

結局試合はレアル・ソシエダードが0-1で勝利。ガンバとしては得点チャンスはありましたが、それ以上に石川が失点を防いでいての1点差負けなのでしょうがないですね。

ガチめの引退試合くらいの強度で行われる親善試合でしたが、とりあえず怪我も無く終わって良かったです。

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