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大阪市立美術館にてメトロポリタン美術館展、あべのハルカス美術館にてコレクター福富太郎の眼展を観てきました

大阪市立美術館にてメトロポリタン美術館展、あべのハルカス美術館にて「コレクター福富太郎の眼」展を観てきました。

前者の方は時間指定のチケット予約が必要でした。指定された時間の間に訪れれば入れますので、11時30分〜12時30分のチケットを買い、11時40分頃に行くと行列も無くすんなり入場できました。

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15世紀のルネサンス期から始まり、ヨーロッパ各地の宗教画・肖像画・静物画・風景画・風俗画、またバロック美術、古典主義、ロココ様式、写実主義に印象派、最後にポスト印象派まで400年くらいを一気に網羅する意欲的な特別展だったと思います。

65点のうち7割にあたる46点が日本初公開だそうで、東京の美術館よりも先に大阪で開催してくれたことがありがたいですね。

制限があるおかげで中が混雑することもなく、そこそこの人出の中での鑑賞を楽しめました。出口にあっ特別展のミュージアムショップでは何十人もの行列が出来ていたので、何も買わずに出てきましたが。

さて、天王寺駅地下で昼食を取って次はあべのハルカス美術館へ、と思って店を出たところで、こんな看板に気付きました。

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もし美術館の後にあべちかで飲食する人は先に確認しておきましょう。

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さて、この高くそびえるあべのハルカス16F、あべのハルカス美術館に参りまして、今度は日本画を中心にした特別展である、
「コレクター福富太郎の眼
昭和の名実業家が愛した珠玉のコレクション」
を鑑賞します。

こちらでは特に時間指定などもないので現地でチケットを購入。さすがにメトロポリタン美術館展よりも来場客は少ないですが、印象派に影響を与えた浮世絵からの伝統を受け継いだ鏑木清方などをその分たっぷりと楽しめました。

あべのハルカス美術館では出口に近畿や日本全国のミュージアムのチラシが置いていますが、来年春に開館する大阪中之島美術館のチラシもありました。

今の国立国際美術館の真横に位置する、立方体で印象的な建物です。この大阪中之島美術館に国立国際美術館、フェスティバルタワーにある中之島香雪美術館、中之島の東側にある東洋陶磁美術館と徐々に大阪で美術・芸術と言えば中之島、という時代になりました。東京の上野公園ほどではなくとも、結構楽しみな地域になってきました。

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