東京アラートってなに?

6/2、東京都内で新たに34人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたことをうけて、「東京アラート」を出す方向で調整を進めているとのこと。

「東京アラート」が出ると、レインボーブリッジを赤く点灯させるらしいということは知っていたのだけれど、「東京アラート」ってどんな時に出されるのかとかをよく知らなかったのでまとめてみる。

東京アラートとは?

「東京アラート」は、東京都が休業要請などを段階的に緩和していくにあたって、感染状況が再び悪化したと判断した場合に都民に警戒を呼びかける都独自の対策。

都は休業要請などの緩和を、7つの指標に基づいて判断していて、このうち都内の感染状況に関する3つの指標では目安となる数値を設けている。

具体的には、
①1週間の平均でいずれも1日当たり新たな感染の確認が20人未満、
②感染経路がわからない人の割合が50%未満、
③感染した人の週単位の増加比率が前の週より低くなる、
という3つの指標を満たすかを確認。

3つの指標に加えて、都は
・入院中や重症の患者数、
・PCR検査で感染が確認された人の割合を示す「陽性率」など、ほかの指標も考慮し、専門家の意見を踏まえて総合的に判断して要請を緩和することにしている。

「東京アラート」は、具体的な数値を設けた3つの指標のうち、1つでも目安の数値を超えた場合に、ほかの指標も勘案して、必要と判断されれば、都民に警戒を呼びかけるために出される。

1日の感染の確認が30人以上となるのは先月14日以来、19日ぶりで新規感染者も増加傾向にある。緊急事態宣言は解除されたけれど、これまでどおりいろいろ気をつけながら生活していかないといけないな…。

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